最新のリリースでは、このページがまだ翻訳されていません。 このページの最新版は英語でご覧になれます。

coder.CodeConfig

MATLAB コードから C/C++ コードを生成するための構成パラメーター

説明

coder.CodeConfig オブジェクトには、スタティック ライブラリ、ダイナミック リンク ライブラリ、実行可能プログラムを生成するために codegen が使用する構成パラメーターが含まれます。-config オプションを使用して、オブジェクトを関数 codegen に渡します。

作成

説明

cfg = coder.config(build_type) は、指定したビルド タイプのコード生成構成オブジェクトを作成します。ビルド タイプには、スタティック ライブラリ、ダイナミック リンク ライブラリ、または実行可能プログラムを指定できます。Embedded Coder® 製品がインストールされていない場合、coder.CodeConfig オブジェクトが作成されます。それ以外の場合は coder.EmbeddedCodeConfig オブジェクトが作成されます。

cfg = coder.config(build_type, 'ecoder', false) は、Embedded Coder がインストールされていても、指定された出力タイプの coder.CodeConfig オブジェクトを作成します。

入力引数

すべて展開する

C/C++ コードからビルドする出力。次の表のいずれかの値として指定します。

説明
'LIB'スタティック ライブラリ
'DLL'ダイナミック リンク ライブラリ
'EXE'実行可能プログラム

プロパティ

すべて展開する

コンパイラの最適化またはツールチェーンのデバッグ設定。次の表のいずれかの値として指定します。

説明
'Faster Builds'

ビルドを最適化して、ビルド時間を短縮します。

'Faster Runs'

ビルドを最適化して実行可能ファイルの実行を迅速化します。

'Debug'

ビルドをデバッグ用に最適化します。

'Specify'

選択したツールチェーン内のツールの設定をカスタマイズするには CustomToolchainOptions プロパティを有効にします。Toolchain プロパティが 'Automatically locate an installed toolchain' に設定されると、BuildConfiguration'Specify' に設定することで、Toolchain が特定された位置にあるツールチェーンに変更されます。

生成コードのコード置換ライブラリ。次の表のいずれかの値として指定します。

説明
'None'

この値が既定値です。

コード置換ライブラリを使用しません。

名前付きのコード置換ライブラリ

特定のプラットフォーム、コンパイラまたは標準のコード置換ライブラリへの呼び出しを生成します。名前付きライブラリのリストは以下に応じて変わります。

  • インストールされているサポート パッケージ。

  • システム ターゲット ファイル、言語、標準数学ライブラリ、デバイス ベンダー構成。

  • Embedded Coder 製品を使用してコード置換ライブラリを作成して登録したかどうか。

互換性のあるライブラリは以下のパラメーターに依存します。

  • TargetLang

  • TargetLangStandard

  • ハードウェア実行構成オブジェクトの ProdHWDeviceType

Embedded Coder はより多くのライブラリを提供し、カスタム コード置換ライブラリの作成と使用を可能にします。

MATLAB® Coder™ は、選択されたコード置換ライブラリが必要とする最低限のヘッダー ファイル用 #include ステートメントを生成します。

このパラメーターを設定する前に、使用するライブラリがコンパイラでサポートされていることを確認してください。コンパイラでサポートされていないパラメーター値を選択した場合、コンパイラ エラーが発生することがあります。

メモ

MATLAB Coder ソフトウェアは TLC コールバックをサポートしません。

コンパイル時の再帰による関数の特殊化の最大数。正の整数として指定します。MATLAB コード内で再帰が許可されないようにするには、CompileTimeRecursionLimit を 0 に設定します。コンパイル時の再帰限界値の既定値は、このタイプの再帰を必要とするほとんどの再帰関数で十分に大きい値です。コンパイル時の再帰限界値が原因でコード生成に失敗する場合にコンパイル時の再帰が必要なときは、限界値を高くします。あるいは、コード ジェネレーターが実行時の再帰を使用するように、MATLAB コードを変更します。コンパイル時の再帰限界値に達するを参照してください。

定数畳み込みが実行する命令の最大数。状況によっては、コード生成で特定の命令を定数にする必要があります。これらの命令で定数畳み込みが行われる前に定数畳み込みが停止した場合、コードの生成は失敗します。この場合は、ConstantFoldingTimeout の値を増やします。

生成コードの MATLAB Coder の最適化を参照してください。

CppInterfaceStyle'Methods' に設定して C++ コードを生成する際のインターフェイス クラスの名前。この場合、MATLAB エントリポイント関数の生成コードは、CppInterfaceClassName で指定された名前をもつ C++ クラスに含まれているメソッドで構成されています。CppInterfaceStyle'Functions' に設定した場合、このプロパティの効果はありません。

クラス インターフェイスをもつ C++ コードの生成を参照してください。

コードの生成元である MATLAB エントリポイント関数の生成された C++ コードに対するインターフェイスのスタイル。既定では、エントリポイント関数は C++ 関数になります。'Methods' を選択した場合、エントリポイント関数は C++ クラスのメソッドになります。プロパティ CppInterfaceClassName を使用してクラスの名前を指定します。

クラス インターフェイスをもつ C++ コードの生成を参照してください。

生成された C++ コードの名前空間。空でない文字ベクトルを指定しない限り、コード ジェネレーターは名前空間でコードを生成しません。

C++ コード生成を参照してください。

MATLAB コードの特定の低水準なベクトルおよび行列演算に対して生成されたコードの BLAS ライブラリ呼び出し用コールバック クラス。文字ベクトルとして指定します。

BLAS コールバック クラスを特定の低水準なベクトルと行列関数で指定する場合、コード ジェネレーターは BLAS ライブラリへの CBLAS C インターフェイスを使用して、BLAS 呼び出しを生成します。コールバック クラスは、CBLAS ヘッダー ファイルの名前、CBLAS データ型の名前、および BLAS ライブラリへのリンクに必要な情報を提供します。このパラメーターが空の場合、コード ジェネレーターは BLAS 呼び出しの代わりに行列関数のコードを生成します。

生成されたスタンドアロン コードでの BLAS 呼び出しを使用した行列演算の高速化を参照してください。

MATLAB コードで関数 FFT に対して生成されたコードの FFTW ライブラリ呼び出しのコールバック クラス。文字ベクトルとして指定します。

FFT 関数の実行速度を改善するために、コード ジェネレーターは、コールバック クラスで指定する FFTW ライブラリの呼び出しを生成します。このパラメーターが空である場合、コード ジェネレーターは FFTW ライブラリを呼び出す代わりに、FFT 関数に対して独自のアルゴリズムを使用します。

生成されたスタンドアロン コードでの FFTW ライブラリ呼び出しを使用した高速フーリエ変換の高速化を参照してください。

MATLAB コードから生成された各 C/C++ ヘッダー ファイルの最上部近くに表示されるカスタム コード。文字ベクトルとして指定します。

生成コードのコンパイル時にインクルード パスに追加するインクルード フォルダー。インクルード フォルダーのリストを文字ベクトルとして指定します。文字ベクトルでは、インクルード フォルダーを pathsep 文字で区切ります。以下に例を示します。

cfg = coder.config('lib','ecoder',false);
cfg.CustomInclude = ['C:\Project' pathsep 'C:\Custom Files'];

生成された初期化関数に含めるカスタム コード。文字ベクトルとして指定します。

MATLAB コードの特定の線形代数に対して生成されたコードの LAPACK ライブラリ呼び出しのコールバック クラス。文字ベクトルとして指定します。

LAPACK コールバック クラスを指定すると、特定の線形代数関数では、コード ジェネレーターが LAPACK ライブラリへの LAPACKE C インターフェイスを使用して LAPACK 呼び出しを生成します。このコールバック クラスは、LAPACKE ヘッダー ファイルの名前と LAPACK ライブラリへのリンクに必要な情報を提供します。このパラメーターが空の場合、コード ジェネレーターは LAPACK 呼び出しではなく線形代数関数のコードを生成します。

生成されたスタンドアロン コードでの LAPACK 呼び出しを使用した線形代数の高速化を参照してください。

生成コードにリンクするスタティック ライブラリ ファイル。文字ベクトルとして指定します。文字ベクトルでは、ライブラリ ファイル名を pathsep 文字で区切ります。

コンパイルして生成コードにリンクするソース ファイル。文字ベクトルとして指定します。文字ベクトルでは、ソース ファイル名を pathsep 文字で区切ります。

ビルド プロセスは最初に現在のフォルダー内でソース ファイルを探してから、CustomInclude に指定したインクルード フォルダー内で探します。検索パス上の複数のフォルダーに同じ名前のソース ファイルがある場合、指定したファイルとは別のファイルがビルド プロセスで使用される可能性があります。

たとえば、foo.cpp をソース ファイルとして指定するとします。foo.cfoo.cpp の両方が検索パスにある場合、ビルド プロセスが foo.cfoo.cpp のどちらを使用するか断定できません。

生成された .c または .cpp ファイルの最上部付近、関数の外側にコードが表示されるよう指定します。文字ベクトルとしてコードを指定します。

C 静的関数の定義は指定しないでください。

生成された終了関数に表示されるコード。文字ベクトルとして指定します。

選択したツールチェーンのツールに対するカスタム設定。cell 配列として指定します。

依存関係:

  • Toolchain プロパティは、cell 配列に表示されるツールとオプションを決定する。

  • BuildConfiguration プロパティを Specify に設定すると、CustomToolchainOptions が有効化される。

最初に、現在の設定を取得します。次に例を示します。

cfg = coder.config('lib');
cfg.BuildConfiguration='Specify';
opt = cfg.CustomToolchainOptions

次に、opt の値を編集します。

これらの値はツールチェーン定義ファイルおよびサードパーティ コンパイラ オプションから派生します。カスタム ツールチェーンの登録を参照してください。

生成コードのデータ型置換。次の表のいずれかの値として指定します。

説明
'CBuiltIn'

この値が既定値です。

コード ジェネレーターは組み込みの C データ型を使用します。

'CoderTypeDefs'コード ジェネレーターは rtwtypes.h から事前定義されたデータ型を使用します。

深層学習ネットワークのコード生成の構成オブジェクト。coder.MklDNNConfig オブジェクトまたは coder.ARMNEONConfig オブジェクトとして指定します。

coder.MklDNNConfig オブジェクトには、Intel® MKL-DNN を使用した深層学習用の C++ コード生成に固有のパラメーターが含まれています。coder.MklDNNConfig オブジェクトを作成するには、coder.DeepLearningConfig を使用します。以下に例を示します。

cfg = coder.config('mex');
cfg.TargetLang = 'C++';
cfg.DeepLearningConfig = coder.DeepLearningConfig('mkldnn');

coder.ARMNEONConfig オブジェクトには、ARM® Compute Library を使用した深層学習用の C++ コード生成に固有のパラメーターが含まれています。coder.ARMNEONConfig オブジェクトを作成するには、coder.DeepLearningConfig を使用します。以下に例を示します。

cfg = coder.config('lib');
cfg.TargetLang = 'C++';
cfg.DeepLearningConfig = coder.DeepLearningConfig('arm-compute');

深層学習ネットワークのコード生成には Deep Learning Toolbox™ および MATLAB Coder Interface for Deep Learning Libraries サポート パッケージが必要です。

MKL-DNN を使用した、深層学習ネットワークのためのコード生成およびARM Compute Library を使用した、深層学習ネットワークのためのコード生成を参照してください。

依存関係: DeepLearningConfig を設定すると、codegenTargetLangC++ に設定されます。

オブジェクトの説明。文字ベクトルとして指定します。

動的メモリ割り当てモード。次の表のいずれかの値として指定します。

説明
'Threshold'

この値が既定値です。

コード ジェネレーターは、サイズ (バイト単位) が DynamicMemoryAllocationThreshold 以上である可変サイズ配列に対しては、ヒープ上でメモリを動的に割り当てます。

'AllVariableSizeArrays'コード ジェネレーターは、ヒープ上ですべての可変サイズ配列のメモリを動的に割り当てます。
'Off'

コード ジェネレーターは、スタック上で可変サイズ配列のメモリを静的に割り当てます。

制限のない可変サイズの配列では動的なメモリ割り当てが必要です。

依存関係:

  • EnableVariableSizing により、このパラメーターが有効になります。

  • この DynamicMemoryAllocation'Threshold' に設定すると、DynamicMemoryAllocationThreshold パラメーターが有効になります。

可変サイズ データのためのコード生成を参照してください。

可変サイズの配列の動的なメモリ割り当てのサイズしきい値。正の整数として指定します。コード ジェネレーターでは、しきい値以上のサイズ (バイト) をもつ可変サイズの配列に動的メモリ割り当てを使用します。

依存関係:

  • DynamicMemoryAllocation'Threshold' に設定すると、このパラメーターが有効になります。

可変サイズ データのためのコード生成を参照してください。

自動的な外部関数呼び出し。次の表のいずれかの値として指定します。

説明
true

この値が既定値です。

コード ジェネレーターは、一部の一般的な可視化関数を外部関数として扱います。coder.extrinsic を使用してこれらの関数を外部関数として宣言する必要はありません。この機能を使用すると、コードがコード生成に適するようになるまでの時間が短縮されます。

false一般的な可視化関数を coder.extrinsic を使用して外部関数として宣言しない限り、コード ジェネレーターはこれらの可視化関数を外部関数として扱いません。

一部の一般的な可視化関数とは plotdispfigure です。外部関数を参照してください。

memcpy 最適化。次の表のいずれかの値として指定します。

説明
true

この値が既定値です。

可能であれば、コード ジェネレーターは memcpy 最適化を使用します。連続する配列要素をコピーするコードを最適化するために、memcpy 最適化はこのコードを memcpy 呼び出しに置き換えます。コピーする要素数がコンパイル時にわかっている場合、コード ジェネレーターは MemcpyThreshold プロパティを使用して、最適化を使用するかどうかを判断します。memcpy 最適化を参照してください。

false

コード ジェネレーターは memcpy 最適化を使用しません。

parfor ループの並列化。次の表のいずれかの値として指定します。

説明
true

この値が既定値です。

可能であれば、コード ジェネレーターは OpenMP ライブラリを使用して、並列実行されるループ反復を生成します。

false

コード ジェネレーターは parfor ループを for ループとして処理します。

parfor を参照してください。

OpenMP ライブラリの使用は Just-In-Time (JIT) コンパイルと互換性がありません。EnableJITEnableOpenMPtrue の場合、コード ジェネレーターは JIT コンパイルを使用し、parfor ループを for ループとして処理します。

実行時の再帰のサポート。次の表のいずれかの値として指定します。

説明
true

この値が既定値です。

生成されたコードで再帰関数が許可されます。

false

生成されたコードで再帰関数が許可されません。

MISRA® などの一部のコーディング標準では、再帰は許可されません。MISRA C® に準拠したコードを生成する可能性を高めるには、EnableRuntimeRecursionfalse に設定します。

MATLAB コードで実行時の再帰が必要な場合に EnableRuntimeRecursionfalse のとき、コード生成に失敗します。

再帰関数のコード生成を参照してください。

可変サイズ配列のサポート。次の表のいずれかの値として指定します。

説明
true

この値が既定値です。

可変サイズの配列がコード生成で許可されます。

false

可変サイズの配列がコード生成で許可されません。

依存関係:

  • Dynamic memory allocation を有効にします。

可変サイズの配列のコード生成を参照してください。

ファイルの分割モード。次の表のいずれかの値として指定します。

説明
'MapMFileToCFile'

この値が既定値です。

コード ジェネレーターは各 MATLAB 言語ファイルに対して個別の C/C++ ファイルを生成します。

'SingleFile'コード ジェネレーターは、MATLAB エントリポイント関数にマッピングされる C/C++ 関数に対して 1 つのファイルを生成します。コード ジェネレーターは、ユーティリティ関数に対して個別の C/C++ ファイルを生成します。

MATLAB Coder が生成コードを分割する方法を参照してください。

ソース コードのみの生成。次の表のいずれかの値として指定します。

説明
false

この値が既定値です。

コード ジェネレーターは C/C++ ソース コードを生成し、オブジェクト コードをビルドします。

true

コード ジェネレーターは C/C++ ソース コードを生成しますが、make コマンドを呼び出したり、オブジェクト コードをビルドしたりしません。MATLAB コードの変更と C/C++ コードの生成を反復するときは、コードのみ生成すると時間を節約できます。

生成されたコード内のコメント。次の表のいずれかの値として指定します。

説明
true

この値が既定値です。

コード ジェネレーターは生成されたコードにコメントを配置します。

falseコード ジェネレーターは生成されたコードにコメントを配置しません。

C/C++ main ファイルの生成例。次の表のいずれかの値として指定します。

説明
'GenerateCodeOnly'

この値が既定値です。

コード ジェネレーターは C/C++ の main 関数の例を生成しますが、コンパイルしません。

'DoNotGenerate'

コード ジェネレーターは C/C++ の main 関数の例を生成しません。

'GenerateCodeAndCompile'

コード ジェネレーターは C/C++ の main 関数の例を生成し、コンパイルしてテスト実行可能ファイルを作成します。この実行可能ファイルは出力を返しません。

GenCodeOnly パラメーターが true である場合、コード ジェネレーターは C/C++ の main 関数をコンパイルしません。

main 関数の例は、生成された C/C++ コードを呼び出す C/C++ main 関数を作成するのに役立つテンプレートです。main 関数の例を使用した生成コードの組み込みを参照してください。

ビルド プロセス中の makefile の生成。次の表のいずれかの値として指定します。

説明
true

この値が既定値です。

コード ジェネレーターは、ビルド プロセス中に makefile を生成します。

falseコード ジェネレーターは、ビルド プロセス中に makefile を生成しません。コード生成後のコマンドで、コンパイルやリンクを含む、コード生成後処理の手順を指定します。ビルド プロセスのカスタマイズを参照してください。

非有限データのサポート ファイルの生成。以下の表のいずれかの値として指定します。

説明
true

この値が既定値です。

コード ジェネレーターは、生成されたコードが非有限データ (Inf および NaN) を使用している場合のみ、非有限データのサポート ファイルを生成します。

false

コード ジェネレーターは、非有限データ (Inf および NaN) のサポート ファイルを常に生成します。

依存関係:

  • SupportNonFinitetrue に設定すると、このパラメーターが有効になります。

コード生成レポート。次の表のいずれかの値として指定します。

説明
false

この値が既定値です。

コード ジェネレーターは、エラーや警告メッセージが発生した場合のみ、または LaunchReporttrue に設定した場合にレポートを生成します。

trueコード ジェネレーターはコード生成レポートを生成します。

ハードウェア ボードを指定するオブジェクト。coder.Hardware オブジェクトを作成するには、関数 coder.hardware を使用します。以下に例を示します。

cfg = coder.config('lib');
hw = coder.hardware('Raspberry Pi');
cfg.Hardware = hw;

coder.hardware を使用する前に、ハードウェアのサポート パッケージをインストールしなければなりません。

依存関係:

  • Hardware を設定すると、特定のハードウェア ボードに対するハードウェア実行オブジェクトと他のコンフィギュレーション パラメーターがカスタマイズされます。

  • DeepLearningConfigcoder.ARMNEONConfig オブジェクトに設定した場合に Hardware が空であると、codegenGenCodeOnly プロパティが true に設定されます。

メモ:

  • coder.CodeConfig オブジェクト cfg を MATLAB セッションで作成し、そのオブジェクトを別の MATLAB セッションで使用するとします。2 つ目のセッションの MATLAB ホスト コンピューターに cfg.Hardware プロパティで指定されたハードウェア ボードがインストールされていないと、このパラメーターは既定値に戻ります。既定値は [] です。

C/C++ コード生成のハードウェア固有の構成パラメーターを指定するハードウェア実行オブジェクト。coder.config は、HardwareImplementation プロパティが MATLAB ホスト コンピューターの既定のパラメーター値をもつ coder.HardwareImplementation オブジェクトに設定された coder.CodeConfig オブジェクトを作成します。

複数のヘッダー ファイルが含まれていることに起因するコンパイル エラーを回避するために、コード ジェネレーターによって生成ヘッダー ファイル内に #ifndef または #pragma once のいずれかの構造が生成されます。同じプリプロセッサ マクロを使用する異なるファイルをプロジェクトで使用する場合、#pragma once 構造を使用してコードを生成します。#pragma once のコンパイル動作は標準化されていません。

次の表のいずれかの値として HeaderGuardStyle を指定します。

説明
UseIncludeGuard

コード ジェネレーターによって #ifndef スタイルの #include ガードが生成されます。

UsePragmaOnceコード ジェネレーターによって #pragma once スタイルの #include ガードが生成されます。

行優先のレイアウトによる効率性の潜在的な問題の表示。次の表のいずれかの値として指定します。

説明
true

コード生成レポートには、行優先のレイアウトによる効率性の潜在的な問題が表示されます (この値が既定値です)。

falseコード生成レポートには、配列レイアウトに関する問題は表示されません。

行優先のレイアウトのコード設計を参照してください。

memset を使用した float と double のゼロの代入。次の表のいずれかの値として指定します。

説明
true

この値が既定値です。

可能であれば、コード ジェネレーターは、連続する配列要素への浮動小数点ゼロの代入に対して memset 最適化を使用します。連続する配列要素を代入するには、memset 最適化では memset 呼び出しが使用されます。代入する要素数がコンパイル時にわかっている場合、コード ジェネレーターは MemcpyThreshold プロパティを使用して、最適化を使用するかどうかを判断します。memset の最適化を参照してください。

false

コード ジェネレーターは、連続する配列要素への float と double のゼロの代入に対して memset 最適化を使用しません。

インライン化された関数のスタック サイズ制限。正の整数として指定します。スタック サイズ制限によって、インライン化された関数のローカル変数に割り当てられるスタック領域の量が決定されます。

スタック領域の制限を指定すると、インライン化の許容量に制限がかかります。ライン外の関数の場合、関数のローカル変数のスタック領域は、関数が返ったときに解放されます。しかしインライン関数では、関数が返されても、ローカル変数によってスタック領域は占有されたままになります。

この機能は、スタック サイズが制限される場合がある組み込みプロセッサでは特に重要です。

インライン化の制御を参照してください。

インライン化に関する関数サイズのしきい値。正の整数として指定します。

他の条件によってインライン化が回避されない限り、コード ジェネレーターは、しきい値より小さい関数をインライン化します。

関数のサイズは、実際の MATLAB 命令でもターゲット プロセッサの命令でもなく、命令の無名数として測定されます。必要なインライン化の動作を得るには、しきい値を調整します。たとえば、既定のしきい値を設定すると大きい関数がインライン化され、C コードが大量に生成される場合、生成されたコードが満足なサイズになるまでしきい値を調整してください。

インライン化の制御を参照してください。

インライン化後の関数の最大サイズ。正の整数で指定します。インライン化後、呼び出し元の関数のサイズが InlineThresholdMax を超えると、コード ジェネレーターは呼び出した関数をインライン化しません。

関数のサイズは、実際の MATLAB 命令でもターゲット プロセッサの命令でもなく、命令の無名数として測定されます。必要なインライン化の動作を得るには、しきい値を調整します。たとえば、既定のしきい値を設定すると大きい関数がインライン化され、C コードが大量に生成される場合、生成されたコードが満足なサイズになるまでしきい値を調整してください。

インライン化の制御を参照してください。

コード生成レポートを自動的に開く。次の表のいずれかの値として指定します。

説明
false

この値が既定値です。

エラーや警告が発生した場合、または GenerateReporttrue の場合、コード ジェネレーターはレポートを生成しますが、レポートを開きません。

trueコード ジェネレーターはコード生成レポートを生成して開きます。

このしきい値より反復回数が少ないループが、コード ジェネレーターによる自動展開の候補です。このしきい値は、MATLAB コードのすべての for ループに適用されます。個々の for ループでは、ループの直前に配置された coder.unroll 命令がループ展開の最適化より優先されます。しきい値は、コード生成中に生成された一部の for ループにも適用できます。

for ループの展開を参照してください。

生成コードに MATLAB ソース コードをコメントとして含める。次の表のいずれかの値として指定します。

説明
false

この値が既定値です。

コード ジェネレーターは MATLAB ソース コードをコメントとして生成コードに挿入しません。コード ジェネレーターは関数バナーに MATLAB 関数シグネチャを含めません。

true

コード ジェネレーターは MATLAB ソース コードをコメントとして生成コードに挿入します。トレーサビリティ タグがソース コードの各行の直前に挿入されます。トレーサビリティ タグにより、対応する MATLAB ソース コードの位置を特定できます。MATLAB ソース コードへの生成された C/C++ コードのトレースを参照してください。

Embedded Coder をお持ちの場合は、コード生成レポートで、トレーサビリティ タグがソース コードにリンクします。

コード ジェネレーターは関数バナーに MATLAB 関数シグネチャも含めます。

依存関係:

  • GenerateComments により、このパラメーターが有効になります。

MATLAB ソース コードへの生成された C/C++ コードのトレースを参照してください。

生成される識別子の最大文字数、[31, 256] の範囲の正の整数として指定します。このプロパティは、生成された関数、型定義、変数名に適用されます。ターゲットの C コンパイラで識別子が短縮されるのを避けるには、ターゲットの C コンパイラにおける識別子の最大長と一致する値を指定します。

このプロパティは、エントリ ポイント関数や emxArray API 関数用に生成される名前などの、エクスポートされる識別子には適用されません。エクスポートされた識別子の長さがターゲット C コンパイラの識別子の最大長を超える場合には、エクスポートされた識別子はターゲット C コンパイラによって打ち切られます。

memcpy 最適化または memset 最適化の最小サイズ (バイト単位)。正の整数として指定します。

連続する配列要素をコピーする生成されたコードを最適化するために、コード ジェネレーターはこのコードを memcpy 呼び出しに置き換えることを試みます。リテラル定数を連続する配列要素に代入する生成されたコードを最適化するために、コード ジェネレーターはこのコードを memset 呼び出しに置き換えることを試みます。

バイト数は、コピーまたは代入する配列要素数に C/C++ データ型に必要なバイト数を乗算した値です。

コピーまたは代入する要素の数が可変である (コンパイル時に不明) 場合、コード ジェネレーターは MemcpyThreshold プロパティを無視します。

memcpy 最適化memset の最適化を参照してください。

マルチインスタンスの再呼び出し可能なコード。次の表のいずれかの値として指定します。

説明
false

この値が既定値です。

コード ジェネレーターは、マルチインスタンスの再呼び出し可能なコードを生成しません。

true

コード ジェネレーターは、再呼び出し可能な、再利用可能なマルチインスタンス コードを生成します。

再呼び出し可能なコードを参照してください。このオプションは GPU Coder™ 製品ではサポートされていません。

オブジェクト名。文字ベクトルとして指定します。

C/C++ コードからビルドする出力。次の表のいずれかの値として指定します。

説明
'LIB'スタティック ライブラリ
'DLL'ダイナミック リンク ライブラリ
'EXE'実行可能プログラム

エントリポイント関数への構造体の参照渡し。次の表のいずれかの値として指定します。

説明
true

この値が既定値です。

生成されたコードで、構造体が参照渡しされます。これによりエントリポイント関数境界でのパラメーターのコピー数が最小になり、メモリ使用量と実行時間が削減されます。

メモ

構造体パラメーターのフィールドに書き込むエントリポイント関数が入力値を上書きします。

false生成されたコードで、構造体が参照渡しされます。

このパラメーターはエントリポイント関数にのみ適用されます。

生成されたコードで構造体の引数を参照または値で渡すを参照してください。

codegen を使用した MEX 関数の生成後にビルド プロセスをカスタマイズするコマンド。文字ベクトルとして指定します。

ビルド プロセスのカスタマイズを参照してください。

N 次元のインデックスを使用するコードの生成。次の表のいずれかの値として指定します。

説明
false

1 次元インデックスを使用するコードを生成します (この値が既定値です)。

trueN 次元インデックスを使用するコードを生成します。

N 次元インデックスを使用するコードの生成を参照してください。

生成されたコード内に保持する変数名。次の表のいずれかの値として指定します。

説明
'None'

この値が既定値です。

コード ジェネレーターで変数名を保持する必要はありません。変数再利用の要件に適合する変数であれば、再利用します。

コードで大きい構造体または配列を使用する場合、PreserveVariableNames'None' に設定することでメモリ使用量を削減したり、実行速度を改善できます。

'UserNames'

コード ジェネレーターは MATLAB コードで定義した変数に対応する名前を保持します。ユーザーの変数名が別の名前で置換されたり、ユーザーの名前が別の変数に使用されることはありません。可読性を向上させるには、PreserveVariableNames'UserNames' に設定します。そうすれば、生成コードの変数を MATLAB コードの変数までさらに容易に追跡できます。

PreserveVariableNames'UserNames' に設定しても、最適化によって生成コードから変数が削除されることや、生成されたバイナリ コード内の変数が C/C++ コンパイラによって再利用されることは回避できません。

'All'

すべての変数名を保持します。このパラメーター値により変数再利用が無効になります。テストまたはデバッグのみに使用し、量産コードでは使用しないでください。

生成されたコードでの変数名の保持を参照してください。

コード生成に関する情報をエクスポートする変数の名前。文字ベクトルとして指定します。コード ジェネレーターでは、この変数をベースの MATLAB ワークスペースに作成します。この変数には、コード生成設定、入力ファイル、生成ファイル、およびコード生成メッセージに関する情報が格納されます。

コード生成レポートの情報へのプログラムによるアクセスおよび coder.ReportInfo のプロパティ を参照してください。

潜在的な相違点のレポート。次の表のいずれかの値として指定します。

説明
trueコード ジェネレーターは生成コードと MATLAB コード間での潜在的な動作の相違をレポートします。潜在的な相違はコード生成レポートのタブに一覧表示されます。潜在的な相違とは、特定の状況にある場合にのみ実行時に生じる違いです。
falseコード ジェネレーターは潜在的な相違をレポートしません。

潜在的な相違点のレポートを参照してください。

コード ジェネレーターが関数または変数に使用してはならない名前のリスト。文字ベクトルまたは string スカラーとして指定します。複数の予約名を指定するには、セミコロンで区切られた予約名のリストを ReservedNameArray で使用します。例: cfg.ReservedNameArray = "reserve1;reserve2;reserve3"

行優先の配列レイアウトを使用するコードの生成。次の表のいずれかの値として指定します。

説明
false

列優先の配列レイアウトを使用するコードを生成します (この値が既定値です)。

true行優先の配列レイアウトを使用するコードを生成します。

行優先の配列レイアウトを使用するコードの生成を参照してください。

生成されたエントリポイント関数の開始時に初期化関数の呼び出しを生成。次の表のいずれかの値として指定されます。

説明
true

この値が既定値です。

初期化関数の呼び出しは、生成されたエントリポイント関数の開始時に含まれています。生成されたコードには、複数のエントリポイント関数が存在する場合でも、初期化関数の呼び出しが 1 回のみであることを確認するためのチェックが含まれています。

false

生成されたエントリポイント関数には初期化関数の呼び出しが含まれていません。

生成された初期化関数と終了関数の使用を参照してください。

生成されたコードでのランタイム エラーの検出とレポート。次の表のいずれかの値として指定します。

説明
false

この値が既定値です。

生成されたコードは、範囲外の配列インデックスなどのエラーをチェックしません。

true

生成されるコードで範囲外の配列インデックスなどのエラーのチェックが行われます。

エラー報告ソフトウェアは fprintf を使用してエラー メッセージを stderr に書き込みます。abort を使用してアプリケーションを終了します。fprintf および abort が使用できない場合、指定しなければなりません。関数 abort はプログラムを突然終了します。信号がシステムでサポートされている場合、中止信号 (SIGABRT) を検出してプログラムの終了を制御できます。

エラー メッセージは英語です。

スタンドアロン C/C++ コードでの実行時エラーの検出とレポートを参照してください。

整数オーバーフローのサポート。次の表のいずれかの値として指定します。

説明
true

この値が既定値です。

コード ジェネレーターは整数オーバーフローを処理するコードを生成します。オーバーフローは、データ型が表現できる最小値または最大値のいずれかに飽和します。

false

コード ジェネレーターは整数オーバーフローを処理するコードを生成しません。コードが整数オーバーフローのサポートに依存していることが確認されない限り、SaturateOnIntegerOverflowfalse に設定しないでください。整数オーバーフローのサポートを無効にし、実行時のエラー チェックが有効な場合、生成コードでオーバーフローのエラーが発生します。整数オーバーフローのサポートを無効にし、実行時のエラー チェックも無効にすると、オーバーフローの動作は、ターゲット C コンパイラによって異なります。C 規格では、整数オーバーフローの動作は定義されていません。ただし、ほとんどの C コンパイラはオーバーフロー時にラップします。

このパラメーターは、MATLAB の組み込み整数型にのみ適用されます。double、single または固定小数点データ型には適用されません。

整数オーバーフローまたは非有限のサポートの無効化を参照してください。

アプリケーションごとの最大スタック使用量 (バイト単位)。正の整数として指定します。使用できるスタック サイズより小さい制限値を設定します。そうしないと、実行時スタック オーバーフローが発生する場合があります。C コンパイラはスタック オーバーフローを検出して報告します。

整数オーバーフローまたは非有限のサポートの無効化を参照してください。

非有限値のサポート。次の表のいずれかの値として指定します。

説明
true

この値が既定値です。

GenerateNonFiniteFilesIfUsedtrue に設定されている場合、コード ジェネレーターは、非有限値 (Inf および NaN) が使用される場合のみ非有限値をサポートするコードを生成します。

GenerateNonFiniteFilesIfUsedfalse に設定すると、コード ジェネレーターは非有限値 (Inf および NaN) をサポートするコードを常に生成します。

false

コード ジェネレーターは非有限値をサポートするコードを生成しません。

整数オーバーフローまたは非有限のサポートの無効化を参照してください。

生成されたコードで使用する言語。'C' または 'C++' として指定します。C++ を指定する場合、コード ジェネレーターは C コードを .cpp ファイルにラップするため、C++ コンパイラおよび外部 C++ アプリケーションとのインターフェイスを使用できます。C++ クラスは生成しません。

依存関係: DeepLearningConfig を設定すると、codegenTargetLangC++ に設定されます。

生成されたコードに使用する標準の数学ライブラリ。次の表のいずれかの値として指定します。

  • 'C89/C90 (ANSI)'

  • 'C99 (ISO)'

  • 'C++03 (ISO)'

コード ジェネレーターは算術演算の呼び出しに標準の数学ライブラリを使用します。既定の標準の数学ライブラリは、選択する言語によって異なります。C の場合、既定のライブラリは 'C99 (ISO)' です。C++ の場合、既定のライブラリは 'C++03 (ISO)' です。

標準の数学ライブラリの変更を参照してください。

C/C++ ライブラリまたは実行可能プログラムをビルドするために使用するツールチェーン。文字ベクトルとして指定します。使用可能なツールチェーンのリストはホスト コンピューターのプラットフォームによって異なり、追加したカスタム ツールチェーンを含めることができます。ツールチェーンを指定しない場合、コード ジェネレーターはインストールされているツールチェーンを自動的に検索します。

メモ:

  • coder.CodeConfig オブジェクト cfg を MATLAB セッションで作成し、そのオブジェクトを別の MATLAB セッションで使用するとします。2 つ目のセッションの MATLAB ホスト コンピューターに cfg.Toolchain プロパティで指定されたツールチェーンがインストールされていないと、このパラメーターは既定値に戻ります。既定値は 'Automatically locate an installed toolchain' です。

コード生成の進行状況表示。次の表のいずれかの値として指定します。

説明
false

この値が既定値です。

コード ジェネレーターには、コード生成の進行状況が表示されません。

true

コード ジェネレーターには、コード生成の段階やコンパイラ出力を含む、コード生成の進行状況が表示されます。

すべて折りたたむ

コードを生成できる MATLAB 関数を記述します。この例では、入力の合計を返す関数 myadd を使用します。

function c = myadd(a,b)
c = a + b;
end

スタンドアロン C/C++ コード (スタティック ライブラリ、ダイナミック リンク ライブラリ、実行可能プログラム) 生成用の構成オブジェクトを作成します。たとえば、スタティック ライブラリ生成用の構成オブジェクトを作成します。

cfg = coder.config('lib');

既定値を使用しないプロパティの値を変更します。たとえば、生成される C/C++ コードでの実行時エラーの検出とレポートを有効にします。

cfg.RuntimeChecks = true;

codegen を使用してコードを生成します。-config オプションを使用して構成オブジェクトを codegen に渡します。入力引数が double 型のスカラーであることを指定します。

codegen myadd -config cfg -args {1 1} -report

代替機能

ビルド タイプ 'LIB''DLL'、または 'EXE' の既定の構成パラメーターを使用するには、codegen のオプション -config:lib-config:dll-config:exe をそれぞれ使用します。これで、構成オブジェクトを作成して codegen に渡す必要はなくなります。

R2011a で導入