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polyspace.ModelLinkOptions のプロパティ

オプション オブジェクト プロパティによる生成されたコードの Polyspace 解析のカスタマイズ

生成されたコードの Polyspace® 解析をカスタマイズするには、polyspace.ModelLinkOptions オブジェクト プロパティを変更します。各プロパティは、Polyspace ユーザー インターフェイスの [構成] ペインの解析オプションに対応しています。

このプロパティは、[構成] ペインと同じカテゴリを使用してグループ化されます。このページのみに各プロパティが取り得る値が表示されます。詳細は、次のとおりです。

オプションが Bug Finder または Code Prover のいずれかにのみ影響を与える場合、下記の各プロパティの説明で強調表示しています。

メモ

オブジェクトの言語設定によっては、いくつかのオプションを使用できない場合もあります。オブジェクト作成時にソース コードの言語 (Language) に 'C''CPP' または 'C-CPP' を設定できますが、後で変更することはできません。

詳細設定

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解析の追加フラグを文字ベクトルとして指定。

詳細は、その他を参照してください。

例: opts.Advanced.Additional = '-extra-flags -option -extra-flags value'

解析完了後に実行するコマンドまたはスクリプト ソフトウェアを、文字ベクトルとして指定します。

詳細は、コード検証の終了後に適用するコマンド/スクリプト (-post-analysis-command) を参照してください。

例: opts.Advanced.PostAnalysisCommand = '"C:\Program Files\perl\win32\bin\perl.exe" "C:\My_Scripts\send_email"'

Bug Finder 解析 (Bug Finder のみに影響)

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このプロパティは Bug Finder 解析のみに影響します。

polyspace.DefectsOptions オブジェクトの名前または欠陥の頭字語の cell 配列を使用して、有効にするカスタム チェッカーのリストを指定します。解析でこのカスタム リストを使用するには、CheckersPresetcustom に設定します。

詳細は、polyspace.DefectsOptionspolyspace.DefectsOptionsを参照してください。

例: defects = polyspace.DefectsOptions; opts.BugFinderAnalysis.CheckersList = defects

例: opts.BugFinderAnalysis.CheckersList = {'INT_ZERO_DIV','FLOAT_ZERO_DIV'}

このプロパティは Bug Finder 解析のみに影響します。

チェッカー リストの事前設定を、事前設定オプション 'default''all'、または 'custom' のいずれかの文字ベクトルとして指定します。'custom' を使用するには、プロパティ BugFinderAnalysis.CheckersList の値を指定します。

詳細は、欠陥の検出 (-checkers) を参照してください。

例: opts.BugFinderAnalysis.CheckersPreset = 'all'

このプロパティは Bug Finder 解析のみに影響します。

以下について考えられるすべての値を考慮する、さらに厳格なチェックを有効にします。

  • グローバル変数。

  • volatile 変数の読み取り。

  • スタブ関数の出力。

  • SystemInputsFrom で指定された関数への入力。

解析では、[数値] および [静的メモリ] の欠陥のサブセットについて考えられるすべての値が考慮されます。

このプロパティは、Polyspace インターフェイスの [システムのすべての入力値を考慮する、さらに厳密なチェックを実行] チェック ボックスと等価です。

詳細については、システムのすべての入力値を考慮する、さらに厳密なチェックを実行 (-checks-using-system-input-values) を参照してください。

例: opts.BugFinderAnalysis.ChecksUsingSystemInputValues = true

このプロパティは Bug Finder 解析のみに影響します。

欠陥チェックの有効化を true または false で指定します。このプロパティを false に設定すると、すべての欠陥が無効になります。欠陥チェックを無効にしても結果を得るには、コーディング ルール チェックまたはコード メトリクス チェックをオンにします。

このプロパティは、Polyspace インターフェイスの [欠陥の検出] チェック ボックスと等価です。

例: opts.BugFinderAnalysis.EnableCheckers = false

このプロパティは Bug Finder 解析のみに影響します。

関数入力について考えられるすべての値を考慮する、さらに厳格なチェックを実行する関数。関数のリストを、'auto''uncalled''all'、または先頭が custom= でその後にコンマ区切りの関数名のリストが続く文字配列として指定します。

このオプションを有効にするには、BugFinderAnalysis.ChecksUsingSystemInputValues = true を設定します。

詳細については、次の関数の入力を考慮する (-system-inputs-from) を参照してください。

例: opts.BugFinderAnalysis.SystemInputsFrom = 'custom=foo,bar'

ChecksAssumption (Code Prover のみに影響)

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このプロパティは Code Prover 解析のみに影響します。

負の数値による左シフト演算を許可します。true または false を指定します。

詳細は、左シフトで負のオペランドを許可 (-allow-negative-operand-in-shift) (Polyspace Code Prover) を参照してください。

例: opts.ChecksAssumption.AllowNegativeOperandInShift = true

このプロパティは Code Prover 解析のみに影響します。

無限大と NaN を組み込みます。true または false を指定します。

詳細は、非有限の浮動小数点を検討 (-allow-non-finite-floats) (Polyspace Code Prover) を参照してください。

例: opts.ChecksAssumption.AllowNonFiniteFloats = true

このプロパティは Code Prover 解析のみに影響します。

構造体フィールドの別のフィールドを指すように、ポインターへの算術演算を許可します。true または false を指定します。

詳細は、フィールド間のポインター演算を有効にする (-allow-ptr-arith-on-struct) (Polyspace Code Prover) を参照してください。

例: opts.ChecksAssumption.AllowPtrArithOnStruct = true

このプロパティは Code Prover 解析のみに影響します。

結果が無限大になる浮動小数点演算を検出します。

このオプションを有効にするには、ChecksAssumption.AllowNonFiniteFloats を指定します。

詳細は、無限大 (-check-infinite) (Polyspace Code Prover) を参照してください。

例: opts.ChecksAssumption.CheckInfinite = 'forbid'

このプロパティは Code Prover 解析のみに影響します。

結果が NaN になる浮動小数点演算を検出します。

このオプションを有効にするには、ChecksAssumption.AllowNonFiniteFloats を指定します。

詳細は、NaN (-check-nan) (Polyspace Code Prover) を参照してください。

例: opts.ChecksAssumption.CheckNan = 'forbid'

このプロパティは Code Prover 解析のみに影響します。

非正規浮動小数点値になる演算を検出します。

詳細は、非正規検出モード (-check-subnormal) (Polyspace Code Prover) を参照してください。

例: opts.ChecksAssumption.CheckSubnormal = 'forbid'

このプロパティは Code Prover 解析のみに影響します。

関数がそれ自体のローカル変数の 1 つを指すポインターを返すケースを検索します。true または false を指定します。

詳細は、スコープ外のスタック ポインター デリファレンスを検出 (-detect-pointer-escape) (Polyspace Code Prover) を参照してください。

例: opts.ChecksAssumption.DetectPointerEscape = true

このプロパティは Code Prover 解析のみに影響します。

未初期化変数および未初期化ポインターのチェックを無効にします。true または false を指定します。

詳細は、未初期化のチェックを無効にする (-disable-initialization-checks) (Polyspace Code Prover) を参照してください。

例: opts.ChecksAssumption.DisableInitializationChecks = true

このプロパティは Code Prover 解析のみに影響します。

関数ポインターとそれが指す関数の間での型の不一致を許可します。true または false を指定します。

詳細は、関数ポインターの許容呼び出し (-permissive-function-pointer) (Polyspace Code Prover) を参照してください。

例: opts.ChecksAssumption.PermissiveFunctionPointer = true

このプロパティは Code Prover 解析のみに影響します。

符号付き整数のオーバーフローのチェックと、'forbid''allow'、または 'warn-with-wrap-around' として指定する、オーバーフロー後の前提条件を有効にします。

詳細は、符号付き整数のオーバーフロー モード (-signed-integer-overflows) (Polyspace Code Prover) を参照してください。

例: opts.ChecksAssumption.SignedIntegerOverflows = 'warn-with-wrap-around'

このプロパティは Code Prover 解析のみに影響します。

メモリ バッファーが十分でないポインターが構造体を指すことを許可します。true または false を指定します。

詳細は、構造体の不完全または部分的割り当てを許可する (-size-in-bytes) (Polyspace Code Prover) を参照してください。

例: opts.ChecksAssumption.SizeInBytes = true

このプロパティは Code Prover 解析のみに影響します。

main 関数または別のエントリ ポイント関数から直接的にも間接的にも呼び出されない関数を検出します。'none''never-called''called-from-unreachable'、または 'all' を指定します。

詳細は、呼び出されない関数の検出 (-uncalled-function-checks) (Polyspace Code Prover) を参照してください。

例: opts.ChecksAssumption.UncalledFunctionCheck = 'all'

このプロパティは Code Prover 解析のみに影響します。

符号なし整数のオーバーフローのチェックと、'forbid''allow'、または 'warn-with-wrap-around' として指定する、オーバーフロー後の前提条件を有効にします。

詳細は、符号なし整数のオーバーフロー モード (-unsigned-integer-overflows) (Polyspace Code Prover) を参照してください。

例: opts.ChecksAssumption.UnsignedIntegerOverflows = 'allow'

CodeProverVerification (Code Prover のみに影響)

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このプロパティは Code Prover 解析のみに影響します。

検証するクラスを、'all''none'、または先頭が custom= でその後にコンマ区切りのクラス名のリストが続く文字配列として指定します。

詳細は、クラス (-class-analyzer) (Polyspace Code Prover) を参照してください。

例: opts.CodeProverVerification.ClassAnalyzer = 'none'

このプロパティは Code Prover 解析のみに影響します。

生成された main が巡回コード ループの後に呼び出さなければならない関数を、関数名の cell 配列として指定します。

詳細は、終了関数 (-functions-called-after-loop) を参照してください。

例: opts.CodeProverVerification.FunctionsCalledAfterLoop = {'func1','func2'}

このプロパティは Code Prover 解析のみに影響します。

モデル リンクのみ。生成された main が巡回コード ループの前に呼び出さなければならない関数を、関数名の cell 配列として指定します。

詳細は、初期化関数 (-functions-called-before-loop) を参照してください。

例: opts.CodeProverVerification.FunctionsCalledBeforeLoop = {'func1','func2'}

このプロパティは Code Prover 解析のみに影響します。

生成された main が巡回コード ループ中に呼び出さなければならない関数を、'none''all'、または先頭が custom= でその後にコンマ区切りの関数名が続く文字配列として指定します。

詳細は、ステップ関数 (-functions-called-in-loop) を参照してください。

例: opts.CodeProverVerification.FunctionsCalledInLoop = 'all'

このプロパティは Code Prover 解析のみに影響します。

ソース ファイル内にない場合は main 関数を生成することを、true または false で指定します。

詳細は、モジュールまたはライブラリの検証 (-main-generator) を参照してください。

例: opts.CodeProverVerification.MainGenerator = false

このプロパティは Code Prover 解析のみに影響します。

生成された main が巡回コード ループの前に初期化しなければならない変数を、'none''all'、または先頭が custom= でその後にコンマ区切りの変数名が続く文字配列として指定します。

詳細は、パラメーター (-variables-written-before-loop) を参照してください。

例: opts.CodeProverVerification.VariablesWrittenBeforeLoop = 'all'

このプロパティは Code Prover 解析のみに影響します。

生成された main が巡回コード ループ内で初期化しなければならない変数を、'none''all'、または先頭が custom= でその後にコンマ区切りの変数名が続く文字配列として指定します。

詳細は、入力 (-variables-written-in-loop) を参照してください。

例: opts.CodeProverVerification.VariablesWrittenInLoop = 'all'

CodingRulesCodeMetrics

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チェックする MISRA AC AGC ルールのサブセットを、以下によって指定します。

  • いずれかのサブセット名の文字ベクトル。さまざまなサブセットについての詳細は、MISRA AC AGC のチェック (-misra-ac-agc) を参照してください。

  • コーディング ルール オプション オブジェクト。コーディング ルール オプション オブジェクトの作成については、polyspace.CodingRulesOptions を参照してください。

  • コーディング規約チェッカーを指定する XML ファイル。このプロパティに 'from-file' を使用してから、EnableCheckersSelectionByFile および CheckersSelectionByFile プロパティを使用して、チェッカーのカスタム サブセットを定義するファイルへの絶対パスを指定します。

    手動または Polyspace インターフェイスでこのファイルを作成できます。コーディング規約違反のチェックおよびレビューを参照してください。このプロパティにコーディング ルール オプション オブジェクトを割り当てる場合、XML ファイルが自動的に作成されて CheckersSelectionByFile プロパティに割り当てられます。この XML ファイルがコーディング ルール オプション オブジェクトから抽出されたルールを有効にします。

MISRA AC AGC ルールをチェックするには、EnableAcAgc を true に設定します。

例: opts.CodingRulesCodeMetrics.AcAgcSubset = 'all-rules'

データ型: char

MISRA C:2004 ルール 3.4 または MISRA C++ 16-6-1 を適用してはならないプラグマ指令を、文字ベクトルの cell 配列として指定します。このプロパティは MISRA C:2004 または MISRA AC AGC ルール チェックのみに影響します。

詳細は、許可されるプラグマ (-allowed-pragmas) を参照してください。

例: opts.CodingRulesCodeMetrics.AllowedPragmas = {'pragma_01','pragma_02'}

データ型: cell

このプロパティは Bug Finder のみに影響します。

チェックする AUTOSAR C++ 14 ルールのセットを、以下によって指定します。

  • いずれかのサブセット名の文字ベクトル。さまざまなサブセットについての詳細は、AUTOSAR C++ 14 セキュリティ チェック項目をチェック (-autosar-cpp14) を参照してください。

  • コーディング ルール オプション オブジェクト。コーディング ルール オプション オブジェクトの作成については、polyspace.CodingRulesOptions を参照してください。

  • コーディング規約チェッカーを指定する XML ファイル。このプロパティに 'from-file' を使用してから、EnableCheckersSelectionByFile および CheckersSelectionByFile プロパティを使用して、チェッカーのカスタム サブセットを定義するファイルへの絶対パスを指定します。

    手動または Polyspace インターフェイスでこのファイルを作成できます。コーディング規約違反のチェックおよびレビューを参照してください。このプロパティにコーディング ルール オプション オブジェクトを割り当てる場合、XML ファイルが自動的に作成されて CheckersSelectionByFile プロパティに割り当てられます。この XML ファイルがコーディング ルール オプション オブジェクトから抽出されたルールを有効にします。

AUTOSAR C++ 14 ルールをチェックするには、EnableAutosarCpp14 も true に設定します。

例: opts.CodingRulesCodeMetrics.AutosarCpp14 = 'all'

データ型: char

コーディング ルール チェッカーが実質的に boolean として扱わなければならないデータ型を、文字ベクトルの cell 配列として指定します。

詳細は、有効な boolean 型 (-boolean-types) を参照してください。

例: opts.CodingRulesCodeMetrics.BooleanTypes = {'boolean1_t','boolean2_t'}

データ型: cell

このプロパティは Bug Finder のみに影響します。

チェックする CERT C ルールおよび推奨事項のセットを、以下によって指定します。

  • いずれかのサブセット名の文字ベクトル。さまざまなサブセットについての詳細は、CERT-C セキュリティ チェック項目をチェック (-cert-c) を参照してください。

  • コーディング ルール オプション オブジェクト。コーディング ルール オプション オブジェクトの作成については、polyspace.CodingRulesOptions を参照してください。

  • コーディング規約チェッカーを指定する XML ファイル。このプロパティに from-file を使用してから、EnableCheckersSelectionByFile および CheckersSelectionByFile プロパティを使用して、チェッカーのカスタム サブセットを定義するファイルへの絶対パスを指定します。

    手動または Polyspace インターフェイスでこのファイルを作成できます。コーディング規約違反のチェックおよびレビューを参照してください。このプロパティにコーディング ルール オプション オブジェクトを割り当てる場合、XML ファイルが自動的に作成されて CheckersSelectionByFile プロパティに割り当てられます。この XML ファイルがコーディング ルール オプション オブジェクトから抽出されたルールを有効にします。

CERT C ルールおよび推奨事項をチェックするには、EnableCertC も true に設定します。

例: opts.CodingRulesCodeMetrics.CertC = 'all'

データ型: char

このプロパティは Bug Finder のみに影響します。

チェックする CERT C++ ルールのセットを、以下によって指定します。

  • いずれかのサブセット名の文字ベクトル。さまざまなサブセットについての詳細は、CERT-C++ セキュリティ チェック項目をチェック (-cert-cpp) を参照してください。

  • コーディング ルール オプション オブジェクト。コーディング ルール オプション オブジェクトの作成については、polyspace.CodingRulesOptions を参照してください。

  • コーディング規約チェッカーを指定する XML ファイル。このプロパティに 'from-file' を使用してから、EnableCheckersSelectionByFile および CheckersSelectionByFile プロパティを使用して、チェッカーのカスタム サブセットを定義するファイルへの絶対パスを指定します。

    手動または Polyspace インターフェイスでこのファイルを作成できます。コーディング規約違反のチェックおよびレビューを参照してください。このプロパティにコーディング ルール オプション オブジェクトを割り当てる場合、XML ファイルが自動的に作成されて CheckersSelectionByFile プロパティに割り当てられます。この XML ファイルがコーディング ルール オプション オブジェクトから抽出されたルールを有効にします。

CERT C++ ルールをチェックするには、EnableCertCpp も true に設定します。

例: opts.CodingRulesCodeMetrics.CertCpp = 'all'

データ型: char

チェックするコーディング規約チェッカーのカスタム セットを定義するファイルを、.xml ファイルとして指定します。同じファイルの中で、Polyspace でサポートされる各コーディング規約に対するチェッカーのカスタム セットを定義できます。コーディング規約チェッカーのカスタム選択を定義するファイルを作成するには、Polyspace インターフェイスで、[構成] ペインの [コーディング規約およびコード メトリクス] ノードでコーディング規約を選択し、[編集] をクリックします。

詳細は、ファイルごとにチェッカーを設定 (-checkers-selection-file) を参照してください。

例: opts.CodingRulesCodeMetrics.CheckersSelectionByFile = 'C:\ps_settings\coding_rules\custom_rules.xml'

データ型: char

コード メトリクス計算の有効化を、true または false で指定します。このプロパティがオフに設定されている場合、Polyspace Metrics に結果をアップロードしても Polyspace ではコード メトリクスが計算されません。

コード メトリクスについての詳細は、コード メトリクスの計算 (-code-metrics) を参照してください。

このプロパティにコーディング ルール オプション オブジェクトを割り当てる場合、ルールが指定された状態で XML ファイルが自動的に作成されます。

例: opts.CodingRulesCodeMetrics.CodeMetrics = true

このプロパティは Bug Finder のみに影響します。

チェックする CWE ルールのセットを、以下によって指定します。

  • いずれかのサブセット名の文字ベクトル。さまざまなサブセットについての詳細は、CWE チェック (-cwe) を参照してください。

  • コーディング ルール オプション オブジェクト。コーディング ルール オプション オブジェクトの作成については、polyspace.CodingRulesOptions を参照してください。

  • コーディング規約チェッカーを指定する XML ファイル。このプロパティに 'from-file' を使用してから、EnableCheckersSelectionByFile および CheckersSelectionByFile プロパティを使用して、チェッカーのカスタム サブセットを定義するファイルへの絶対パスを指定します。

    手動または Polyspace インターフェイスでこのファイルを作成できます。コーディング規約違反のチェックおよびレビューを参照してください。このプロパティにコーディング ルール オプション オブジェクトを割り当てる場合、XML ファイルが自動的に作成されて CheckersSelectionByFile プロパティに割り当てられます。この XML ファイルがコーディング ルール オプション オブジェクトから抽出されたルールを有効にします。

CERT C++ ルールをチェックするには、EnableCwe も true に設定します。

例: opts.CodingRulesCodeMetrics.Cwe = 'cwe-658-659'

データ型: char

MISRA AC AGC ルールのチェックを、true または false で指定します。チェックするルールをカスタマイズするには、AcAgcSubset を使用します。

MISRA AC AGC チェッカーについての詳細は、MISRA AC AGC のチェック (-misra-ac-agc) を参照してください。

例: opts.CodingRulesCodeMetrics.EnableAcAgc = true;

このプロパティは Bug Finder のみに影響します。

AUTOSAR C++ 14 ルールのチェックを、true または false で指定します。チェックするルールをカスタマイズするには、AutosarCpp14 を使用します。

AUTOSAR C++ 14 チェッカーについての詳細は、AUTOSAR C++ 14 チェック項目をチェック (-autosar-cpp14) を参照してください。

例: opts.CodingRulesCodeMetrics.EnableAutosarCpp14 = true;

このプロパティは Bug Finder のみに影響します。

CERT C ルールおよび推奨事項のチェックを、true または false で指定します。チェックするルールをカスタマイズするには、CertC を使用します。

CERT C チェッカーについての詳細は、SEI CERT-C チェック項目をチェック (-cert-c) を参照してください。

例: opts.CodingRulesCodeMetrics.EnableCertC = true;

このプロパティは Bug Finder のみに影響します。

CERT C++ ルールのチェックを、true または false で指定します。チェックするルールをカスタマイズするには、CertCpp を使用します。

CERT C++ チェッカーについての詳細は、SEI-CERT-C++ のチェック (-cert-cpp) を参照してください。

例: opts.CodingRulesCodeMetrics.EnableCertCpp = true;

コーディング規約チェッカーのカスタム セットのチェックを、true または false で指定します。このプロパティを true に設定する場合、プロパティ CheckersSelectionByFile にチェッカー選択 XML ファイルのパスを指定し、対応するコーディング規約のカスタム セットを有効にするため、以下のいずれかのプロパティを 'from-file' に設定します。

  • opts.CodingRulesCodeMetrics.AcAgcSubset='from-file'

  • opts.CodingRulesCodeMetrics.AutosarCpp14='from-file'

  • opts.CodingRulesCodeMetrics.CertC='from-file'

  • opts.CodingRulesCodeMetrics.CertCpp='from-file'

  • opts.CodingRulesCodeMetrics.Cwe='from-file'

  • opts.CodingRulesCodeMetrics.Guidelines='from-file'

  • opts.CodingRulesCodeMetrics.Iso17961='from-file'

  • opts.CodingRulesCodeMetrics.JsfSubset='from-file'

  • opts.CodingRulesCodeMetrics.MisraC3Subset='from-file'

  • opts.CodingRulesCodeMetrics.MisraCSubset='from-file'

  • opts.CodingRulesCodeMetrics.MisraCppSubset='from-file'

詳細は、カスタム ルールのチェック (-custom-rules) を参照してください。

例: opts.CodingRulesCodeMetrics.EnableCheckersSelectionByFile = true;

カスタム コーディング ルールのチェックを、true または false で指定します。CheckersSelectionByFile で指定したファイルに、カスタム コーディング ルールを定義します。

EnableCheckersSelectionByFile と一緒に使用します。

詳細は、カスタム ルールのチェック (-custom-rules) を参照してください。

例: opts.CodingRulesCodeMetrics.EnableCustomRules = true;

このプロパティは Bug Finder のみに影響します。

CWE ルールのチェックを、true または false で指定します。チェックするルールをカスタマイズするには、Cwe を使用します。

CWE チェッカーについての詳細は、CWE チェック (-cwe) を参照してください。

例: opts.CodingRulesCodeMetrics.Cwe = true;

このプロパティは Bug Finder のみに影響します。

ガイドラインに対する違反をチェックするかどうかを指定します。チェックするルールをカスタマイズするには、Guidelines を使用します。

ガイドライン チェッカーについての詳細は、ガイドラインをチェック (-guidelines) を参照してください。

例: opts.CodingRulesCodeMetrics.EnableGuidelines = true;

このプロパティは Bug Finder のみに影響します。

ISO®/IEC TS 17961 ルールのチェックを、true または false で指定します。チェックするルールをカスタマイズするには、Iso17961 を使用します。

ISO-17961 チェッカーについての詳細は、ISO-17961 セキュリティ チェック項目をチェック (-iso-17961) を参照してください。

例: opts.CodingRulesCodeMetrics.EnableIso17961 = true;

JSF C++ ルールのチェックを、true または false で指定します。チェックするルールをカスタマイズするには、JsfSubset を使用します。

詳細は、JSF C++ ルールのチェック (-jsf-coding-rules) を参照してください。

例: opts.CodingRulesCodeMetrics.EnableJsf = true;

MISRA C:2004 ルールのチェックを、true または false で指定します。チェックするルールをカスタマイズするには、MisraCSubset を使用します。

詳細は、MISRA C:2004 のチェック (-misra2) を参照してください。

例: opts.CodingRulesCodeMetrics.EnableMisraC = true;

MISRA C:2012 ルールのチェックを、true または false で指定します。チェックするルールをカスタマイズするには、MisraC3Subset を使用します。

MISRA C:2012 チェッカーについての詳細は、MISRA C:2012 のチェック (-misra3) を参照してください。

例: opts.CodingRulesCodeMetrics.EnableMisraC3 = true;

MISRA C:2023 ルールのチェックを、true または false で指定します。チェックするルールをカスタマイズするには、MisraC2023 を使用します。

MISRA C:2023 チェッカーについての詳細は、MISRA C:2023 のチェック (-misra-c-2023) を参照してください。

例: opts.CodingRulesCodeMetrics.EnableMisraC2023 = true;

MISRA C++:2008 ルールのチェックを、true または false で指定します。チェックするルールをカスタマイズするには、MisraCppSubset を使用します。

MISRA C++:2008 チェッカーについての詳細は、MISRA C++ ルールのチェック (-misra-cpp) を参照してください。

例: opts.CodingRulesCodeMetrics.EnableMisraCpp = true;

MISRA C++:2023 ルールのチェックを、true または false で指定します。チェックするルールをカスタマイズするには、MisraCppSubset を使用します。

MISRA C++:2023 チェッカーについての詳細は、MISRA C++:2023 のチェック (-misra-cpp-2023) を参照してください。

例: opts.CodingRulesCodeMetrics.EnableMisraC2023 = true;

このプロパティは Bug Finder のみに影響します。

チェックするガイドライン ルールのセットを、以下によって指定します。

  • いずれかのサブセット名の文字ベクトル。さまざまなサブセットについての詳細は、ガイドラインをチェック (-guidelines) を参照してください。

  • ガイドライン チェッカーとそのしきい値を指定する XML ファイル。このプロパティに 'from-file' を使用してから、EnableCheckersSelectionByFile および CheckersSelectionByFile プロパティを使用して、チェッカーのカスタム サブセットを定義するファイルへの絶対パスを指定します。

    手動または Polyspace インターフェイスでこのファイルを作成できます。コーディング規約違反のチェックおよびレビューを参照してください。

例: opts.CodingRulesCodeMetrics.Guidelines = 'his';

このプロパティは Bug Finder のみに影響します。

チェックする ISO/IEC TS 17961 ルールのセットを、以下によって指定します。

  • いずれかのサブセット名の文字ベクトル。さまざまなサブセットについての詳細は、ISO-17961 のチェック (-iso-17961) を参照してください。

  • コーディング ルール オプション オブジェクト。コーディング ルール オプション オブジェクトの作成については、polyspace.CodingRulesOptions を参照してください。

  • コーディング規約チェッカーを指定する XML ファイル。このプロパティに 'from-file' を使用してから、EnableCheckersSelectionByFile および CheckersSelectionByFile プロパティを使用して、チェッカーのカスタム サブセットを定義するファイルへの絶対パスを指定します。

    手動または Polyspace インターフェイスでこのファイルを作成できます。コーディング規約違反のチェックおよびレビューを参照してください。このプロパティにコーディング ルール オプション オブジェクトを割り当てる場合、XML ファイルが自動的に作成されて CheckersSelectionByFile プロパティに割り当てられます。この XML ファイルがコーディング ルール オプション オブジェクトから抽出されたルールを有効にします。

ISO/IEC TS 17961 ルールをチェックするには、EnableIso17961 も true に設定します。

例: opts.CodingRulesCodeMetrics.Iso17961 = 'all'

データ型: char

チェックする JSF C++ ルールのサブセットを、以下によって指定します。

  • いずれかのサブセット名の文字ベクトル。さまざまなサブセットについての詳細は、JSF C++ ルールのチェック (-jsf-coding-rules) を参照してください。

  • コーディング ルール オプション オブジェクト。コーディング ルール オプション オブジェクトの作成については、polyspace.CodingRulesOptions を参照してください。

  • コーディング規約チェッカーを指定する XML ファイル。このプロパティに 'from-file' を使用してから、EnableCheckersSelectionByFile および CheckersSelectionByFile プロパティを使用して、チェッカーのカスタム サブセットを定義するファイルへの絶対パスを指定します。

    手動または Polyspace インターフェイスでこのファイルを作成できます。コーディング規約違反のチェックおよびレビューを参照してください。このプロパティにコーディング ルール オプション オブジェクトを割り当てる場合、XML ファイルが自動的に作成されて CheckersSelectionByFile プロパティに割り当てられます。この XML ファイルがコーディング ルール オプション オブジェクトから抽出されたルールを有効にします。

JSF C++ ルールをチェックするには、EnableJsf を true に設定します。

例: opts.CodingRulesCodeMetrics.JsfSubset = 'all-rules'

データ型: char

自動生成されたコードに MISRA C:2012 カテゴリを使用することを、true または false で指定します。

詳細は、生成されたコードの要件を使用 (-misra3-agc-mode) を参照してください。

例: opts.CodingRulesCodeMetrics.Misra3AgcMode = true;

チェックする MISRA C:2023 ルールのサブセットを、以下によって指定します。

  • いずれかのサブセット名の文字ベクトル。さまざまなサブセットについての詳細は、MISRA C:2023 のチェック (-misra-c-2023) を参照してください。

  • コーディング ルール オプション オブジェクト。コーディング ルール オプション オブジェクトの作成については、polyspace.CodingRulesOptions を参照してください。

  • コーディング規約チェッカーを指定する XML ファイル。このプロパティに 'from-file' を使用してから、EnableCheckersSelectionByFile および CheckersSelectionByFile プロパティを使用して、チェッカーのカスタム サブセットを定義するファイルへの絶対パスを指定します。

    手動または Polyspace インターフェイスでこのファイルを作成できます。コーディング規約違反のチェックおよびレビューを参照してください。このプロパティにコーディング ルール オプション オブジェクトを割り当てる場合、XML ファイルが自動的に作成されて CheckersSelectionByFile プロパティに割り当てられます。この XML ファイルがコーディング ルール オプション オブジェクトから抽出されたルールを有効にします。

MISRA C:2023 ルールをチェックするには、EnableMisraC2023 も true に設定します。

例: opts.CodingRulesCodeMetrics.MisraC2023Subset = 'all'

データ型: char

チェックする MISRA C:2012 ルールのサブセットを、以下によって指定します。

  • いずれかのサブセット名の文字ベクトル。さまざまなサブセットについての詳細は、MISRA C:2012 のチェック (-misra3) を参照してください。

  • コーディング ルール オプション オブジェクト。コーディング ルール オプション オブジェクトの作成については、polyspace.CodingRulesOptions を参照してください。

  • コーディング規約チェッカーを指定する XML ファイル。このプロパティに 'from-file' を使用してから、EnableCheckersSelectionByFile および CheckersSelectionByFile プロパティを使用して、チェッカーのカスタム サブセットを定義するファイルへの絶対パスを指定します。

    手動または Polyspace インターフェイスでこのファイルを作成できます。コーディング規約違反のチェックおよびレビューを参照してください。このプロパティにコーディング ルール オプション オブジェクトを割り当てる場合、XML ファイルが自動的に作成されて CheckersSelectionByFile プロパティに割り当てられます。この XML ファイルがコーディング ルール オプション オブジェクトから抽出されたルールを有効にします。

MISRA C:2012 ルールをチェックするには、EnableMisraC3 も true に設定します。

例: opts.CodingRulesCodeMetrics.MisraC3Subset = 'all'

データ型: char

チェックする MISRA C:2004 ルールのサブセットを、以下によって指定します。

  • いずれかのサブセット名の文字ベクトル。さまざまなサブセットについての詳細は、MISRA C:2004 のチェック (-misra2) を参照してください。

  • コーディング ルール オプション オブジェクト。コーディング ルール オプション オブジェクトの作成については、polyspace.CodingRulesOptions を参照してください。

  • コーディング規約チェッカーを指定する XML ファイル。このプロパティに 'from-file' を使用してから、EnableCheckersSelectionByFile および CheckersSelectionByFile プロパティを使用して、チェッカーのカスタム サブセットを定義するファイルへの絶対パスを指定します。

    手動または Polyspace インターフェイスでこのファイルを作成できます。コーディング規約違反のチェックおよびレビューを参照してください。このプロパティにコーディング ルール オプション オブジェクトを割り当てる場合、XML ファイルが自動的に作成されて CheckersSelectionByFile プロパティに割り当てられます。この XML ファイルがコーディング ルール オプション オブジェクトから抽出されたルールを有効にします。

MISRA C:2004 ルールをチェックするには、EnableMisraC を true に設定します。

例: opts.CodingRulesCodeMetrics.MisraCSubset = 'all-rules'

データ型: char

チェックする MISRA C++:2008 ルールのサブセットを、以下によって指定します。

  • いずれかのサブセット名の文字ベクトル。さまざまなサブセットについての詳細は、MISRA C++ ルールのチェック (-misra-cpp) を参照してください。

  • コーディング ルール オプション オブジェクト。コーディング ルール オプション オブジェクトの作成については、polyspace.CodingRulesOptions を参照してください。

  • コーディング規約チェッカーを指定する XML ファイル。このプロパティに 'from-file' を使用してから、EnableCheckersSelectionByFile および CheckersSelectionByFile プロパティを使用して、チェッカーのカスタム サブセットを定義するファイルへの絶対パスを指定します。

    手動または Polyspace インターフェイスでこのファイルを作成できます。コーディング規約違反のチェックおよびレビューを参照してください。このプロパティにコーディング ルール オプション オブジェクトを割り当てる場合、XML ファイルが自動的に作成されて CheckersSelectionByFile プロパティに割り当てられます。この XML ファイルがコーディング ルール オプション オブジェクトから抽出されたルールを有効にします。

MISRA C++ ルールをチェックするには、EnableMisraCpp を true に設定します。

例: opts.CodingRulesCodeMetrics.MisraCppSubset = 'all-rules'

データ型: char

チェックする MISRA C++:2023 ルールのサブセットを、以下によって指定します。

  • いずれかのサブセット名の文字ベクトル。さまざまなサブセットについての詳細は、MISRA C++:2023 のチェック (-misra-cpp-2023) を参照してください。

  • コーディング ルール オプション オブジェクト。コーディング ルール オプション オブジェクトの作成については、polyspace.CodingRulesOptions を参照してください。

  • コーディング規約チェッカーを指定する XML ファイル。このプロパティに 'from-file' を使用してから、EnableCheckersSelectionByFile および CheckersSelectionByFile プロパティを使用して、チェッカーのカスタム サブセットを定義するファイルへの絶対パスを指定します。

    手動または Polyspace インターフェイスでこのファイルを作成できます。コーディング規約違反のチェックおよびレビューを参照してください。このプロパティにコーディング ルール オプション オブジェクトを割り当てる場合、XML ファイルが自動的に作成されて CheckersSelectionByFile プロパティに割り当てられます。この XML ファイルがコーディング ルール オプション オブジェクトから抽出されたルールを有効にします。

MISRA C++ ルールをチェックするには、EnableMisraCpp2023 を true に設定します。

例: opts.CodingRulesCodeMetrics.MisraCpp2023 = 'all-rules'

データ型: char

EnvironmentSettings

すべて展開する

ファイル パスが MS-DOS スタイルであることの考慮を、true または false で指定します。

詳細は、DOS または Windows ファイル システムからのコード (-dos) を参照してください。

例: opts.EnvironmentSettings.Dos = true;

コンパイルに必要なインクルード フォルダーを、インクルード フォルダー パスの cell 配列として指定します。

フォルダーのすべてのサブフォルダーを指定するには、'C:\includes\**' のように、フォルダー パスの後に ** を使用します。この表記法は関数 dir の構文に従います。複数のソース ファイルの指定も参照してください。

詳細は、-I を参照してください。

例: opts.EnvironmentSettings.IncludeFolders = {'/includes','/com1/inc'};

例: opts.EnvironmentSettings.IncludeFolders = {'C:\project1\common\includes'};

データ型: cell

解析に関する各 C ソース ファイルがインクルード (#include) するファイルを、ファイルの cell 配列で指定します。

詳細は、インクルード (-include) を参照してください。

例: opts.EnvironmentSettings.Includes = {'/inc/inc_file.h','/inc/inc_math.h'}

extern ブロック内部のリンク作成エラーを無視することを、true または false で指定します。

詳細は、リンク エラーを無視 (-no-extern-c) を参照してください。

例: opts.EnvironmentSettings.NoExternC = false;

前処理後にソース ファイルに対して実行するコマンドまたはスクリプトを、実行するコマンドの文字ベクトルとして指定します。

詳細は、前処理済みファイルに適用するコマンド/スクリプト (-post-preprocessing-command) を参照してください。

例: Linux — opts.EnvironmentSettings.PostPreProcessingCommand = [pwd,'/replace_keyword.pl']

例: Windows — opts.EnvironmentSettings.PostPreProcessingCommand = '"C:\Program Files\MATLAB\R2015b\sys\perl\win32\bin\perl.exe" "C:\My_Scripts\replace_keyword.pl"'

ソース ファイルのエンコードを指定します。ソースのエンコードを指定すると、Polyspace が非 ASCII 文字を正しく解釈できます。

詳細は、ソース コードのエンコード (-sources-encoding) を参照してください。

例: opts.EnvironmentSettings.SourcesEncoding = 'utf-8';

ファイルがコンパイルされない場合は解析を停止します。true または false で指定します。

詳細は、ファイルがコンパイルされない場合は解析を停止 (-stop-if-compile-error) を参照してください。

例: opts.EnvironmentSettings.StopWithCompileError = true;

InputsStubbing

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グローバル変数、関数の入力およびスタブ関数の戻り値の制約を、XML 制約ファイルへのパスで指定します。制約ファイルについての詳細は、Polyspace 解析の外的制約の指定を参照してください。

このオプションについての詳細は、制約の設定 (-data-range-specifications) を参照してください。

例: opts.InputsStubbing.DataRangeSpecifications = 'C:\project\constraint_file.xml'

解析結果が不要なファイルを、'include-folders''all-headers'、または先頭が custom= でその後にコンマ区切りのファイル名またはフォルダー名のリストが続く文字配列で指定します。

InputsStubbing.GenerateResultsFor と一緒にこのオプションを使用します。詳細は、次に対する結果を生成しない (-do-not-generate-results-for) を参照してください。

例: opts.InputsStubbing.DoNotGenerateResultsFor = 'custom=C:\project\file1.c,C:\project\file2.c'

解析結果が必要なファイルを、'source-headers''all-headers'、または先頭が custom= でその後にコンマ区切りのファイル名またはフォルダー名のリストが続く文字配列で指定します。

InputsStubbing.DoNotGenerateResultsFor と一緒にこのオプションを使用します。詳細は、ソースおよび次に対する結果を生成する (-generate-results-for) を参照してください。

例: opts.InputsStubbing.GenerateResultsFor = 'custom=C:\project\includes_common_1,C:\project\includes_common_2'

このプロパティは Code Prover 解析のみに影響します。

解析中にスタブ化する関数を指定します。関数名の cell 配列を指定します。

詳細は、スタブを生成する関数 (-functions-to-stub) (Polyspace Code Prover) を参照してください。

例: opts.InputsStubbing.FunctionsToStub = {'func1', 'func2'}

このプロパティは Code Prover 解析のみに影響します。

グローバル変数を未初期化と見なします。true または false を指定します。

詳細は、グローバル変数の既定の初期化を無視する (-no-def-init-glob) (Polyspace Code Prover) を参照してください。

例: opts.InputsStubbing.NoDefInitGlob = true

このプロパティはモデルから生成されたコードの Code Prover 解析に対してのみ適用されます。

生成されるコードのルックアップ テーブルを使用する関数を解析でスタブ化しなればならないことを指定します。関数をスタブに置き換えることで、解析では精度の高い関数の戻り値が仮定されます。

詳細は、Embedded Coder ルックアップ テーブルのスタブを生成 (-stub-embedded-coder-lookup-table-functions) (Polyspace Code Prover) を参照してください。

例: opts.InputsStubbing.StubECoderLookupTables = true

マクロ

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前処理済みのコード内でこの定義によってマクロが置き換えられます。マクロと定義の cell 配列で指定します。マクロは Macro=Value の形式で指定します。Polyspace でマクロを無視させるには、Value を空白のままにします。等号を付けていないマクロは、そのマクロのすべてのインスタンスが 1 に置き換えられます。

詳細は、プリプロセッサ定義 (-D) を参照してください。

例: opts.Macros.DefinedMacros = {'uint32=int','name3=','var'}

前処理済みのコード内で定義を解除するマクロを、定義を解除するマクロの cell 配列で指定します。

詳細は、無効なプリプロセッサ定義 (-U) を参照してください。

例: opts.Macros.DefinedMacros = {'name1','name2'}

MergedComputingSettings

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このプロパティは Bug Finder 解析のみに影響します。

リモート サーバーに Bug Finder 解析を送信することを、true または false で指定します。このオプションを使用するには、Polyspace の基本設定で、メトリクス サーバーを指定しなければなりません。

詳細は、次を参照してください。

例: opts.MergedComputingSettings.BatchBugFinder = true;

このプロパティは Code Prover 解析のみに影響します。

リモート サーバーに Code Prover 解析を送信することを、true または false で指定します。このオプションを使用するには、Polyspace の基本設定で、メトリクス サーバーを指定しなければなりません。

詳細は、次を参照してください。

例: opts.MergedComputingSettings.BatchCodeProver = true;

このプロパティは Bug Finder 解析のみに影響します。

Bug Finder 解析を高速解析モードで使用することを、true または false で指定します。

詳細は、Bug Finder を高速解析モードで使用 (-fast-analysis) を参照してください。

例: opts.MergedComputingSettings.FastAnalysis = true;

MergedReporting

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解析後にレポートを生成することを、true または false で指定します。

詳細は、Generate report を参照してください。

例: opts.MergedReporting.EnableReportGeneration = true

生成するレポートの出力形式を、いずれかのレポート形式で指定します。このオプションを有効にするには、Reporting.EnableReportGeneration を指定します。

異なる値についての詳細は、Output format (-report-output-format) を参照してください。

例: opts.MergedReporting.ReportOutputFormat = 'PDF'

このプロパティは Bug Finder 解析のみに影響します。

解析レポートを生成するためのテンプレートを、いずれかのレポート形式で指定します。このオプションを有効にするには、Reporting.EnableReportGeneration を指定します。

異なる値についての詳細は、Bug Finder と Code Prover のレポート (-report-template) を参照してください。

例: opts.MergedReporting.BugFinderReportTemplate = 'CodeMetrics'

このプロパティは Code Prover 解析のみに影響します。

解析レポートを生成するためのテンプレートを指定します。事前定義されたレポート形式のいずれかを指定します。このオプションを有効にするには、Reporting.EnableReportGeneration を指定します。

異なる値についての詳細は、Bug Finder と Code Prover のレポート (-report-template) (Polyspace Code Prover) を参照してください。

例: opts.MergedReporting.CodeProverReportTemplate = 'CodeMetrics'

マルチタスキング

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マルチタスキング構成を設定するためにソフトウェアで解析する ARXML ファイルのパスを指定します。

このオプションを有効にするには、Multitasking.EnableExternalMultitasking を指定して Multitasking.ExternalMultitaskingTypeautosar に設定します。

詳細は、ARXML ファイルの選択 (-autosar-multitasking) を参照してください。

例: opts.Multitasking.ArxmlMultitasking={'C:\Polyspace_Workspace\AUTOSAR\myFile.arxml'}

クリティカル セクションを開始する関数を、クリティカル セクション関数名の cell 配列として指定します。このオプションを有効にするには、Multitasking.EnableMultitaskingMultitasking.CriticalSectionEnd を指定します。

詳細は、クリティカル セクション詳細 (-critical-section-begin -critical-section-end) を参照してください。

例: opts.Multitasking.CriticalSectionBegin = {'function1:cs1','function2:cs2'}

クリティカル セクションを終了する関数を、クリティカル セクション関数名の cell 配列として指定します。このオプションを有効にするには、Multitasking.EnableMultitaskingMultitasking.CriticalSectionBegin を指定します。

詳細は、クリティカル セクション詳細 (-critical-section-begin -critical-section-end) を参照してください。

例: opts.Multitasking.CriticalSectionEnd = {'function1:cs1','function2:cs2'}

周期タスクを表す関数を指定します。

このオプションを有効にするには、Multitasking.EnableMultitasking も指定します。

詳細は、周期タスク (-cyclic-tasks) を参照してください。

例: opts.Multitasking.CyclicTasks = {'function1','function2'}

このプロパティは Code Prover 解析のみに影響します。

スレッド関数の特定ファミリの自動検出を有効にすることを、true または false で指定します。

詳細は、Code Prover の同時実行の自動検出を有効にする (-enable-concurrency-detection) (Polyspace Code Prover) を参照してください。

例: opts.Multitasking.EnableConcurrencyDetection = true

指定した外部ファイルからプロジェクトのマルチタスキング構成を有効にします。AUTOSAR プロジェクトの ARXML ファイル、または OSEK プロジェクトの OIL ファイルから、マルチタスキングを構成します。

Multitasking.ArxmlMultitasking または Multitasking.OsekMultitasking を有効にするには、このオプションを有効にします。

詳細は、OIL ファイルの選択 (-osek-multitasking) および ARXML ファイルの選択 (-autosar-multitasking) を参照してください。

例: opts.Multitasking.EnableExternalMultitasking = 1

true を指定して、マルチタスキングを手動で構成します。このプロパティは他の手動のマルチタスキング プロパティを有効にします。

詳細は、マルチタスクを手動で構成を参照してください。

例: opts.Multitasking.EnableMultitasking = 1

マルチタスキング アプリケーションのエントリ ポイントとして機能する関数を、エントリ ポイント関数名の cell 配列として指定します。このオプションを有効にするには、Multitasking.EnableMultitasking も指定します。

詳細は、タスク (-entry-points) を参照してください。

例: opts.Multitasking.EntryPoints = {'function1','function2'}

マルチタスキング構成を設定するためにソフトウェアで解析するファイルのタイプを指定します。

  • osek タイプの場合、解析では、指定したファイル パスまたはフォルダー パスにある OIL ファイルを調べます。

  • autosar タイプの場合、解析では、指定したファイル パスにある ARXML ファイルを調べます。

このオプションを有効にするには、Multitasking.EnableExternalMultitasking を指定します。

詳細は、OIL ファイルの選択 (-osek-multitasking) および ARXML ファイルの選択 (-autosar-multitasking) を参照してください。

例: opts.Multitasking.ExternalMultitaskingType = 'autosar'

非プリエンプタブル割り込みを表す関数を指定します。

このオプションを有効にするには、Multitasking.EnableMultitasking を指定します。

詳細は、割り込み (-interrupts) を参照してください。

例: opts.Multitasking.Interrupts = {'function1','function2'}

このプロパティは Bug Finder 解析のみに影響します。

すべての割り込みを無効にする関数を指定します。

このオプションを有効にするには、Multitasking.EnableMultitasking を指定します。

詳細は、すべての割り込みを無効にする (-routine-disable-interrupts -routine-enable-interrupts)すべての割り込みを無効にする (-routine-disable-interrupts -routine-enable-interrupts) を参照してください。

例: opts.Multitasking.InterruptsDisableAll = {'function'}

このプロパティは Bug Finder 解析のみに影響します。

すべての割り込みを再度有効にする関数を指定します。

このオプションを有効にするには、Multitasking.EnableMultitasking を指定します。

詳細は、すべての割り込みを無効にする (-routine-disable-interrupts -routine-enable-interrupts)すべての割り込みを無効にする (-routine-disable-interrupts -routine-enable-interrupts) を参照してください。

例: opts.Multitasking.InterruptsEnableAll = {'function'}

マルチタスキング構成を設定するためにソフトウェアで解析する OIL ファイルのパスを指定します。

  • 'auto' で指定されるモードでは、解析でプロジェクトのソース フォルダーとインクルード フォルダー内の OIL ファイルを使用しますが、サブフォルダー内の OIL ファイルは使用しません。

  • 'custom=folder1[,folder2,...]' で指定されるモードでは、指定されたパスとパス サブフォルダーの OIL ファイルを解析で使用します。

このオプションを有効にするには、Multitasking.EnableExternalMultitasking を指定して Multitasking.ExternalMultitaskingTypeosek に設定します。

詳細は、OIL ファイルの選択 (-osek-multitasking) を参照してください。

例: opts.Multitasking.OsekMultitasking = 'custom=file_path, dir_path'

同時に実行できないエントリ ポイント関数を、エントリ ポイント関数名の cell 配列として指定します。排他タスクの各セットは、スペースで区切られた関数を含む 1 つの cell 配列エントリです。このオプションを有効にするには、Multitasking.EnableMultitasking を指定します。

詳細は、時間的に排他なタスク (-temporal-exclusions-file) を参照してください。

例: opts.Multitasking.TemporalExclusion = {'function1 function2', 'function3 function4 function5'} では、function1 と function2 が時間的に排他で、function3、function4 と function5 が時間的に排他です。

精度 (Code Prover のみに影響)

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このプロパティは Code Prover 解析のみに影響します。

エラーの原因となった関数呼び出しを特定する呼び出しコンテキスト情報を格納します。noneauto、または先頭が custom= でその後にコンマ区切りの関数名のリストが続く文字配列を指定します。

詳細は、状況依存性 (-context-sensitivity) (Polyspace Code Prover) を参照してください。

例: opts.Precision.ContextSensitivity = 'auto'

例: opts.Precision.ContextSensitivity = 'custom=func1'

このプロパティは Code Prover 解析のみに影響します。

より高い精度で検証するソース ファイルを指定します。構文 filename:Olevel を使用して、拡張子なしでファイル名と精度レベルを cell 配列として指定します。

詳細は、特定の精度 (-modules-precision) (Polyspace Code Prover) を参照してください。

例: opts.Precision.ModulesPrecision = {'file1:O0', 'file2:O3'}

このプロパティは Code Prover 解析のみに影響します。

検証の精度レベルを指定します。0、1、2、または 3 を指定します。

詳細は、精度レベル (-O) (Polyspace Code Prover) を参照してください。

例: opts.Precision.OLevel = 3

このプロパティは Code Prover 解析のみに影響します。

行数が少ないコードに対する特定の検証の近似を回避します。解析の感度を表す正の整数を指定します。値が大きいほど、検証時間が指数的に増加する可能性があります。

詳細は、手続き間解析の精度を高める (-path-sensitivity-delta) (Polyspace Code Prover) を参照してください。

例: opts.Precision.PathSensitivityDelta = 2

このプロパティは Code Prover 解析のみに影響します。

検証時間を制限します。1 時間単位の文字ベクトルを指定します。

詳細は、検証時間の制限 (-timeout) (Polyspace Code Prover) を参照してください。

例: opts.Precision.Timeout = '5.75'

このプロパティは Code Prover 解析のみに影響します。

検証プロセスを実行する回数を指定します。事前設定された解析レベルのいずれかを指定します。

詳細は、検証レベル (-to) (Polyspace Code Prover) を参照してください。

例: opts.Precision.To = 'Software Safety Analysis level 3'

スケーリング (Code Prover のみに影響)

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このプロパティは Code Prover 解析のみに影響します。

関数呼び出しごとに個別の結果を生成しなければならない関数を指定します。関数名の cell 配列を指定します。

詳細は、インライン (-inline) (Polyspace Code Prover) を参照してください。

例: opts.Scaling.Inline = {'func1','func2'}

このプロパティは Code Prover 解析のみに影響します。

入れ子構造体の解析の深さを制限します。入れ子構造体の検証レベル数を示す正の整数を指定します。

詳細は、構造体内の検証の深さ (-k-limiting) (Polyspace Code Prover) を参照してください。

例: opts.Scaling.KLimiting = 3

TargetCompiler

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ソース コードをビルドするコンパイラです。

詳細は、コンパイラ (-compiler) を参照してください。

例: opts.TargetCompiler.Compiler = 'Visual11.0'

コードで準拠する C++ 規格バージョンを、文字ベクトルとして指定します。

詳細については、C++ 標準バージョン (-cpp-version) を参照してください。

例: opts.TargetCompiler.CppVersion = 'cpp11';

コードで準拠する C 標準バージョンを、文字ベクトルとして指定します。

詳細については、C 標準バージョン (-c-version) を参照してください。

例: opts.TargetCompiler.CVersion = 'c90';

負の数値の除算の商またはモジュラスの切り捨てを、true または false で指定します。

詳細は、除算での負方向への丸め (-div-round-down) を参照してください。

例: opts.TargetCompiler.DivRoundDown = true

enum の基本データ型表現を、許容される基本データ型のセットによって指定します。異なる値についての詳細は、列挙型の定義 (-enum-type-definition) を参照してください。

例: opts.TargetCompiler.EnumTypeDefinition = 'auto-unsigned-first'

#pragma pack 指令を無視することを、true または false で指定します。

詳細は、pragma pack 指令を無視 (-ignore-pragma-pack) を参照してください。

例: opts.TargetCompiler.IgnorePragmaPack = true

この プロパティ は読み取り専用です。

解析の言語を、オブジェクトの作成時に指定します。この値によって、表示されるプロパティが変化します。

詳細は、ソース コードの言語 (-lang) を参照してください。

符号付き変数の符号ビットの扱いを、Arithmetical または Logical で指定します。詳細は、符号付き右シフト (-logical-signed-right-shift) を参照してください。

例: opts.TargetCompiler.LogicalSignedRightShift = 'Logical'

char16_t または char32_t に事前定義された typedefs を使用しないことを、true または false で指定します。詳細は、ブロック char16/32_t 型 (-no-uliterals) を参照してください。

例: opts.TargetCompiler.NoUliterals = true

既定の構造体パック アライメント。'defined-by-compiler''1''2''4''8'、または '16' として指定します。このプロパティは、Visual C++ コードでのみ使用できます。

詳細は、パック アライメント値 (-pack-alignment-value) を参照してください。

例: opts.TargetCompiler.PackAlignmentValue = '4'

sfr のタイプを、構文 sfr_name=size_in_bits を使用して、sfr キーワードの cell 配列として指定します。詳細は、sfr 型のサポート (-sfr-types) を参照してください。

このオプションは TargetCompiler.Compilerkeil または iar に設定した場合にのみ適用されます。

例: opts.TargetCompiler.SfrTypes = {'sfr32=32'}

size_t の潜在型。'defined-by-compiler''unsigned-int''unsigned-long'、または 'unsigned-long-long' を指定します。詳細は、size_t の管理 (-size-t-type-is) を参照してください。

例: opts.TargetCompiler.SizeTTypeIs = 'unsigned-long'

データ型のサイズとプロセッサのエンディアンの設定を、事前定義されたいずれかのターゲット プロセッサまたは汎用ターゲット オブジェクトとして指定します。

事前定義されたプロセッサの詳細は、ターゲット プロセッサ タイプ (-target) を参照してください。

汎用ターゲットの作成の詳細については、polyspace.GenericTargetOptions を参照してください。

例: opts.TargetCompiler.Target = 'hc12'

wchar_t の潜在型。'defined-by-compiler''signed-short''unsigned-short''signed-int''unsigned-int''signed-long'、または 'unsigned-long' を指定します。詳細は、wchar_t の管理 (-wchar-t-type-is) を参照してください。

例: opts.TargetCompiler.WcharTTypeIs = 'unsigned-int'

VerificationAssumption (Code Prover のみに影響)

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このプロパティは Code Prover 解析のみに影響します。

コード内のどの位置にあっても、構造体の volatile 修飾子付きフィールドは取り得るすべての値を含む可能性があると仮定します。

詳細は、フィールドに volatile 修飾子があることを考慮する (-consider-volatile-qualifier-on-fields) (Polyspace Code Prover) を参照してください。

例: opts.VerificationAssumption.ConsiderVolatileQualifierOnFields = true

このプロパティは Code Prover 解析のみに影響します。

制約を設けない限り、環境ポインターは NULL になる可能性があることを指定します。

詳細は、環境ポインターが安全でないことを考慮する (-stubbed-pointers-are-unsafe) (Polyspace Code Prover) を参照してください。

例: opts.VerificationAssumption.ConstraintPointersMayBeNull = true

このプロパティは Code Prover 解析のみに影響します。

浮動小数点算術演算の結果を判定する際に考慮する丸めモードを指定します。to-nearest または all を指定します。

詳細は、浮動小数点の丸めモード (-float-rounding-mode) (Polyspace Code Prover) を参照してください。

例: opts.VerificationAssumption.FloatRoundingMode = 'all'

その他のプロパティ

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プロジェクト作成の名前。文字ベクトルとして指定します。

詳細については、-author を参照してください。

例: opts.Author = 'JaneDoe'

以前の解析からコメントおよび正当化情報をインポートするには、以前の解析の結果フォルダーへのパスを指定します。

以前の結果フォルダーを指して、以前の実行と比較した新しい結果のみを表示することもできます。MATLAB スクリプトを使用した異なる Polyspace 実行結果の比較を参照してください。

詳細については、-import-comments を参照してください。

例: opts.ImportComments = fullfile(polyspaceroot,'polyspace','examples','cxx','Bug_Finder_Example','Module_1','BF_Result')

プロジェクト名を、文字ベクトルとして指定します。

詳細は、-prog を参照してください。

例: opts.Prog = 'myProject'

結果を保存する場所を、フォルダー パスとして指定します。既定では、結果が現在のフォルダーに保存されます。

詳細は、-results-dir を参照してください。

新しく実行するたびに個別の結果フォルダーを作成することもできます。MATLAB スクリプトを使用した異なる Polyspace 実行結果の比較を参照してください。

例: opts.ResultsDir = 'C:\project\myproject\results\'

解析するソース ファイルを、ファイルの cell 配列として指定します。

フォルダー内のすべてのファイルを指定するには、'C:\src\*' のように、フォルダー パスの後に * を使用します。フォルダーとそのサブフォルダー内のすべてのファイルを指定するには、'C:\src\**' のように、フォルダー パスの後に ** を使用します。この表記法は関数 dir の構文に従います。複数のソース ファイルの指定も参照してください。

詳細は、-sources を参照してください。

例: opts.Sources = {'file1.c', 'file2.c', 'file3.c'}

例: opts.Sources = {'project/src1/file1.c', 'project/src2/file2.c', 'project/src3/file3.c'}

プロジェクトのバージョン番号を、番号の文字配列として指定します。このオプションは、結果を Polyspace Metrics にアップロードする場合に役立ちます。オブジェクトを再解析するたびにバージョン番号をインクリメントすると、Polyspace Metrics の 2 つのバージョンの結果を比較できます。

詳細は、-v[ersion] を参照してください。

例: opts.Version = '2.3'

バージョン履歴

R2017a で導入