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polyspace.DefectsOptions クラス

名前空間: polyspace

チェックする欠陥のカスタム リストの作成

説明

Polyspace® 解析でチェックする欠陥のカスタム リストを作成します。

メモ

MATLAB® から Polyspace を実行する前に、Polyspace インストールと MATLAB インストールをリンクしなければなりません。MATLAB や Simulink との Polyspace の統合またはPolyspace Server 製品と MATLAB との統合を参照してください。

構築

defectsList = polyspace.DefectsOptions では、欠陥オプション オブジェクトdefectsList が作成されます。プロパティを変更することで、アクティブな欠陥のリストをカスタマイズできます。

プロパティ

サポートされる欠陥をプロパティとして含むオブジェクトが作成されます。欠陥はコマンド ラインの名前によってリストされます。Bug Finder 欠陥グループおよび欠陥チェッカーの短い名前を参照してください。

既定ではすべての欠陥がオフになっています。欠陥をオンにするには、その欠陥に true を設定します。以下に例を示します。

defectsList = polyspace.DefectsOptions;
defectsList.FLOAT_ZERO_DIV = true;

コピーのセマンティクス

値。値クラスがコピー操作に及ぼす影響については、オブジェクトのコピーを参照してください。

すべて折りたたむ

Polyspace Bug Finder 解析中にチェックされる欠陥のリストをカスタマイズします。

コーディング ルールを設定するオブジェクト polyspace.DefectsOptions と Polyspace 解析を実行するオブジェクト polyspace.Project の 2 つのオブジェクトを作成します。

defectsList = polyspace.DefectsOptions;
proj = polyspace.Project;

数値の欠陥を有効にします。

defectsList.FLOAT_ZERO_DIV = true;
defectsList.INT_ZERO_DIV = true;
defectsList.FLOAT_ABSORPTION = true;
defectsList.BITWISE_NEG = true;
defectsList.FLOAT_CONV_OVFL = true;
defectsList.FLOAT_OVFL = true;
defectsList.INT_CONV_OVFL = true;
defectsList.INT_OVFL = true;
defectsList.FLOAT_STD_LIB = true;
defectsList.INT_STD_LIB = true;
defectsList.SHIFT_NEG = true;
defectsList.SHIFT_OVFL = true;
defectsList.SIGN_CHANGE = true;
defectsList.UINT_CONV_OVFL = true;
defectsList.UINT_OVFL = true;
defectsList.BAD_PLAIN_CHAR_USE = true;

オブジェクト polyspace.Project のプロパティ Configuration に、欠陥のカスタマイズされたリストを追加します。

proj.Configuration.BugFinderAnalysis.CheckersList = defectsList;
proj.Configuration.BugFinderAnalysis.CheckersPreset = 'custom';

オブジェクト polyspace.Project を使用して分析を実行できるようになります。

バージョン履歴

R2016b で導入