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構造体内の検証の深さ (-k-limiting)

入れ子構造体の解析の深さの制限

説明

このオプションは Code Prover 解析のみに影響します。

入れ子構造体の解析の深さに対する制限を指定します。

オプションの設定

以下のいずれかの方法を使用してオプションを設定します。

  • Polyspace® ユーザー インターフェイス (デスクトップ製品のみ): プロジェクト構成で [スケーリング] ノードを選択してから、このオプションの値を選択します。

  • Polyspace Platform ユーザー インターフェイス (デスクトップ製品のみ): プロジェクト構成の [静的解析] タブで [実行時エラー][スケーリング] ノードを選択してから、このオプションの値を入力します。最初に有効にしなければならない他のオプションについては、依存関係を参照してください。

  • コマンド ラインとオプション ファイル: オプション -k-limiting を使用します。コマンド ライン情報を参照してください。

このオプションを使用する理由

多くのレベルの深さがある構造体がコードに含まれているため解析時間がかかる場合は、このオプションを使用します。

通常、階層の深い構造体によって検証時間が長くなると、警告メッセージが表示されます。

依存関係

このオプションを使用するには、Polyspace Platform ユーザー インターフェイスでオプション [構造体内の検証の深さの設定]"オン" () に設定する必要があります。

設定

既定値: 入れ子構造体の最大の深さが解析されます。

入れ子構造体の解析の深さを指定する数値を入力します。たとえば 0 を指定した場合、この解析では構造体内の構造体は検証されません。

2 未満の数値を指定した場合、検証の精度が低くなる可能性があります。

コマンド ライン情報

パラメーター: -k-limiting
値: positive integer
例 (Code Prover): polyspace-code-prover -sources file_name -k-limiting 3
例 (Code Prover Server): polyspace-code-prover-server -sources file_name -k-limiting 3