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SEI CERT-C++ をチェック (-cert-cpp
)
CERT C++ ルールに対する違反のチェック
説明
このオプションは Bug Finder のみに影響します。
CERT® C++ ルールに対する違反をチェックするかどうかを指定します。
オプションの設定
以下のいずれかの方法を使用してオプションを設定します。
Polyspace® ユーザー インターフェイス (デスクトップ製品のみ): プロジェクト構成で [コーディング規約およびコード メトリクス] ノードを選択してから、このオプションの値を選択します。最初に有効にしなければならない他のオプションについては、依存関係を参照してください。
Polyspace Platform ユーザー インターフェイス (デスクトップ製品のみ): このオプションは、プロジェクト構成には存在していません。チェッカーを有効にするには、オプション
[カスタム チェッカー ファイルを使用]
と[チェッカー アクティベーション ファイル] (-checkers-activation-file)
を使用します。コマンド ラインとオプション ファイル: オプション
-cert-cpp
を使用します。コマンド ライン情報を参照してください。
このオプションを使用する理由
このオプションは、コード内でチェックする CERT C++ ルールのサブセットを指定するために使用します。
解析後、[結果のリスト] ペインにコーディング規約違反がリストされます。[ソース] ペインでは、Polyspace はすべてのコーディング規約違反に対し、 シンボルを関連するキーワードまたは識別子に割り当てます。
設定
既定値: all
all
Polyspace でサポートされているすべての CERT C++ ルールに対する違反をチェックします。
CERT C++ ルールを参照してください。
from-file
このコーディング規約のチェッカーのカスタム選択が設定されている XML ファイルを指定します。構成ファイルを作成するには、
をクリックして、[チェッカーの選択] ウィンドウの右側のペインから、このコーディング規約に対してチェックするルールを選択します。ファイルを保存します。
既存の構成ファイルを使用または更新するには、[チェッカーの選択] ウィンドウで所定のフィールドにファイルへの絶対パスを入力するか、[参照] をクリックします。
オプションを
[from-file]
に設定する場合、[ファイルごとにチェッカーを設定] (-checkers-selection-file)
を有効にします。
依存関係
このオプションは、
[CPP]
または[C-CPP]
に設定されている場合にのみ使用できます。プロジェクトで C コードと C++ コードとが混在する場合、SEI CERT-C++ チェッカーが解析するのは
.cpp
ファイルのみです。
コマンド ライン情報
コマンド ラインでコマンド -cert-cpp
を使用して、CERT C++ ルールの違反をチェックします。
パラメーター: -cert-cpp |
値: all | from-file | |
例 (Bug Finder): polyspace-bug-finder -lang cpp -sources |
例 (Bug Finder Server): polyspace-bug-finder-server -lang cpp -sources |
または、チェッカー アクティベーション XML ファイルを使用して、すべてのまたは特定の CERT C++ ルールを有効にします。チェッカー アクティベーション ファイル (-checkers-activation-file)
を参照してください。