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pragma pack 指令を無視 (-ignore-pragma-pack)
#pragma pack 指令の無視
説明
解析ではコード内の #pragma pack 命令を無視しなければならないことを指定します。
オプションの設定
ユーザー インターフェイス (デスクトップ製品のみ): プロジェクト コンフィギュレーションでは、このオプションは [ターゲットおよびコンパイラ] ノードにあります。
ユーザー インターフェイス (Polyspace Platform、デスクトップ製品のみ): このオプションは、Polyspace Platform ユーザー インターフェイスから削除されています。必要な場合は、このオプションを詳細オプションとして指定します。
コマンド ラインとオプション ファイル: オプション -ignore-pragma-pack を使用します。コマンド ライン情報を参照してください。
このオプションを使用する理由
コード内の #pragma pack 命令がリンク作成エラーの原因になる場合は、このオプションを使用します。
たとえば、コード内に同じ名前の構造体が 2 つあるが、#pragma pack(2) ステートメントに従う宣言は 1 つだけだとします。既定のアライメントは 8 バイトのため、2 つの構造体のパックが異なることがリンク作成エラーの原因になります。このようなエラーを回避するには、このオプションを使用します。
設定
オン解析で
#pragma命令を無視します。
オフ (既定の設定)解析で
#pragma命令の指定を考慮します。
コマンド ライン情報
パラメーター: -ignore-pragma-pack |
| 既定値: オフ |
例 (Bug Finder): polyspace-bug-finder -ignore-pragma-pack |
例 (Code Prover): polyspace-code-prover -ignore-pragma-pack |
例 (Bug Finder Server): polyspace-bug-finder-server -ignore-pragma-pack |
例 (Code Prover Server): polyspace-code-prover-server -ignore-pragma-pack |
参考
トピック
- Polyspace 解析オプションの指定
- ターゲット環境とコンパイラの動作の指定
- #pragma 命令に関する Code Prover の仮定 (Polyspace Code Prover)