DOS または Windows ファイル システムからのコード (-dos
)
ファイル パスが MS-DOS スタイルであることの考慮
説明
DOS または Windows® のファイルを解析に提供することを指定します。
オプションの設定
以下のいずれかの方法を使用してオプションを設定します。
Polyspace® ユーザー インターフェイス (デスクトップ製品のみ): プロジェクト構成で [環境設定] ノードを選択してから、このオプションを選択します。
Polyspace Platform ユーザー インターフェイス (デスクトップ製品のみ): プロジェクト構成の [静的解析] タブで [環境設定] ノードを選択してから、このオプションを選択します。
コマンド ラインとオプション ファイル: オプション
-dos
を使用します。コマンド ライン情報を参照してください。
このオプションを使用する理由
このオプションは、Include または Source フォルダーの内容が DOS または Windows ファイル システムのものである場合に使用します。このオプションにより、大文字と小文字の区別および制御文字の問題を解決できます。
設定
オン (既定の設定)
解析において、Windows/DOS ファイルのファイル名とインクルード パスを認識します。
たとえば、次のオプションを使用するとします。
#include "..\mY_TEst.h"^M
#include "..\mY_other_FILE.H"^M
これは、次のように解決されます。
#include "../my_test.h"
#include "../my_other_file.h"
このモードでは、インクルード フォルダーに名前が大文字になっているか小文字になっているかの違いしかないヘッダー ファイルが含まれている場合、エラーが表示されます。
オフ
ファイル名またはパスの文字は制御されません。
コマンド ライン情報
パラメーター: -dos |
既定値: オフ |
例 (Bug Finder): polyspace-bug-finder -dos -I ./my_copied_include_dir -D test=1 |
例 (Code Prover): polyspace-code-prover -dos -I ./my_copied_include_dir -D test=1 |
例 (Bug Finder Server): polyspace-bug-finder-server -dos -I ./my_copied_include_dir -D test=1 |
例 (Code Prover Server): polyspace-code-prover-server -dos -I ./my_copied_include_dir -D test=1 |