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SEI CERT-C をチェック (-cert-c
)
CERT C ルールおよび推奨事項に対する違反のチェック
説明
このオプションは Bug Finder のみに影響します。
CERT® C ルールおよび推奨事項に対する違反をチェックするかどうかを指定します。オプションの各値はチェックすべきコーディング規約のサブセットに対応します。
オプションの設定
以下のいずれかの方法を使用してオプションを設定します。
Polyspace® ユーザー インターフェイス (デスクトップ製品のみ): プロジェクト構成で [コーディング規約およびコード メトリクス] ノードを選択してから、このオプションの値を選択します。最初に有効にしなければならない他のオプションについては、依存関係を参照してください。
Polyspace Platform ユーザー インターフェイス (デスクトップ製品のみ): このオプションは、プロジェクト構成には存在していません。チェッカーを有効にするには、オプション
[カスタム チェッカー ファイルを使用]
と[チェッカー アクティベーション ファイル] (-checkers-activation-file)
を使用します。コマンド ラインとオプション ファイル: オプション
-cert-c
を使用します。コマンド ライン情報を参照してください。
このオプションを使用する理由
このオプションは、コード内でチェックする CERT C ルールおよび推奨事項のサブセットを指定するために使用します。
解析後、[結果のリスト] ペインにコーディング規約違反がリストされます。[ソース] ペインでは、Polyspace はすべてのコーディング規約違反に対し、 シンボルを関連するキーワードまたは識別子に割り当てます。
設定
既定値: all
all-rules
CERT C ルールのみに対する違反をチェックします。
ルールと推奨事項の違いの説明については、CERT C Web サイトを参照してください。
publish-2016
SEI CERT C コーディング規約の 2016 年版で定義されているように、CERT C ルールのみに対する違反をチェックします。
ルールと推奨事項の違いの説明については、CERT C Web サイトを参照してください。
all
Polyspace でサポートされているすべての CERT C ルールおよび推奨事項に対する違反をチェックします。
CERT C ルールと推奨事項を参照してください。
from-file
このコーディング規約のチェッカーのカスタム選択が設定されている XML ファイルを指定します。構成ファイルを作成するには、
をクリックして、[チェッカーの選択] ウィンドウの右側のペインから、このコーディング規約に対してチェックするルールと推奨事項を選択します。ファイルを保存します。
既存の構成ファイルを使用または更新するには、[チェッカーの選択] ウィンドウで所定のフィールドにファイルへの絶対パスを入力するか、[参照] をクリックします。
オプションを
[from-file]
に設定する場合、[ファイルごとにチェッカーを設定] (-checkers-selection-file)
を有効にします。
依存関係
このオプションは、
ソース コードの言語 (-lang)
が[C]
または[C-CPP]
に設定されている場合にのみ使用できます。プロジェクトで C コードと C++ コードとが混在する場合、SEI CERT-C チェッカーが解析するのは
.c
ファイルのみです。
コマンド ライン情報
コマンド ラインでコマンド -cert-c
を使用して、CERT C ルールおよび推奨事項の違反をチェックします。
パラメーター: -cert-c |
値: all-rules | publish-2016 | all | from-file |
例 (Bug Finder): polyspace-bug-finder -lang c -sources |
例 (Bug Finder Server): polyspace-bug-finder-server -lang c -sources |
または、チェッカー アクティベーション XML ファイルを使用して、すべてのまたは特定の CERT C ルールおよび推奨事項を有効にします。チェッカー アクティベーション ファイル (-checkers-activation-file)
を参照してください。