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AUTOSAR C++14 をチェック (-autosar-cpp14)

AUTOSAR C++ 14 ルールに対する違反のチェック

説明

このオプションは Bug Finder のみに影響します。

AUTOSAR C++ 14 に対する違反をチェックするかどうかを指定します。オプションの各値はチェックすべきガイドラインのサブセットに対応します。

オプションの設定

以下のいずれかの方法を使用してオプションを設定します。

このオプションを使用する理由

このオプションは、チェックする AUTOSAR C++ 14 ルールのサブセットを指定するために使用します。1 .

解析後、[結果のリスト] ペインにコーディング規約違反がリストされます。[ソース] ペインでは、Polyspace はすべてのコーディング規約違反に対し、 シンボルを関連するキーワードまたは識別子に割り当てます。

設定

既定値: all

all

Polyspace でサポートされているすべての AUTOSAR C++ 14 ルールに対する違反をチェックします。

AUTOSAR C++14 ルールを参照してください。

required

"必要" ルールに対する違反をチェックします。

これらのルールはコードに適用される必須要件です。このルールの分類は、AUTOSAR C++14 ガイドラインに記載されています。

automated

"自動" ルールに対する違反をチェックします。

静的解析により、これらのルールを自動的に適用できます。このルールの分類は、AUTOSAR C++14 ガイドラインに記載されています。

[required] カテゴリ内のすべてのルールが [automated] カテゴリ内に存在するわけではないことに注意してください。AUTOSAR C++14 で non-automated と見なされているルールに関して、Bug Finder では実際のルール違反のサブセットしか表示されません。

from-file

このコーディング規約のチェッカーのカスタム選択が設定されている XML ファイルを指定します。構成ファイルを作成するには、 をクリックして、[チェッカーの選択] ウィンドウの右側のペインから、このコーディング規約に対してチェックするルールを選択します。ファイルを保存します。

既存の構成ファイルを使用または更新するには、[チェッカーの選択] ウィンドウで所定のフィールドにファイルへの絶対パスを入力するか、[参照] をクリックします。

オプションを [from-file] に設定する場合、[ファイルごとにチェッカーを設定] (-checkers-selection-file) を有効にします。

依存関係

コマンド ライン情報

コマンド ラインでコマンド -autosar-cpp14 を使用して、AUTOSAR C++ 14 ルールの違反をチェックします。

パラメーター: -autosar-cpp14
値: all | required | automated | from-file
例 (Bug Finder): polyspace-bug-finder -lang cpp -sources file_name -autosar-cpp14 required
例 (Bug Finder Server): polyspace-bug-finder-server -lang cpp -sources file_name -autosar-cpp14 required

または、チェッカー アクティベーション XML ファイルを使用して、すべてのまたは特定の AUTOSAR C++ 14 ルールを有効にします。チェッカー アクティベーション ファイル (-checkers-activation-file) を参照してください。


1 The Polyspace checkers for AUTOSAR C++14 rules supports AUTOSAR C++14 release 18-10 (October 2018). Out of 397 rules from the standard, 308 rules are supported.