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欠陥の検出 (-checkers -disable-checkers
)
欠陥チェッカーの有効化または無効化
説明
このオプションは Bug Finder 解析のみに影響します。
バグ/コーディングの欠陥についてのチェッカーを有効にします。
オプションの設定
以下のいずれかの方法を使用してオプションを設定します。
Polyspace® ユーザー インターフェイス (デスクトップ製品のみ): プロジェクト構成で [Bug Finder 解析] ノードを選択してから、チェッカーを有効または無効にします。
Polyspace Platform ユーザー インターフェイス (デスクトップ製品のみ): このオプションは、プロジェクト構成には存在していません。チェッカーを有効にするには、オプション
[カスタム チェッカー ファイルを使用]
と[チェッカー アクティベーション ファイル] (-checkers-activation-file)
を使用します。コマンド ラインとオプション ファイル: オプション
-checkers
を使用します。コマンド ライン情報を参照してください。
このオプションを使用する理由
チェッカーの既定のセットは、ソフトウェア開発のほとんどの状況で最も意味のあるバグを検出するよう設計されています。具体的なニーズがある場合は、個別の欠陥チェッカーを有効または無効にします。たとえば、特定のセキュリティ標準に従う場合、チェッカーの別のサブセットを選択します。
設定
既定値: default
default
ソフトウェアで定義された欠陥のサブセット。
既定で有効な Polyspace Bug Finder 欠陥チェッカーを参照してください。
all
すべての欠陥。
すべての欠陥チェッカーのリストについては、欠陥を参照してください。
このオプションで
[all]
が指定されている場合でも、チェッカーSQL インジェクション
およびLDAP インジェクション
は無効です。これらのチェッカーを明示的に有効にしなければなりません。custom
チェッカーのカテゴリまたは特定の欠陥を選択して、検出する欠陥を選びます。
ヒント
スプレッドシートを使用すると、有効にする欠陥チェッカーを追跡し、他のチェッカーを有効にしない理由を説明するメモを追加できます。チェッカーのスプレッドシートは、
で提供されています。ここで、polyspaceroot
\polyspace\resources
は polyspaceroot
C:\Program Files\Polyspace\R2025a
などの Polyspace インストール フォルダーです。
コマンド ライン情報
コマンド ラインでコマンド -checkers
を使用して、欠陥チェッカーを有効または無効にします。
順序にかかわりなく、シェル スクリプトは -checkers
オプションを処理してから -disable-checkers
を処理します。
コマンド ライン パラメーターの値については、Bug Finder 欠陥グループおよび欠陥チェッカーの短い名前を参照してください。
パラメーター: -checkers |
値: default | all | none | Bug Finder 欠陥グループおよび欠陥チェッカーの短い名前 |
既定値: default |
パラメーター: -disable-checkers |
値: Bug Finder 欠陥グループおよび欠陥チェッカーの短い名前 |
例 1 (Bug Finder): polyspace-bug-finder -sources
|
例 2 (Bug Finder): polyspace-bug-finder -sources
|
例 1 (Bug Finder Server): polyspace-bug-finder-server -sources
|
例 2 (Bug Finder Server): polyspace-bug-finder-server -sources
|
または、アクティベーション XML ファイル内で欠陥チェッカーを有効にします。チェッカー アクティベーション ファイル (-checkers-activation-file)
を参照してください。