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検証時間の制限 (-timeout)

解析の時間制限の指定

説明

Polyspace® Bug Finder™ または Polyspace Code Prover™ 解析の時間制限を時間単位で指定します。解析は、その制限内に完了しないと停止します。

オプションの設定

以下のいずれかの方法を使用してオプションを設定します。

  • Polyspace ユーザー インターフェイス (デスクトップ製品のみ): プロジェクト構成で [精度] ノードを選択してから、このオプションの値を入力します。

  • Polyspace Platform ユーザー インターフェイス (デスクトップ製品のみ): プロジェクト構成の [静的解析] タブで [コンピューティングの設定] ノードを選択してから、このオプションの値を入力します。

  • コマンド ラインとオプション ファイル: オプション -timeout を使用します。コマンド ライン情報を参照してください。

このオプションを使用する理由

このオプションを使用して、解析に時間制限を設定します。

たとえば、Code Prover 解析の内部ステップが 24 時間を超えて継続する場合、その解析は停止します。このオプションを使用すると、その時間制限をさらに短縮できます。解析がタイム アウトしても解析結果は得られます。たとえば、Software Safety Analysis Level 1 (Code Prover) のステップがタイム アウトになっても、Level 0 の結果が取得されます。検証レベル (-to) を参照してください。

このオプションは、特定のケースでのみ役立ちます。解析に時間がかかる特定の構成要素を含むコードがあるとします。これをチェックする場合、時間がかかりすぎる場合は解析を停止できるように、解析に時間制限を設定できます。

通常、必要に応じてこのオプションを使用するようにテクニカル サポートから求められます。

設定

時間を時間数で入力します。1 時間未満の部分は、小数点形式で指定します。

コマンド ライン情報

パラメーター: -timeout
値: time
例 (Code Prover): polyspace-code-prover -sources file_name -timeout 5.75
例 (Code Prover Server): polyspace-code-prover-server -sources file_name -timeout 5.75
例 (Bug Finder): polyspace-bug-finder -sources file_name -timeout 5.75
例 (Bug Finder Server): polyspace-bug-finder-server -sources file_name -timeout 5.75