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パック アライメント値 (-pack-alignment-value
)
Visual C++ で開発したコードの既定の構造体パック アライメントの指定
説明
構造体、共用体およびクラス メンバーの既定のパック アライメント (バイト単位) を指定します。
オプションの設定
以下のいずれかの方法を使用してオプションを設定します。
Polyspace® ユーザー インターフェイス (デスクトップ製品のみ): プロジェクト構成で [ターゲットおよびコンパイラ] ノードを選択してから、このオプションの値を選択します。
Polyspace Platform ユーザー インターフェイス (デスクトップ製品のみ): プロジェクト構成の [ビルド] タブで [ターゲットおよびコンパイラ] ノードを選択してから、このオプションの値を選択します。
コマンド ラインとオプション ファイル:オプション
-pack-alignment-value
を使用します。コマンド ライン情報を参照してください。
このオプションを使用する理由
コンパイラ オプションを使用して構造体メンバーをメモリにパックする方法を指定する場合、このオプションを使用してコンパイラをエミュレートします。
たとえば、Visual Studio® でオプション /Zp を使用してアライメントを指定している場合、Polyspace 解析にこのオプションを使用します。
コードで #pragma pack
命令を使用してアライメントを指定し、さらにこのオプションも解析に指定した場合は、#pragma pack
命令が優先されます。
設定
既定値: 8
次の値のいずれかを入力できます。
1
2
4
8
16
コマンド ライン情報
パラメーター: -pack-alignment-value |
値: 1 | 2 | 4 | 8 | 16 |
既定値: 8 |
例 (Bug Finder): polyspace-bug-finder -compiler visual10 -pack-alignment-value 4 |
例 (Code Prover): polyspace-code-prover -compiler visual10 -pack-alignment-value 4 |
例 (Bug Finder Server): polyspace-bug-finder-server -compiler visual10 -pack-alignment-value 4 |
例 (Code Prover Server): polyspace-code-prover-server -compiler visual10 -pack-alignment-value 4 |
参考
トピック
- Polyspace 解析オプションの指定
- ターゲット環境とコンパイラの動作の指定
- #pragma 命令に関する Code Prover の仮定 (Polyspace Code Prover)