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信号
信号プロパティの設定と表示
シミュレーションでは、信号は 2 つのブロック間でデータを送信します。データはブロックの計算された出力、または単純にメッセージの場合があります。信号の値はシミュレーション時間中のすべての点で計算されます。シミュレーション中およびシミュレーション後に信号データとプロパティを表示することも、ブロック線図でリアルタイムの値を確認することも、値をワークスペースの変数としてログ記録することもできます。また、信号をファイルまたはワークスペースにエクスポートして、さらに詳細に調べることもできます。
数値データ型、初期値、値の範囲などの信号特性を指定することで、モデルの数学的な動作を制御できます。
ブロック
Signal Specification | 信号の必要な次元、サンプル時間、データ型、数値タイプ、および属性を指定 |
Bus to Vector | バーチャル バスをベクトルに変換 |
IC | 信号の初期値を設定 |
Probe | 信号の属性 (幅、次元、サンプル時間、および複素数信号フラグ) を出力 |
Rate Transition | 異なるレートで動作しているブロック間の、データの伝達を処理 |
Signal Editor | 相互交換可能なシナリオを表示、作成、編集、および切り替える |
Signal Conversion | 信号の値を変えることなく、信号を新しいタイプの信号に変換 |
Weighted Sample Time | サンプル時間を伴う計算をサポート |
Width | 入力ベクトルの幅を出力 |
関数
disableimplicitsignalresolution | 信号を明示的に決めるためにモデルを変換する |
signalBuilderToSignalEditor | 信号データとプロパティを Signal Builder ブロックから Signal Editor ブロックにインポート |
signalEditor | 信号エディターを起動 |
Simulink.Signal | 信号または離散状態のインスタンス固有のプロパティを指定 |
Simulink.ValueType | Specify properties of signals based on application-specific value types |
sltrace | Trace signals in a model |
highlight | トレース結果を強調表示 |
removehighlight | Remove highlighted tracing results |
クラス
sltrace.Graph | Provide tracing information as graph for structure analysis |
ツール
信号プロパティ | View and edit signal properties |
計測のプロパティ | View and edit logging and visualization properties for logged signal |
プロパティ インスペクター | Edit parameters and properties for any Simulink model element |
モデル データ エディター | Inspect and edit data items (signals, parameters, and states) in a table that you can sort, group, and filter |
トピック
信号入門
信号プロパティ
- 信号値の調査
シミュレーションの実行中に信号がもつ値を初期化、アクセス、表示する。 - 信号範囲の指定
シミュレーション中に信号が到達できる最小値と最大値を指定する。設計を完全に指定し、シミュレーション中に信号が到達できる最小値と最大値を指定することでデータ型と生成コードを最適化します。 - 信号の次元の決定
信号の次元を検証および制御します。 - 信号と離散状態の初期化
一部のシステムには、(跳ねるボールの始点や速度など) の指定しなければならない信号と状態の初期値が含まれます。 - テスト ポイントとしての信号の設定
テスト ポイントを使用して、シミュレーション データへのアクセスを可能にする最適化から信号線を排除します。 - Specify Application-Specific Signal Properties
Specify attributes for application-specific value types, such as wind velocity.
信号のプロパティの表示
- 信号の伝播元と伝播先の強調表示
モデルのデバッグまたは調査中は、信号の伝播元または伝播先まで信号をトレースします。 - デバッグのための端子の値の表示
シミュレーション中に、ブロック線図にブロック出力値を表示します。 - 信号属性の表示
ブロック線図にデータ型や次元などの信号属性を表示することで、モデルの可読性が向上します。 - 信号ラベル伝播
信号の名前を設定し、信号にさらに容易にアクセスする。信号ラベル伝播を利用して、システムの境界を越える信号の名前付けを行う労力を軽減します。 - インターフェイスの表示を使用した接続の追跡
インターフェイスを表示して入れ子にされたレベルを通して信号を追跡し、信号の特性に注釈を付け、信号に関連する単位を表示します。
可変サイズの信号
- 可変サイズの信号の基礎
サイズと値をシミュレーション中に変更できる、可変サイズの信号を作成する。 - Simulink モデルでの可変サイズ信号の検証
可変サイズ信号の使用方法を示すモデル例を検証します。