ドキュメンテーション

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信号属性の表示

モデル内の信号線にはデータ型、次元、実数/複素数などの属性が含まれています。これらの属性をブロック線図に表示すると、次が可能になります。

  • モデルが他の人に理解しやすくなります。

  • 信号が最終的にシミュレーションに使用する属性値を判別できます (たとえば継承されたデータ型を信号が使用している場合)。

  • データ パス (一連の接続されたブロック) に沿ってこれらの属性を制御する戦略を計画することができます。

また、これらの属性を検索および並べ替えが可能なテーブルで確認および指定するために、モデル データ エディターを使用できます (モデル データ エディターを使用したデータ プロパティの設定を参照)。

[信号と端子] メニュー

Simulink® エディターの [情報表示][信号と端子] サブメニューには、信号のプロパティをブロック線図に表示するための次のオプションがあります。

さらに、サンプル時間の情報を表示することもできます。[情報表示][サンプル時間] を最初に選択した場合、サブメニューに [色][注釈] および [すべて] のオプションが表示されます。[色] オプションを選択すると、ブロック線図の信号線とブロックがサンプル時間のタイプと相対比率に基づいて色付けされます。[注釈] オプションを選択すると、サンプル時間のタイプを示す黒色のコードが信号線上に表示されます。[すべて] オプションを選択すると、色と注釈が両方とも表示されます。これらのオプションを選択すると、[サンプル時間の凡例] が表示されます。凡例には、サンプル時間のタイプとサンプル時間の速度の説明が含まれています。[色] オプションを選択すると、凡例に色コードも表示されます。[注釈] オプションを選択した場合も同様です。

端子のデータ型

シミュレーションおよびコード生成に使用される各信号のデータ型を表示します。信号を出力する出力端子の横にデータ型が表示されます。

(c) の表記は信号が複素数 (i) であることを示します。

モデル内でデータ型エイリアス (ベース ワークスペースまたはデータ ディクショナリの Simulink.AliasType オブジェクトなど) を使用して出力データ型を設定している場合、既定ではブロック線図にエイリアスが表示されます。

(ある Simulink.AliasType オブジェクトを別の Simulink.AliasType オブジェクトの基本データ型として使用するなどによって) エイリアスのチェーンを作成した場合、各信号の出力データ型の設定に使用したエイリアスのみがブロック線図に表示されます。ブロック線図にはチェーンの基となるエイリアスは表示されません。

エイリアスと共に一番基となる基本データ型 (int8singles16En14 など) を表示するには、モデルで [情報表示][信号と端子][端子のデータ型の表示形式][基本データ型とエイリアス タイプ] を選択します。

または、[基本データ型] を選択して、エイリアスを表示せずに基本データ型を表示できます。

固定小数点データ型を使用する場合、ブロック線図には、型の特性 (符号付き/なしやバイナリの小数部の長さなど) を示す標準表記を使用して基本データ型が表示されます。この表記を解釈するには、固定小数点データ型とスケーリングの表記法 (Fixed-Point Designer)を参照してください。

このオプションを有効にすると、モデルの読み込み時およびモデルの編集の際に、信号の属性の表示も有効になります。詳細については、モデル読み込み時の信号属性の表示を参照してください。

設計範囲

信号を発生する出力端子の横にコンパイルした設計範囲を表示します。範囲はブロック線図の更新時に計算されます。

範囲は [min..max] の形式で表示されます。上記の例では、Mux ブロックの出力端子の設計範囲は [-10..mixed] のように表示されます。これは、Mux ブロックによって結合される 2 つの信号の設計の最小値は同じですが、設計の最大値は異なるためです。

コマンド ライン パラメーター CompiledPortDesignMin および CompiledPortDesignMax を使用して、コンパイル時に端子信号の設計の最小値と最大値にそれぞれアクセスすることもできます。詳細については、共通のブロック プロパティを参照してください。

信号の次元

信号を伝達するラインの横に非スカラー信号の次元を表示します。

表示形式は、ラインが 1 つの信号を表すか、バスを表すかに依存します。ラインが 1 つのベクトルを表す場合、信号の幅を表示します。ラインが 1 つの行列信号を表す場合、次元を [N1xN2] と表します。ここで、Ni は、信号の i 番目の次元のサイズです。ラインが同じデータ型の信号を伝達するバスを表す場合、N{M} と表示します。ここで、N はバスにより伝達される信号の数であり、M はバスにより伝達される信号要素の総数です。バスが異なるデータ型の信号を伝達する場合、信号要素の総数 {M} のみ表示します。

このオプションを有効にすると、モデルの読み込み時およびモデルの編集の際に、信号の次元の表示も有効になります。詳細については、モデル読み込み時の信号属性の表示を参照してください。

信号のオブジェクトへの関連付けインジケーター

既定の設定では、Simulink エディターは、信号オブジェクトに関連付ける必要がある信号を視覚的に示します。[信号名を Simulink の信号オブジェクトに関連付ける] プロパティが有効なラベル付き信号の場合、信号の関連付けアイコンは信号名の左に表示されます。アイコンは次のように表示されます。

信号の関連付けアイコンによって示されるのは、信号の [信号名を Simulink の信号オブジェクトに関連付ける] プロパティが有効であることのみです。このアイコンから、信号が実際に関連付けられているかどうかはわかりません。また、このアイコンは、[信号名を Simulink の信号オブジェクトに関連付ける] プロパティを有効にせずに暗黙的に関連付けられた信号については、表示されません。

複数のラベルが存在する場合、ラベルごとに信号の関連付けアイコンが表示されます。ラベル付けされていない分岐上では、アイコンは表示されません。次の図の信号 x2 は、信号の関連付けアイコンが各ラベルの信号名の左に表示されるように、信号オブジェクトに関連付けられなければなりません。

信号の関連付けアイコンを表示しない場合は、モデル ウィンドウで、[情報表示][信号と端子][信号のオブジェクトへの関連付けインジケーター] の選択を解除します (既定の設定では選択されています)。信号の関連付けアイコンを元に戻すには、[信号のオブジェクトへの関連付けインジケーター] を再度選択します。モデル全体の設定と無関係に信号の関連付けインジケーターの表示または非表示を切り替えるように個々の信号を設定することはできません。詳細は、以下の節を参照してください。

非スカラー ラインを太く表示

ベクトルまたは行列信号を伝達するラインをスカラー信号を伝達するラインよりも太く描画します。

ベクトルおよび行列信号の詳細については、Mux 信号を参照してください。

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