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プロパティ インスペクター

任意の Simulink モデル要素のパラメーターとプロパティを編集する

説明

Simulink® プロパティ インスペクターでは、任意のモデル要素のパラメーターとプロパティを単一のインターフェイスを使用して編集できます。

モデルを作成する際にプロパティ インスペクターを開いたままにすると、プロパティ インスペクターは選択内容で更新されます。プロパティ インスペクターを使用して以下を編集できます。

  • ブロックのパラメーターとプロパティ

  • Stateflow® 要素

  • 注釈、領域、およびイメージ

  • 信号

  • モデル プロパティ

プロパティ インスペクターを開くと、現在の Simulink エディター ウィンドウ内にプロパティ インスペクターがペインとして開きます。プロパティ インスペクターは、既定の位置からドラッグしてエディター内の別の位置にドッキングできます。ペインのタイトルの右にある下矢印に、ペインをドッキング解除するオプション、最小化するオプション、ヘルプを開くオプションがあります。

プロパティ インスペクターでは、作業を進めながら迅速にパラメーターとプロパティを設定できます。設定すると値が有効になります。ブロックのパラメーターとプロパティの設定の詳細については、プログラムによるブロックのパラメーターとプロパティの指定を参照してください。

メモ

あるいは、右クリックして [プロパティ][ブロック パラメーター] (ブロックの場合) などの項目を選択することで、選択したモデル要素のダイアログ ボックスを開くことができます。ブロックをダブルクリックすると、一般にブロック ダイアログ ボックスが開きます。(Subsystem ブロックと Model ブロックのメニュー コマンドのいずれかを使用します。)

プロパティ インスペクターとダイアログ ボックスは、選択した単一の要素で動作します。主な違いは、プロパティ インスペクターは各選択を反映して更新され、ダイアログ ボックスはそのボックスを開いた要素の設定のみを表示するということです。このため、ダイアログ ボックスは次の場合に便利です。

  • モデルの階層構造内を移動し、モデルをナビゲートしながら要素のパラメーターまたはプロパティを表示または設定する。

  • 類似した要素のパラメーターまたはプロパティを比較する。

  • 設定が詳細設定で、ダイアログ ボックスにのみ表示される。

Property Inspector

プロパティ インスペクター を開く

  • Simulink ツールストリップの [モデル化] タブにある [設計] ギャラリーで [プロパティ インスペクター] を選択します。

  • Simulink エディターで Ctrl+Shift+I を押します。macOS では、代わりに command+option+O を押します。

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ほとんどのブロックでパラメーターを設定できます。パラメーターを使用すると、ブロックがモデル内でどのように動作するかを指定できます。

  1. vdp モデルを開きます。

    openExample('simulink_general/VanDerPolOscillatorExample')
  2. プロパティ インスペクターを開くには、[モデル化] タブにある [設計] ギャラリーで [プロパティ インスペクター] をクリックします。

  3. モデルで、Mu という名前のマスク Subsystem ブロックを選択します。

  4. プロパティ インスペクターの [パラメーター] タブで、スライダーを右に動かして [ゲイン] パラメーターを 2 に設定します。

バージョン履歴

R2016b で導入

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