モデル、ブロックおよび端子のコールバック

モデル化イベントのコードを実行 (モデルを開くなど)

コールバックは、Simulink^® モデルの動作をカスタマイズするための強力な手段です。コールバックを使用して、モデルを開く処理やシミュレーションの停止など、特定のアクションに応じて MATLAB^® コードを実行します。各コールバックは特定のアクションに対応します。コールバックで実行する MATLAB コードを指定します。対応するアクションが実行されると、Simulink でコールバックコードが実行されます。

たとえば、PreLoadFcn モデルのコールバックに指定したコードは、モデルの読み込み前に実行されます。PreLoadFcn にコードを与えて、モデルが使用する変数を MATLAB ワークスペースに読み込むことができます。

関数

`Simulink.Annotation`	テキスト、イメージ、領域の注釈の作成とプロパティ指定
`getCallbackAnnotation`	コールバックを実行する注釈を取得

ブロック

Callback Button

ボタンを使用した MATLAB コードの実行

トピック

コールバックを使用したモデル動作のカスタマイズ
コールバックを使用して Simulink モデルの動作をカスタマイズする。
モデルコールバック
モデルが読み込まれたときや、モデルをユーザーが保存したときなどに、モデルの特定のアクションポイントで実行される MATLAB コードを指定する。
ブロックのコールバック
ブロックが読み込まれるか、開かれるか、編集されるときに実行されるブロックコールバックを設定します。
初期化関数
初期化関数をモデルのコンパイル開始時に実行または評価する。
端子のコールバック
入出力端子の接続が変更されるたびに実行されるコールバックを端子上に設定します。
View and Trace Callbacks in Models
View and trace all the callbacks executed in a model.