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影響度による欠陥の分類
Polyspace® Bug Finder™ の欠陥のレビューに優先順位を付けるには、欠陥に割り当てられた属性 [影響] を使用します。属性を使用して、すぐに注意が必要な結果をフィルターできます。詳細は、次を参照してください。
Polyspace Access Web インターフェイスでの結果のフィルタリングと並べ替え (Polyspace Access)
Polyspace Platform ユーザー インターフェイスでの結果へのフィルターの適用と並べ替え (Polyspace Code Prover)
[影響] 属性は欠陥に対し、次の考慮事項に基づいて割り当てられます。
重大性。欠陥によりコードが失敗する可能性があるかどうかを示します。
欠陥によりコードが失敗する可能性がある場合は、影響度の高い欠陥として扱われます。現時点では欠陥によるコードの失敗はないが、将来コードの保守で問題が発生する可能性がある場合は、影響度の低い欠陥として扱われます。
確実性。つまり、誤検知率です。
たとえば、欠陥 [整数のゼロ除算] は影響度の高い欠陥です。コードのクラッシュが発生するのがほぼ確実であるためです。一方、デッド コードの存在自体はコードのクラッシュの原因にならないため、欠陥 [デッド コード] の影響度は低いです。ただし、デッド コードによって影響度の高い他の欠陥が隠される可能性もあります。
欠陥に割り当てられた影響度は変更できません。
影響度の高い欠陥
影響度の高い欠陥は次のとおりです。
C++ の例外
同時実行
データ フロー
動的メモリ
数値
オブジェクト指向
パフォーマンス
プログラミング
リソース管理
セキュリティ
静的メモリ
汚染されたデータ
影響度が中程度の欠陥
影響度が中程度の欠陥は、次のとおりです。
C++ の例外
同時実行
暗号化
データ フロー
動的メモリ
ライブラリの不適切な使用
数値
オブジェクト指向
パフォーマンス
プログラミング
リソース管理
セキュリティ
静的メモリ
汚染されたデータ
影響度の低い欠陥
影響度の低い欠陥は次のとおりです。