相対パスからライブラリを読み込むと、外部アクターの制御を受ける可能性があります
相対パスで読み込まれたライブラリは悪意のある攻撃に対し脆弱である
説明
この欠陥は、外部ライブラリを読み込むライブラリ読み込みルーチンで相対パスが使用された場合またはまったくパスが使用されなかった場合に発生します。
リスク
外部ライブラリの読み込みに相対パスを使用するかパスを使用しないことで、プログラムでは、安全でない検索プロセスがライブラリの検索に使用されます。攻撃者は検索プロセスを制御して、想定されているライブラリを攻撃者独自のライブラリに置き換えることができます。
修正方法
外部ライブラリを呼び出す際は絶対パスを指定します。
例
結果情報
| グループ: セキュリティ |
| 言語: C | C++ |
| 既定値: オフ |
コマンド ライン構文: RELATIVE_PATH_LIB |
| 影響度: Medium |
バージョン履歴
R2015b で導入