疑似乱数発生器が脆弱です
暗号法的に脆弱な疑似乱数発生器を使用
説明
この欠陥は、暗号法的に脆弱な疑似乱数発生器 (PRNG) ルーチンが使用された場合に発生します。
このチェッカーによってフラグが付けられる暗号法的に脆弱なルーチンのリストには次のものが含まれます。
rand,randomdrand48、lrand48、mrand48、erand48、nrand48、jrand48およびdrand48_rなどの同等の_r付きルーチンRAND_pseudo_bytes
リスク
こうした暗号法的に脆弱なルーチンは予測可能であり、セキュリティ目的で使用してはなりません。予測可能な乱数値で実行フローを制御する場合、プログラムは悪意のある攻撃に対し脆弱となります。
修正方法
CryptGenRandom (Windows) や OpenSSL/RAND_bytes (Linux/UNIX) など、より暗号法的に健全な乱数発生器を使用します。
例
結果情報
| グループ: セキュリティ |
| 言語: C | C++ |
| 既定値: オフ |
コマンド ライン構文: VULNERABLE_PRNG |
| 影響度: Medium |
バージョン履歴
R2015b で導入