無意味なインクルード
説明
この欠陥は、インクルードされるヘッダーを使用しない場合に発生します。
たとえば、次を行わない場合です。
インクルードされたファイルで定義されているマクロ、またはそのインクルードされたファイルのインクルードで定義されているマクロの呼び出し。
インクルードされたファイルで定義されているデータ型、またはそのインクルードされたファイルのインクルードで定義されているデータ型の使用。
インクルードされたファイルで定義されているオブジェクトあるいは関数、またはそのインクルードされたファイルのインクルードで定義されているオブジェクトあるいは関数の、呼び出しまたはそれらへの参照の使用。
インクルードされたファイルによってそのファイルの外部に提供される、外部から可視のオブジェクトの使用。
オブジェクトが入れ子のマクロ内で使用されている場合、Polyspace はその使用を見逃す可能性があります。その結果、Polyspace はそのオブジェクトを宣言している include に USELESS_INCLUDE としてフラグを設定する可能性があります。
リスク
不必要なファイル依存関係によって、プロジェクトのビルド速度が低下します。ビルド速度を改善するには、使用されない include 命令を削除します。
修正方法
使用されない include 命令を削除します。
例
結果情報
| グループ: 適切な手法 |
| 言語: C | C++ |
| 既定値: オフ |
コマンド ライン構文: USELESS_INCLUDE |
| 影響度: Low |