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無意味な if
不要な if 条件
説明
この欠陥は、条件が常に true である if
ステートメントで発生します。この欠陥は if ステートメントが else ステートメントを伴わない時のみ発生します。
この欠陥は if
ステートメントを削除してもコード実行に違いがないときに、不要な if
ステートメントを表示します。
リスク
不要な if
ステートメントは多くの場合、コーディング エラーを示します。おそらく、if
条件が適切にコーディングされていないか if
ステートメントが完全に不要です。
修正方法
修正方法は欠陥の根本原因によって異なります。たとえば、同じ実行パスで 2 回チェックされるエラー状態が根本原因で、2 回目のチェックが冗長になっている可能性があります。
多くの場合、結果の詳細 (または Polyspace as You Code のソース コード ツールヒント) には欠陥につながる一連のイベントが表示されます。そのシーケンス内のどのイベントについても修正を実装できます。結果の詳細にイベント履歴が表示されない場合は、ソース コード内で右クリック オプションを使用して、欠陥に関連する変数のこれまでの参照を検索し、関連するイベントを検出できます。Polyspace デスクトップ ユーザー インターフェイスでの Bug Finder の結果の解釈またはPolyspace Access Web インターフェイスでの Bug Finder の結果の解釈 (Polyspace Access)も参照してください。
以下の修正例を参照してください。
冗長な条件が防御的なコーディング手法を表すもので、問題を修正する必要がない場合は、改めてレビューされないように結果またはコードにコメントを追加します。詳細は、以下を参照してください。
Polyspace ユーザー インターフェイスでのバグ修正または正当化による結果への対処 (Polyspace ユーザー インターフェイスで結果をレビューする場合)
Polyspace Access でのバグ修正または正当化による結果への対処 (Polyspace Access) (Web ブラウザーで結果をレビューする場合)。
コードへの注釈付けと既知の結果または許容可能な結果の非表示 (IDE で結果をレビューする場合)
例
結果情報
グループ: データ フロー |
言語: C | C++ |
既定値: オン |
コマンド ライン構文: USELESS_IF |
影響度: Medium |