標準ライブラリ ルーチンの無効な使用
標準ライブラリ関数の間違った引数
説明
この欠陥は、標準ライブラリの関数で無効な引数が使用された場合に発生します。この欠陥では、浮動小数点、整数、メモリまたは文字列の標準ライブラリ ルーチンでカバーされない他の関数に関係するエラーが検出されます。
リスク
標準ライブラリ関数で無効な引数を使用すると未定義の動作が発生します。
修正方法
修正方法は欠陥の根本原因によって異なります。たとえば、ポインターが NULL で初期化されて、特定の実行パスでその初期値が上書きされない場合、関数 printf の引数が NULL になる可能性があります。
以下の修正例を参照してください。
問題を修正しない場合は、改めてレビューされないように結果またはコードにコメントを追加します。詳細は、以下を参照してください。
Polyspace ユーザー インターフェイスでのバグ修正または正当化による結果への対処 (Polyspace ユーザー インターフェイスで結果をレビューする場合)。
Polyspace Access でのバグ修正または正当化による結果への対処 (Polyspace Access) (Web ブラウザーで結果をレビューする場合)。
コードへの注釈付けと既知の結果または許容可能な結果の非表示 (IDE で結果をレビューする場合)
例
結果情報
| グループ: プログラミング |
| 言語: C | C++ |
| 既定値: オン |
コマンド ライン構文: OTHER_STD_LIB |
| 影響度: High |
バージョン履歴
R2013b で導入