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Polyspace Platform ユーザー インターフェイスでの結果へのフィルターの適用と並べ替え
Polyspace® 解析の結果は、Polyspace Platform ユーザー インターフェイスの [ダッシュボード] または [確認] パースペクティブで開くことができます。
結果の詳細を表示して、個々の結果を確認する場合は、[確認] パースペクティブを使用します。
[プロジェクトの概要] ダッシュボードでプロジェクト全体に関する統計を確認する場合は、[ダッシュボード] パースペクティブを使用します。レビューを整理するには、リストを絞り込むか、ファイルまたは結果のタイプ別に結果をグループ化します。
フィルタリングを使用して、次のように表示内容を絞り込むことができます。
特定のタイプの欠陥または実行時チェックのみ。
たとえば、Bug Finder 解析では影響度の高い欠陥のみを表示できます。
前回の解析以降または以前の解析以降に見つかった新しい結果のみ。
正当化されていない結果のみ。正当化されていない結果は [Open] と見なされます。これらの結果のステータスは、
[未確認]、[調査予定]、[修正予定]、または[その他]となっています。正当化の詳細については、Polyspace Platform ユーザー インターフェイスでのバグ修正または正当化による結果への対処を参照してください。
結果のフィルター
結果にフィルターを適用するには、[ダッシュボード] パースペクティブで結果セットを選択するか、[確認] パースペクティブでツールストリップ フィルターを使用します。
[ダッシュボード] パースペクティブを使用したフィルターの適用
[ダッシュボード] パースペクティブでは、以下の操作を行うことができます。
[プロジェクトの概要] ダッシュボードで、半円状の図のセクションまたは半円状の図の凡例をクリックすると、それに対応する結果セットが表示されます。
異なる結果ファミリのダッシュボードを開き、数字をクリックすると、対応する結果が絞り込まれたリストが表示されます。次に例を示します。
Bug Finder 解析で影響度が高い [Open] の欠陥のみを表示するには、[欠陥] ダッシュボードの [概要] セクションで対応する数字をクリックします。[未解決] の結果のステータスは、
[未確認]、[調査予定]、[修正予定]、または[その他]です。Code Prover で [完了] のレッド チェックのみを表示するには、[実行時チェック] ダッシュボードの [概要] セクションで対応する数字をクリックします。[完了] の結果のステータスは、
[正当化済み]、[アクションの予定なし]、または[欠陥ではない]です。特定のファイルでの MISRA C:2012 コーディング規約違反を確認するには、[MISRA C:2012] ダッシュボードの [詳細] セクションのテーブルを使用します。
[確認] パースペクティブを使用したフィルターの適用
[確認] パースペクティブでは、Polyspace の結果ファミリ ([ファミリ フィルター]) または結果レビューの進捗状況 ([フィルター]) に基づいて結果にフィルターを適用できます。
Bug Finder の欠陥のみを表示するには、[ファミリ フィルター] グループで [欠陥] フィルターを選択します。
正当化されていない結果のみを表示するには、[フィルター] グループで [未解決] フィルターを選択します。
ツールストリップの下のフィルター バーに、調査結果の合計数のうち、表示される調査結果の数と、現在適用されているフィルターが表示されます。
ツールストリップの [フィルター] セクションのボタンはグローバルです。これらはすべての調査結果ファミリに適用されます。
関数名など特定の内容に基づいて結果をフィルタリングするには、[表示のみ] または [フィルターで除外] テキスト フィルターを使用します。これらのフィルターでは、入力したテキストが、[結果のリスト] ペインのすべての列の内容と照合されます。たとえば、[フィルターで除外] フィルターに foo と入力すると、foo が含まれているすべての結果が [結果のリスト] ペインで非表示になります。
[結果のリスト] ペインで列の内容を右クリックして、結果にフィルターを適用することもできます。この操作は、[表示のみ] または [フィルターで除外] テキスト フィルターに内容を直接入力する操作と同等です。たとえば、[関数] 列で foo を右クリックすると、foo が含まれているすべての結果にこのフィルターが適用されます。
適用するフィルターは、次回の解析には引き継がれません。
オレンジ ソースを使用するフィルター
オレンジ ソースによって、Code Prover で複数のオレンジ チェックが生じる可能性があります。同じソースのすべてのオレンジ チェックを表示して、まとめてレビューすることができます。
たとえば、以下のコードでは、未知の値 input によってオーバーフローおよびゼロ除算が発生する可能性があります。変数 input は、2 つのオレンジ チェックの原因となるオレンジ ソースです。
void func (int input) {
int val1;
double val2;
val1 = input++;
val2 = 1.0/input;
}まず、[確認] パースペクティブで [ウィンドウ] 、 [オレンジ ソース] を選択します。オレンジ ソースのリストが表示されます。オレンジ ソースを選択して、このソースが原因で生じるすべてのオレンジ チェックを確認します。
カスタム フィルターの作成
[結果のリスト] で結果をレビューするときには、Polyspace の特定の結果ファミリに絞ってレビューするために、ツールストリップの [ファミリ フィルター] セクションからフィルターを適用できます。たとえば、次のフィルターがあります。
カスタム フィルターを定義して、プロジェクトや組織に関連する調査結果にレビューのスコープを絞り込むことができます。たとえば、[数値] の Bug Finder 欠陥と "必須" の MISRA C™:2012 ルールの違反のみをレビュー対象とするような場合です。
ユーザー インターフェイスでカスタム フィルターを作成または編集するには、まず、[確認] パースペクティブで Polyspace Bug Finder™ または Polyspace Code Prover™ の結果を開きます。ここで、次のようにします。
ツールストリップで [適用/管理] > [フィルターの管理] をクリックします。
[新規] をクリックし、[新しいカスタム フィルター] ポップアップ ウィンドウにフィルター名を入力します。
[構成] タブでフィルターの選択を編集します。Polyspace 結果ファミリ (たとえば、MISRA C:2012) を選択してから、ノードを選択するか、ノードを展開して個々の結果を選択します。
[保存] または [名前を付けて保存] をクリックしてフィルターの選択を保存します。
フィルターの名前や説明に変更を加えるには、[情報] タブに移動します。
[エクスポート] ボタンを使用して、カスタム フィルターをファイルに保存します。フィルター ファイルを他のユーザーと共有したり、Polyspace Access Web ユーザー インターフェイスで [インポート] ボタンを使用して、フィルターを Polyspace Access™ にインポートしたりできます。
カスタム フィルターを適用するには、[適用/管理] > [フィルター] で適切なフィルターを選択します。一度に複数のカスタム フィルターを適用できます。カスタム フィルターは [ダッシュボード] パースペクティブには適用されません。
