ハードコードされた機密データ
機密データが文字列リテラルなどとしてコード内に露出される
説明
この欠陥は、機密性の高いデータが文字列リテラルなどとしてコード内で直接露出された場合に発生します。チェッカーは、特定のデータを機密性が高いとして識別し、パスワード暗号化関数などの特定の関数で使用されないようにします。
以下のデータは機密性が高い可能性があります。
| データの型 | 情報の機密性を示唆する関数 |
|---|---|
| ホスト名 |
|
| パスワード |
|
| データベース |
|
| ユーザー名 |
|
| ソルト | crypt、crypt_r (第 2 引数) |
| 暗号化キーと初期化ベクトル | OpenSSL:
|
| シード |
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リスク
ハードコードされた情報は、コードから生成されたバイナリから問い合わせることができます。
修正方法
機密情報のハードコーディングを回避します。
例
結果情報
| グループ: セキュリティ |
| 言語: C | C++ |
| 既定値: オフ |
コマンド ライン構文: HARD_CODED_SENSITIVE_DATA |
| 影響度: Medium |
バージョン履歴
R2020a で導入