モデル コンフィギュレーション パラメーター: Simulation Target
[シミュレーション ターゲット] カテゴリには、モデルのシミュレーション ターゲットを設定するためのパラメーターが含まれます。[コンフィギュレーション パラメーター] ダイアログ ボックスの [シミュレーション ターゲット] ペインには、次のパラメーターがあります。
パラメーター | 説明 | 場所 |
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GPU による高速化 | NVIDIA® GPU 上で MATLAB Function ブロックを高速化するかどうかを指定します。このオプションには GPU Coder™ ライセンスが必要です。 | |
Language | シミュレーション ターゲットの C または C++ コード生成を指定します。 | |
Simulink® にインポートする型と関数宣言を含むインターフェイス ヘッダー コードを指定します。 | [コード情報] タブ | |
ヘッダーとソース ファイルを含むディレクトリを指定します。 | [コード情報] タブ | |
カスタム コードのソース ファイルを指定します。 | [コード情報] タブ | |
ターゲットにリンクするカスタム オブジェクト コードを含むスタティック ライブラリまたは共有ライブラリ、あるいはその両方のリストを指定します。 | [コード情報] タブ | |
コンパイラ コマンド ラインに追加するプリプロセッサ マクロ定義を指定します。 | [コード情報] タブ | |
コンパイラ コマンド ラインに追加する追加フラグを指定します。 | [コード情報] タブ | |
リンカー コマンド ラインに追加する追加フラグを指定します。 | [コード情報] タブ | |
シミュレーションの開始時に実行される C/C++ コードを指定します。 | [追加のソース コード] タブ | |
シミュレーションの終了時に実行される C/C++ コードを指定します。 | [追加のソース コード] タブ | |
Simulink にインポートする追加のカスタム コードを指定します。 | [追加のソース コード] タブ | |
カスタム コードのシミュレーションを別のプロセスで行う | モデルのシミュレーション中に、カスタム コードを MATLAB® の外の別のプロセスで実行します。 | [インポート設定] タブ |
カスタム コード解析を有効にする | カスタム コードの Simulink Coverage™ および Simulink Design Verifier™ サポートを有効にするかどうかを指定します。 | [インポート設定] タブ |
グローバル変数を関数インターフェイスとして有効にする | C Caller ブロックによって呼び出されるカスタム コード内のグローバル変数の動作を指定します。 | [インポート設定] タブ |
未定義の関数および変数の処理 | C Caller ブロック、MATLAB Function ブロック、MATLAB System ブロック、または Stateflow® チャートによって呼び出されるすべての外部 C 関数について、未定義の関数の動作を指定します。 | [インポート設定] タブ |
確定的な関数 | カスタム コード関数が確定的かどうかを指定します。 | [インポート設定] タブ |
関数別に指定 | どのカスタム コード関数が確定的かを指定します。 | [インポート設定] タブ |
既定の関数配列のレイアウト | C Caller ブロックにより使用される、すべての外部 C 関数の既定の配列レイアウトを指定します。 | [インポート設定] タブ |
関数による例外 | C Caller ブロックにより使用される、各外部 C 関数の配列レイアウトを指定します。 | [インポート設定] タブ |
ターゲット ライブラリ (Simulink Coder) | シミュレーションに使用するターゲット深層学習ライブラリを指定します。
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自動調整 (Simulink Coder) | cuDNN ライブラリの自動調整を使用します。自動調整を有効にすると、cuDNN ライブラリで最速の畳み込みアルゴリズムが検出されるようになります。 このパラメーターには Simulink Coder および GPU Coder のライセンスが必要です。 |
次のコンフィギュレーション パラメーターは [詳細設定パラメーター] セクションにあります。
パラメーター | 説明 |
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カスタム コードのインポート | 使用可能なカスタム コード変数と関数を解析し、カスタム コードを独自のシミュレーション ターゲットにコンパイルするかどうかを指定します。 |
MATLAB コマンド ウィンドウで実行時に出力を表示できるようにします (セミコロンで終わらないアクションなど)。 | |
MATLAB Function ブロック、Stateflow チャート、およびデータフロー領域用に生成したコードの応答性チェックを有効にします。 | |
Stateflow および MATLAB Function ブロック内のインポートされたバスと列挙データ型に対する | |
MATLAB Function ブロックに生成したコード内でメモリの整合性の違反を検出し、診断して実行を停止します。 | |
再帰関数を含む MATLAB コード向けに生成されたコードで再帰関数を許可します。 | |
二項演算と二項関数を含む MATLAB コード向けに生成されたコードで暗黙的な拡張を有効にします。 | |
コンパイル時の再帰では、生成されたコードで許可される関数のコピー数を制御します。 | |
ブロックのグループを縮約または削除することによって実行時間を短縮します。 | |
高速のためにコード生成時にコンパイラによって使用される最適化の度合いを設定します。 | |
ハードウェア アクセラレーション | ハードウェア アクセラレーションを使用するかどうか、およびハードウェア アクセラレーションのレベルを選択します。 |
Switch ブロックと Multiport Switch ブロックがモデルに含まれている場合のモデルの実行を向上させます。 | |
Simulink Accelerator モード、参照モデルのアクセラレータ モードおよびラピッド アクセラレータ モードのコード生成時に表示する情報の量を選択します。 | |
動的メモリ割り当てしきい値以上のサイズをもつ可変サイズ配列に対して、動的メモリ割り当て (malloc) を使用します。このパラメーターは、MATLAB Function ブロック、Stateflow チャート、または MATLAB System ブロックに関連付けられた System object の MATLAB コードに適用されます。 | |
しきい値以上のサイズ (バイト単位) をもつ可変サイズ配列に対して、動的なメモリの割り当て (malloc) を使用します。このパラメーターは、MATLAB Function ブロック、Stateflow チャート、または MATLAB System ブロックに関連付けられた System object の MATLAB コードに適用されます。 | |
連続時間 MATLAB 関数による初期化された永続変数への書き込みを有効にする | 連続時間 MATLAB 関数の初期化された永続変数への書き込みを有効にします。無効になっている場合、連続時間 MATLAB 関数は永続変数の初期化および読み取りのみが可能です。 |
Allow setting breakpoints during simulation | シミュレーション中に、MATLAB Function ブロック、Stateflow チャート、State Transition ブロック、および Truth Table ブロックでブレークポイントの追加を有効にします。 |
MATLAB Function ブロック、Stateflow チャート、または Truth Table ブロックを含むモデルのカスタム コード内で指定した変数または関数の名前に一致する生成コード内の変数または関数の名前を入力します。 |