カスタムコードのシミュレーションを別のプロセスで行う

説明

モデルのシミュレーション中に、カスタムコードを MATLAB^® の外の別のプロセスで実行します。このオプションは、C Caller ブロック、C Function ブロック、MATLAB Function ブロック、MATLAB System ブロックおよび Stateflow^® チャートを使用してモデルに統合された外部コードに適用されます。

カテゴリ: Simulation Target

設定

既定の設定: オフ

オン

カスタムコードはモデルのシミュレーション中に個別のプロセスで実行されます。そのため、カスタムコードの予期しない例外、または Simulink^® とカスタムコード間のインターフェイスにおけるエラーが原因で生じる MATLAB クラッシュを回避できます。カスタムコードの実行時の例外により、Simulink でエラーメッセージが生成されます。このメッセージには、例外に関する詳細情報 (原因となったブロックまたは行番号など) が表示され、コードに関する問題の解決に役立ちます。サポートされている外部デバッガーがインストールされている場合、エラーメッセージに外部デバッガーを起動するボタンが表示されています。詳細については、Debug Custom C/C++ Codeを参照してください。

このパラメーターを選択すると、ブロックの [端子仕様] テーブルでサイズを明示的に指定せずに、カスタムコード C 関数のポインター型引数を C Caller ブロックの出力端子にマッピングできます。C 関数の引数の Simulink 端子へのマッピングを参照してください。