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MATLAB 関数のプリコンパイルされたライブラリを使用

プリコンパイルされたライブラリまたは代替の実装のいずれかの使用を優先するようにコード ジェネレーターに指示する

R2024b 以降

モデル コンフィギュレーション ペイン: シミュレーション ターゲット

説明

このパラメーターは、モデル内の MATLAB® 関数に対して生成されたコードに、プリコンパイルされたライブラリの呼び出しをどの程度含めるかを指定します。

特定のプリコンパイルされたライブラリ (BLAS、LAPACK、FFTW など) には、生成されたコードでの使用方法をカスタマイズできる個別のコンフィギュレーション パラメーターが存在します。[MATLAB 関数のプリコンパイルされたライブラリを使用] パラメーターは、これらのライブラリの使用には影響しません。

設定

使用可能な場合はプリコンパイルされたライブラリを優先 | 可能な場合はプリコンパイルされたライブラリを回避
使用可能な場合はプリコンパイルされたライブラリを優先

コード ジェネレーターは、利用可能なプラットフォーム固有のプリコンパイルされたライブラリを使用することを優先します。

シミュレーションまたは C/C++ コード生成の場合、この値が既定値です。

この設定は、特定のプラットフォーム用にモデルまたは生成されたコードのパフォーマンスを最適化する場合に選択するのが適しています。

可能な場合はプリコンパイルされたライブラリを回避

コード ジェネレーターは、アルゴリズムの代替実装が利用できない場合にのみ、プリコンパイルされたライブラリを使用します。

GPU による高速化またはコード生成の場合、この値が既定値です。

この設定は、多くのプラットフォームで実行できる移植可能なアプリケーションを作成する場合に役立ちます。

推奨設定

アプリケーション設定
デバッグ

影響なし

トレーサビリティ

影響なし

効率性使用可能な場合はプリコンパイルされたライブラリを優先
安全対策可能な場合はプリコンパイルされたライブラリを回避

プログラムでの使用

パラメーター: UsePrecompiledLibraries
型: string | 文字ベクトル
値: "Prefer | "Avoid"
既定の設定: "Prefer" (C/C++) | "Avoid" (CUDA®)

バージョン履歴

R2024b で導入