既定の関数配列のレイアウト
説明
外部 C/C++ 関数およびクラス メソッドによる入力配列データの処理方法を指定します。このパラメーターは、C Caller ブロック、C Function ブロック、MATLAB Function ブロック、MATLAB System ブロック、および Stateflow® チャートで呼び出される C/C++ 関数およびメソッドに影響を与えます。
カテゴリ: Simulation Target
設定
既定の設定: 指定なし
列優先外部 C/C++ 関数およびクラス メソッドは、入力配列データが列優先のレイアウトであると仮定します。
行優先外部 C/C++ 関数およびクラス メソッドは、入力配列データが行優先のレイアウトであると仮定します。
任意外部 C/C++ 関数およびクラス メソッドは、どの入力データ配列レイアウトでも受け入れます。外部関数およびクラス メソッド アルゴリズムで行列データを特定の配列レイアウトにする必要がない場合、たとえば、入力配列データで要素単位演算のみを実行する場合は、このオプションを使用します。
指定なし外部 C/C++ 関数およびクラス メソッドで入力データ配列レイアウトに関する仮定を行いません。ただし、[配列のレイアウト] (Simulink Coder) が
[行優先]に設定されている場合、Simulink® でエラーがレポートされます。エラーをオフにするには、[行優先コード生成の外部関数互換性] (Simulink Coder) を[警告]または[なし]に変更します。
[既定の関数配列のレイアウト] パラメーターは、カスタム コード関数およびクラス メソッドの既定の配列レイアウトを制御します。個々の関数またはクラス メソッドの配列レイアウトを指定するには、[関数による例外] をクリックします。
コマンド ライン情報
パラメーター: DefaultCustomCodeFunctionArrayLayout |
| 型: 文字ベクトル |
値: 'Column-major' | 'Row-major' | 'Any' | 'NotSpecified' |
既定の設定: 'NotSpecified'
|
推奨設定
| アプリケーション | 設定 |
|---|---|
| デバッグ | 影響なし |
| トレーサビリティ | 影響なし |
| 効率性 | 推奨なし |
| 安全対策 | 推奨なし |