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プロパティ
プロパティ宣言、属性、およびアクセス メソッド
プロパティはオブジェクト データを含みます。クラスはすべてのオブジェクトに同じプロパティを定義しますが、それぞれのオブジェクトでは固有のデータ値を格納できます。プロパティの属性は、そのプロパティにアクセス可能な関数とメソッドを制御します。プロパティ値を設定またはクエリしたときに必ず実行される関数を定義できます。コードがプロパティの値にアクセスしたときには、プロパティによってイベントをトリガーできます。
関数
クラス
dynamicprops | 動的プロパティをサポートするクラスのスーパークラス |
meta.DynamicProperty | MATLAB オブジェクトの動的プロパティの記述 |
event.DynamicPropertyEvent | 動的プロパティ イベントのイベント データ |
meta.property | MATLAB クラスのプロパティの記述 |
meta.Validation | プロパティ検証の記述 |
meta.FixedDimension | プロパティのサイズ指定における固定次元 |
meta.UnrestrictedDimension | プロパティのサイズ指定における無制限の次元 |
meta.ArrayDimension | プロパティ検証のサイズ情報 |
matlab.lang.OnOffSwitchState | logical 値でオンおよびオフ状態を表す |
トピック
プロパティの定義と属性の設定
- プロパティの使用方法
さまざまなユースケースを満たすクラス プロパティを定義できます。 - プロパティ構文
動作を制御する属性と検証を使用してクラス プロパティを定義する。 - プロパティの属性
属性はプロパティの動作を制御します。 - 可変プロパティと不変プロパティ
どのコードでプロパティ値を設定できるかを制御することができます。 - プロパティ値の初期化
クラスでは既定値をプロパティに代入することができます。これらの値はオブジェクトの作成中に変更できます。 - 定数値をもつクラス プロパティの定義
Constant
プロパティをもつクラスを使用して、定数値を定義する。 - オブジェクトを含んだプロパティ
既定値としてオブジェクトが代入されたプロパティは、クラスが最初に読み込まれるときにそのオブジェクトを 1 回だけ作成します。また、格納されているオブジェクト プロパティへの代入の動作は、そのオブジェクトがハンドルか値かによって異なります。
プロパティの検証
- プロパティ値の検証
プロパティ値をサイズとクラスに制限し、関数を適用して代入値を検証できます。 - プロパティのクラスとサイズの検証
プロパティのクラス要件およびサイズ要件の定義。 - プロパティの検証関数
プロパティの検証関数により、プロパティに代入されている値をチェックできます。 - プロパティ検証へのメタデータ インターフェイス
サイズ、クラス、およびプロパティに割り当てられている値を検証する検証関数について、プログラムにより判別する。
プロパティ アクセス メソッド
- プロパティ アクセス メソッド
プロパティ アクセス メソッドは、プロパティ値が参照されたときや代入されたときにコードを実行します。これらのメソッドを実装すると、値の設定やクエリに際してどのようなアクションが発生するかを制御できます。 - プロパティ の set メソッド
プロパティの set メソッドは、特定の構文と実行規則に従わなければなりません。 - プロパティの get メソッド
プロパティの get メソッドは、特定の構文と実行規則に従わなければなりません。 - 依存プロパティの set および get メソッド
依存プロパティには値が保存されないため、アクセス メソッドが必要となります。プロパティ アクセス メソッドは依存プロパティの対話式操作を管理します。
動的プロパティ
- 動的プロパティ — インスタンスへのプロパティの追加
dynamicprops
クラスから派生したオブジェクトにインスタンス データを追加することができます。 - 動的プロパティの Set メソッドおよび Get メソッド
動的プロパティの事実上のアクセス メソッドを実装することができます。 - 動的プロパティのイベント
動的プロパティのPropertyAdded
イベントとPropertyRemoved
イベントにリスナーを定義できます。 - 動的プロパティと ConstructOnLoad
ConstructOnLoad
属性を使用して、動的プロパティの保存と読み込みを行います。