mustBeValidVariableName

入力名が有効な変数名であることを検証

構文

mustBeValidVariableName(varname)

説明

mustBeValidVariableName(varname) は、入力名が有効な変数名であることを検証します。この関数は値を返しません。

mustBeValidVariableName は以下の関数を呼び出して、入力が有効な変数名であるかどうかを判別します。

• isvarname

例

変数名の検証

関数 mustBeValidVariableName を使用して、変数名が有効であることを確認します。

関数 saveVariable は変数名を入力としてとります。変数名が有効な名前でない場合、mustBeValidVariableName はエラーをスローします。

function saveVariable(fname,var)
    arguments
        fname string
        var string {mustBeValidVariableName}
    end
    save(fname,var);
end

MATLAB^® の変数名の先頭を数値にすることはできません。8data を変数として使用しようとするとエラーが発生します。

v = "8data";
saveVariable("myfile",v)

Error using saveVariable (line 4)
 saveVariable("myfile",v)
                       ^
Invalid argument at position 2. These are not valid variable names: '8data'.

入力引数

varname — 変数名

string スカラー | 文字ベクトル | cellstr

変数名。string スカラー、文字ベクトル、または文字ベクトルの cell 配列として指定します。

データ型: char | string | cell

ヒント

• mustBeValidVariableName は、プロパティと関数の引数の検証で使用されるように設計されています。

バージョン履歴

R2020b で導入

参考

arguments | mustBeFile | mustBeFolder

トピック

• 関数の引数の検証
• プロパティの検証関数