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入力仕様

MATLAB® 関数の入力変数のプロパティの指定によるコード生成の有効化

コード生成では、エントリポイント関数への入力変数のサイズと型を指定する必要があります。以下のように入力の型を指定できます。

  • MATLAB コードで、arguments ブロックを使用してエントリポイント関数で関数引数の検証を実行する。arguments ブロックを使用して入力の型を指定する場合は、coder.mustBeComplex などのバリデーターを使用して、入力データが複素数か、スパースか、GPU 配列かなど、他の変数属性も指定できます。

  • MATLAB Coder™ アプリを使用する。

  • コマンド ラインで、codegen コマンドに対して引数 -args を使用する。引数 -args を使用してコマンド ラインで指定する入力の型は、coderTypeEditor または coder.typeof などの関数を使用して事前に構成できます。

  • MATLAB コードで、assert ステートメントを使用して前提条件の設定を実行する。

アプリ

MATLAB CoderMATLAB コードからの C コードまたは MEX 関数の生成
coderTypeEditor[コード生成の型エディター] ダイアログを起動 (R2020a 以降)

関数

すべて展開する

codegenMATLAB コードから C/C++ コードを生成する
coder.getArgTypesテスト ファイルを実行して、関数の入力引数の型を判断する
coder.newtypeエントリポイント関数の入力の型を表す coder.Type オブジェクトを作成
coder.resizecoder.Type オブジェクトのサイズ変更
coder.typeofエントリポイント関数の入力の型を表す coder.Type オブジェクトを作成
arguments関数の引数の検証を宣言 (R2019b 以降)
coder.mustBeComplexValidate that value lies on the complex plane (R2023b 以降)
coder.specifyAsGPUSpecify that value is a GPU input to an entry-point function for GPU code generation (R2023b 以降)
coder.varsize可変サイズのデータの宣言
mustBeA値が指定したクラスのいずれかで取得された値であることを検証 (R2020b 以降)
mustBeNonsparse値が非スパースであることを検証
mustBeReal値が実数であることを検証
mustBeSparseValidate that value is sparse (R2023b 以降)
assert条件が false の場合にエラーをスロー

クラス

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coder.ArrayType入力仕様に対して許容される MATLAB 配列のセットを表す
coder.CellTypeMATLAB cell 配列のセットを表す
coder.ClassType入力仕様に対して許容される MATLAB クラスのセットを表す
coder.Constantコード生成用の定数値の指定
coder.EnumType入力仕様に対して許容される MATLAB 列挙のセットを表す
coder.FiType入力仕様に対して許容される MATLAB 固定小数点配列のセットを表す
coder.PrimitiveType入力仕様に対して許容される logical 値、数値、または文字の配列のセットを表す
coder.StructType入力仕様に対して許容される MATLAB 構造体配列のセットを表す
coder.StringTypeRepresent set of MATLAB strings acceptable for input specification (R2022b 以降)
coder.Type入力仕様に対して許容される MATLAB 値のセットを表す

オブジェクト

coder.OutputType入力の型として指定するエントリポイント関数からの出力の型

トピック

入力仕様の基礎

MATLAB コードでの入力の型の指定

MATLAB Coder アプリを使用した入力の型の指定

コマンド ラインでの入力の型の指定

トラブルシューティング