Main Content

coderTypeEditor

[コード生成の型エディター] ダイアログを起動

R2020a 以降

説明

coderTypeEditor は空の [コード生成の型エディター] ダイアログを開きます。ダイアログが既に開いている場合、このコマンドはそれを画面の手前に表示します。

コード生成の型エディターを使用すると、coder.Type オブジェクトの作成と編集を対話形式で行うことができます。コード生成の型エディターを使用した入力の型の作成と編集を参照してください。

coderTypeEditor var1 ... varN はワークスペース変数 var1 から varN に対応する coder.Type オブジェクトを事前に読み込んだ状態で [コード生成の型エディター] ダイアログを開きます。変数 var に対して生成される coder.Type オブジェクトの名前は varType です。

coderTypeEditor -all は現在のワークスペース内の互換性があるすべての変数に対応する coder.Type オブジェクトを事前に読み込んだ状態で [コード生成の型エディター] ダイアログを開きます。

coderTypeEditor -close は開いている [コード生成の型エディター] ダイアログを閉じます。

すべて折りたたむ

MATLAB® ワークスペースで、変数 var1var2、および var3 を定義します。

myArray = magic(4);
myCharVector = 'Hello, World!';
myStruct = struct('a',5,'b','mystring');

var1var2、および var3 の型を事前に読み込んだ状態で型エディターを開きます。

coderTypeEditor myArray myCharVector myStruct

[コード生成の型エディター] ダイアログが開きます。[型ブラウザー] ペインに、3 つのワークスペース変数に対応する coder.Type オブジェクトである myArrayTypemyCharVectorType、および myStructType の名前、クラス (データ型)、サイズが表示されます。

作成された型を検証し、ワークスペースの変数と一致していることを確認します。

  • myArrayType は double 型の 44 列の配列を表します。

  • myCharVectorType113 文字の行ベクトルを表します。

  • myStructTypestruct 型のスカラーを表します。[型ブラウザー]myStructType に対応するツリーを展開します。フィールド a は double 型のスカラーを表します。フィールド b18 文字のベクトルを表します。

これらの型をベース ワークスペースに保存するには、コード生成の型エディターのツールストリップで [保存] をクリックします。変数 myArrayTypemyCharVectorType、および myStructType がベース ワークスペースに表示されます。

入力引数

すべて折りたたむ

型エディターに型を表示するワークスペース変数。コード生成と互換性がある任意の値を格納できます。

値を coder.Type オブジェクトにすることもできます。その場合、coder.Type オブジェクト自体が型エディターで開きます。

データ型: single | double | int8 | int16 | int32 | int64 | uint8 | uint16 | uint32 | uint64 | logical | char | string | struct | table | cell | categorical | datetime | duration | timetable | fi | value object | coder.Type object
複素数のサポート: あり

バージョン履歴

R2020a で導入