coder.ClassType クラス
名前空間: coder
スーパークラス: coder.ArrayType
入力仕様に対して許容される MATLAB クラスのセットを表す
説明
coder.ClassType
のオブジェクトは、生成コードが受け入れる値クラス オブジェクトを指定します。このクラスのオブジェクトは、関数 codegen
の -args
オプションでのみ使用します。生成された MEX 関数に入力として渡さないでください。
作成
は、t
= coder.typeof(classObject
)classObject
の coder.ClassType
オブジェクトを作成します。
は、クラス t
= coder.newtype(className
)className
のオブジェクトの coder.ClassType
オブジェクトを作成します。
メモ
coder.Type
オブジェクトの作成と編集は、コード生成の型エディターを使用して対話形式で行うことができます。コード生成の型エディターを使用した入力の型の作成と編集を参照してください。
入力引数
プロパティ
値クラス オブジェクト v
を coder.typeof
に渡して coder.ClassType
オブジェクト t
を作成すると、t
のプロパティは Constant
属性が false
に設定された v
のプロパティと同じになります。
同様に、値クラス オブジェクトの名前 v
を coder.newtype
に渡して coder.ClassType
オブジェクト t
を作成すると、t
のプロパティは Constant
属性が false
に設定された v
のプロパティと同じになります。
例
ヒント
coder.ClassType
の作成後、プロパティのタイプを変更できます。たとえば、オブジェクトt
のprop1
プロパティとprop2
プロパティの型を変更します。t = coder.typeof(myClass) t.Properties.prop1 = coder.typeof(int16(2)); t.Properties.prop2 = coder.typeof([1 2 3]);
coder.ClassType
オブジェクトの作成後、プロパティを追加できます。たとえば、オブジェクトt
のnewprop1
プロパティとnewprop2
プロパティを追加します。t = coder.typeof(myClass) t.Properties.newprop1 = coder.typeof(int8(2)); t.Properties.newprop2 = coder.typeof([1 2 3]);
コードを生成するときに関数
codegen
に渡すcoder.ClassType
オブジェクトのプロパティは、クラス定義ファイル内のプロパティと一致していなければなりません。ただし、コードで使用されていないプロパティがクラス定義ファイルに存在する場合、coder.ClassType
オブジェクトはこれらのプロパティを含める必要はありません。コード ジェネレーターは、コードで使用しないプロパティを無視します。
バージョン履歴
R2017a で導入