coder.EnumType クラス
パッケージ: coder
スーパークラス: coder.ArrayType
MATLAB 列挙のセットを表す
説明
生成されたコードが受け入れる MATLAB® 列挙のセットを指定します。codegen
-args
オプションでのみ使用します。生成された MEX 関数に入力として渡さないでください。
構築
メモ
coder.Type
オブジェクトの作成と編集は、コード生成の型エディターを使用して対話形式で行うこともできます。コード生成の型エディターを使用した入力の型の作成と編集を参照してください。
enum_type = coder.typeof(
では、クラスの列挙値 (enum_value
)enum_value
) のセットを表す coder.EnumType
オブジェクトが作成されます。
enum_type = coder.typeof(
では、enum_value
, sz
, variable_dims
)sz
で指定された上限のサイズと、可変の次元 variable_dims
をもつ coder.typeof(enum_value)
の変更されたコピーが返されます。sz
で次元に inf
を指定する場合は、次元のサイズは無限で、次元は可変サイズです。sz
が [] の場合は、v
の上限のサイズは変化しません。variable_dims
を指定しないと、この型の制限付き次元は固定になり、制限のない次元は可変サイズになります。variable_dims
がスカラーの場合は、1
または 0
(固定) ではない制限付き次元に適用されます。
enum_type = coder.newtype(
では、上限サイズが enum_name
,sz
,variable_dims
)sz
の可変サイズと、可変の次元 variable_dims
をもつ coder.EnumType
オブジェクトが作成されます。sz
で次元に inf
を指定する場合は、次元のサイズは無限で、次元は可変サイズです。variable_dims
を指定しないと、この型の制限付き次元は固定になります。variable_dims
がスカラーの場合は、1
または 0
(固定) ではない制限付き次元に適用されます。
入力引数
|
MATLAB パス上のファイルで定義されている列挙値。 |
|
型オブジェクトの各次元を指定するサイズ ベクトル。 既定値: |
|
各次元のサイズが可変 (true) か、固定 (false) かを指定する logical ベクトル。 既定値: |
|
MATLAB パス上のファイルで定義されている列挙型の名前。 |
プロパティ
|
このセットの値のクラス。 |
|
セットの配列のサイズの上限 |
|
配列の各次元のサイズが固定か可変かを指定するベクトル。ベクトルの要素が |
コピーのセマンティクス
値。値クラスがコピー操作に与える影響については、オブジェクトのコピーを参照してください。
例
既存の MATLAB 列挙からの値を使用して、coder.EnumType
オブジェクトを作成します。
列挙
MyColors
を定義します。MATLAB パス上に、次の要素が含まれる 'MyColors' という名前のファイルを作成します。classdef MyColors < int32 enumeration green(1), red(2), end end
この列挙から、
coder.EnumType
オブジェクトを作成します。t = coder.typeof(MyColors.red);
既存の MATLAB 列挙の名前を使用して、coder.EnumType
オブジェクトを作成します。
列挙
MyColors
を定義します。MATLAB パス上に、次の要素が含まれる 'MyColors' という名前のファイルを作成します。classdef MyColors < int32 enumeration green(1), red(2), end end
この列挙から、
coder.EnumType
オブジェクトを作成します。t = coder.newtype('MyColors');