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グラフィックス オブジェクトの作成、削除、およびクエリ

グラフィックス オブジェクトを検索、コピー、および削除する

関数を使用して、グラフィックス オブジェクトを作成、削除、コピーし、プロット用の Figure と座標軸を準備し、有効なグラフィックス オブジェクトかどうかテストします。グラフィックス システムを操作して、コードをよりロバストにします。たとえば、オブジェクトを関数に渡す前に、オブジェクトが有効なグラフィックス オブジェクトであるかどうかをテストできます。

関数

すべて展開する

gca現在の座標軸またはチャート
gcf現在の Figure ハンドル番号の取得
gcbfコールバックを実行しているオブジェクトを含む Figure のハンドル
gcboコールバックが実行されているオブジェクトのハンドル
gco現在のオブジェクトのハンドル
grootグラフィックス ルート オブジェクト
ancestorグラフィックス オブジェクトの上位オブジェクト
allchild指定したオブジェクトのすべての子オブジェクトを求める
findallすべてのグラフィックス オブジェクトの検索
findobj固有のプロパティをもつグラフィックス オブジェクトの検索
findfigs可視なオフスクリーン Figure を見つける
isgraphics有効なグラフィックス オブジェクト ハンドルの場合は True
ishandle有効なグラフィックスまたは Java オブジェクト ハンドルのテスト
isa入力が指定されたクラスのインスタンスであるかどうかを判別する
ishold現在ホールド状態
gobjectsグラフィックス オブジェクトの配列の初期化
copyobjグラフィックス オブジェクトおよびその子をコピーする
newplotグラフィックス オブジェクトの描画位置の指定
deleteファイルまたはオブジェクトを削除
clfFigure のクリア
cla座標軸のクリア
close1 つ以上の Figure を閉じる

トピック

ターゲット Figure および座標軸の指定

  • Hold の状態への応答
    この例では、hold の状態をテストし、ユーザー定義プロット関数で適切に応答する方法を説明します。
  • newplot を使用したプロットのコントロール
    この例では、ユーザーが記述したプロット関数の Figure および座標軸を準備する方法を説明します。
  • グラフ表示のコントロール
    MATLAB® がプロット関数の結果の表示に使用する Figure および座標軸をコントロールできます。
  • グラフの Figure および座標軸の準備
    MATLAB プロット関数は、新しいグラフを描画する前に、Figure および座標軸の NextPlot プロパティに基づいて Figure および座標軸を追加する、クリアする、あるいはクリアしてからリセットするかどうかを決定します。
  • Figure および座標軸へのアクセスの禁止
    場合によっては、特定の Figure または座標軸がグラフィックス出力のターゲットにならないようにすることが重要になるときがあります。

オブジェクトの作成

オブジェクトの識別、コピー、および削除

  • オブジェクトの検索
    関数 findobj はオブジェクト階層をスキャンして、特定のプロパティ値をもつオブジェクトのハンドルを取得できます。
  • グラフィックス オブジェクトの削除
    グラフィックス オブジェクトを削除するには、関数 delete を使用します。
  • 特殊オブジェクトの識別子
    MATLAB には、重要なオブジェクト ハンドルの取得が必要なときに、それらを返す関数が用意されています。
  • ハンドルが有効かどうかのテスト
    変数が有効なグラフィックス オブジェクト ハンドルであるかどうかを判定するには、isgraphics を使用します。
  • 論理式でのハンドル
    ハンドル オブジェクトは論理値 true または false として評価されません。対象の状態をテストして論理値を返す関数を使用しなければなりません。