ancestor
グラフィックス オブジェクトの上位オブジェクト
構文
p = ancestor(h,type)
p = ancestor(h,type,'toplevel')
説明
p = ancestor(h,type) は、h の最も近い先祖が type で指定されているグラフィックス オブジェクトのいずれかのタイプである場合に、その先祖のハンドルを返します。type は以下のいずれかです。
1 つのオブジェクト タイプの名前をもつ文字ベクトル。たとえば、
'figure'。複数のオブジェクトの名前を含む cell 配列。たとえば、
{'hgtransform','hggroup','axes'}。
MATLAB® が、指定タイプのいずれかである h の上位オブジェクトを検出できない場合、ancestor は空の p を返します。ancestor が階層を検索する場合、オブジェクト自体が検索に含まれます。したがって、ハンドル h があるオブジェクトが type にリストされているいずれかのタイプである場合、ancestor は h オブジェクトを返します。
ancestor は空の p を返しますが、h がグラフィックス オブジェクトでない場合はエラーを発行しません。
p = ancestor(h,type,'toplevel') は、このタイプが type 引数で指定されている場合、h の最上位先祖を返します。
例
バージョン履歴
R2006a より前に導入
