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コード コンパイルのカスタマイズ
ビルド プロセスのコンパイル段階のカスタマイズ
サポートされているビルド ツールをインストールすると、コード生成後に実行可能コードを生成するビルド プロセスを設定できます。ビルド プロセスのコンパイル段階をカスタマイズできます。
ターゲット フレームワークを使用して、以下を行います。
カスタムの CMake ツールチェーン定義を作成する。
カスタムの makefile ベースのツールチェーンを定義して登録する。
ToolchainInfo
オブジェクトを使用して、カスタムの makefile ベースのツールチェーンを定義して使用することもできます。
テンプレート makefile アプローチでは、付属のテンプレート makefile をカスタマイズします。
CMake、ToolchainInfo
、およびテンプレート makefile の各アプローチで、以下を行います。
コード生成後のコマンドを作成して実行する。
フック メソッドを作成してビルド プロセスの特定の時点で適用する。
S-Function コードのコンパイルを構成する。
パッケージ
target | ターゲット ハードウェア情報とビルド ツール情報の管理 (R2019a 以降) |
クラス
オブジェクト
関数
トピック
コンパイラ
- C または C++ コンパイラの選択と設定
生成されたコードのプログラミング言語への準拠を考慮し、ビルド プロセスにコンパイラを選択します。 - コンパイラの最適化の制御
makefile のコンパイラの最適化を Simulink® UI レベルで制御する。 - コンパイラの問題のトラブルシューティング
ビルド プロセスでコンパイラ操作を妨げる問題を特定して修正します。 - ビルド プロセスのコンパイルおよびリンクの制御
ビルド プロセスがコード生成後に終了するかどうかを選択し (テンプレート makefile アプローチの場合)、テンプレート makefile のオプションを選択します。
ライブラリ名と場所
- ビルド中のライブラリの位置および名前付けの制御
プリコンパイル済みのライブラリ、プリコンパイルされていないライブラリ、モデル参照ライブラリの場所を選択し、ビルド プロセスがライブラリに適用するファイル拡張子を選択します。
ターゲット フレームワークを使用する CMake および makefile ベースのツールチェーン
- カスタムの CMake ツールチェーン定義の作成
CMake ベースのツールチェーンおよびそれがサポートするターゲット ハードウェアに関する概要情報を取得する。 - Define Custom Makefile-Based Toolchains Using Target Framework
Define and register custom makefile-based toolchains.
ToolchainInfo
を使用する makefile ベースのツールチェーン
- カスタム ツールチェーンの登録
サードパーティのソフトウェア ビルド ツールを実行可能ファイルおよびライブラリの作成用に登録します。 - カスタム ツールチェーンの登録および実行可能ファイルのビルド
ツールチェーンを登録および使用して実行可能ファイルをビルドします。 - カスタム ツールチェーンの検証のトラブルシューティング
検証エラーのトラブルシューティングを行います。
テンプレート makefile アプローチ
- テンプレート makefile と make オプション
コード ジェネレーターに組み込まれているテンプレート makefile。 - テンプレート makefile のカスタマイズ
ビルド プロセスを制御するカスタム テンプレート makefile を開発します。
高度な手法
- コード生成後のビルド プロセスのカスタマイズ
コード生成後のコマンドを使用してビルド プロセスを変更し、(オプションで) ビルド情報オブジェクトを使用し、このプロセスを拡張します。 - STF_make_rtw_hook ファイルによるビルド プロセスのカスタマイズ
カスタム
フック ファイルでビルド プロセス フック機能を使用し、ビルド プロセスを変更します。STF
_make_rtw_hook.m - STF_rtw_info_hook で指定されたターゲット データの置換
MATLAB® Release 14 より前に作成されたカスタム ターゲットの場合、ターゲット固有の特徴を指定するためのカスタム
フックの使用を更新します。STF
_make_rtw_hook - sl_customization.m によるビルド プロセスのカスタマイズ
カスタム sl_customization.m フック ファイルでビルド プロセス フックのメカニズムを使用し、ビルド プロセスを変更します。 - 生成される makefile を makecfg を使用して S-Function 用にカスタマイズする
S-Function のビルド プロセス用に makefile の生成を構成する。