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addLinkObjects

リンク オブジェクトをビルド情報に追加

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構文

addLinkObjects(buildinfo,linkobjs,paths,priority,precompiled,linkonly,groups)

説明

例

addLinkObjects(buildinfo,linkobjs,paths,priority,precompiled,linkonly,groups) は、ビルド情報に追加するインクルード ファイルおよびパスを指定します。

関数は、引数 buildinfo、linkobs、および paths を必要とします。オプションで、リンク オブジェクトの priority を選択し、オブジェクトが precompiled であるかを選択し、オブジェクトが linkonly オブジェクトであるかを選択し、groups 引数を適用してオプションをグループ化できます。

コード ジェネレーターは、インクルードされたリンク オブジェクトおよびパス オプションをビルド情報オブジェクトに保存します。関数は指定された順序に基づいてオプションをオブジェクトに追加します。

例

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リンク可能な libobj1 および libobj2 オブジェクトをビルド情報 myBuildInfo に追加します。どちらのオブジェクトもリンク専用としてマークします。個々の優先順位は指定されていないため、指定した順序でオブジェクトがベクトルに追加されます。

myBuildInfo = RTW.BuildInfo;
addLinkObjects(myBuildInfo,{'libobj1' 'libobj2'}, ...
   {'/proj/lib/lib1' '/proj/lib/lib2'},1000, ...
   false,true);

リンク可能な libobj1 および libobj2 オブジェクトをビルド情報 myBuildInfo に追加します。オブジェクトの優先順位をそれぞれ 26 と 10 に設定します。libobj2 には小さい優先順位数値が割り当てられていて優先順位が高いため、ベクトル内では libobj2 オブジェクトが libobj1 オブジェクトより前に配置されます。

myBuildInfo = RTW.BuildInfo;
addLinkObjects(myBuildInfo, {'libobj1' 'libobj2'}, ...
   {'/proj/lib/lib1' '/proj/lib/lib2'},[26 10]);

リンク可能な libobj1 および libobj2 オブジェクトをビルド情報 myBuildInfo に追加します。オブジェクトの優先順位をそれぞれ 26 と 10 に設定します。どちらのオブジェクトもプリコンパイル済みとしてマークします。これらを MyTest という名前でグループ化します。

myBuildInfo = RTW.BuildInfo;
addLinkObjects(myBuildInfo,{'libobj1' 'libobj2'}, ...
   {'/proj/lib/lib1' '/proj/lib/lib2'},[26 10], ...
   true,false,'MyTest');

入力引数

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生成されたコードのコンパイルとリンクに関する情報を格納する RTW.BuildInfo オブジェクト。

linkobjs 引数は、文字ベクトル、文字ベクトルの配列、または string として指定できます。linkobjs 引数を複数の文字ベクトルとして指定した場合 (例: 'libobj1' 'libobj2')、linkobjs 引数は文字ベクトルの配列としてビルド情報に追加されます。

ビルド情報オブジェクト内で以前に定義されたエントリと、パスおよびファイル名が完全一致する、重複したリンク可能オブジェクト エントリは、この関数によって削除されます。

例: 'libobj1'

paths 引数は、文字ベクトル、文字ベクトルの配列、または string として指定できます。1 つのパスを文字ベクトルとして指定した場合は、すべてのファイルにそのパスが使用されます。paths 引数を複数の文字ベクトルとして指定した場合 (例: '/proj/lib/lib1' および '/proj/lib/lib2')、paths 引数は文字ベクトルの配列としてビルド情報に追加されます。paths 内の要素数は linkobjs 引数内の要素数と一致しなければなりません。

例: '/proj/lib/lib1'

指定した各リンク オブジェクトの相対的な優先順位を示す数値または数値の配列。数値が小さい方が優先順位が高くなります。

例: 1000

指定した各リンク オブジェクトがプリコンパイルされているかどうかを示す論理値、または論理値の配列。論理値 true は、プリコンパイルされていることを示します。

例: false

指定した各リンク オブジェクトがリンク専用 (プリコンパイルされていない) かどうかを示す論理値、または論理値の配列。論理値 true は、リンク専用であることを示します。linkonly が true の場合、precompiled 引数の値は無視されます。

例: false

groups 引数は、文字ベクトル、文字ベクトルの配列、または string として指定できます。複数の groups を指定した場合 (例: 'MyTest1' 'MyTest2')、関数は groups を linkobjs に出現順で関連付けます。たとえば、linkobjs 引数 'libobj1' 'libobj2' は、2 つの要素をもつ文字ベクトルの配列です。1 番目の要素は 'MyTest1' グループに含まれ、2 番目の要素は 'MyTest2' グループに含まれます。

例: 'MyTest1' 'MyTest2'

バージョン履歴

R2006a で導入

参考

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トピック