addLinkFlags

リンクオプションをビルド情報に追加

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構文

addLinkFlags(buildinfo,options,groups)

説明

例

addLinkFlags(buildinfo,options,groups) は、ビルド情報に追加するリンカーオプションを指定します。

関数は、引数 buildinfo および options を必要とします。オプション引数 groups を使用するとオプションをグループ化できます。

コードジェネレーターはリンカーオプションをビルド情報オブジェクトに保存します。関数は指定された順序に基づいてオプションをオブジェクトに追加します。

例

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リンカーフラグを OPTS グループに追加

リンカーオプション -T をビルド情報 myBuildInfo に追加し、グループ OPTS にオプションを配置します。

myBuildInfo = RTW.BuildInfo;
addLinkFlags(myBuildInfo,'-T','OPTS');

リンカーフラグを OPT_OPTS グループに追加

リンカーオプション -MD と -Gy をビルド情報 myBuildInfo に追加し、グループ OPT_OPTS にオプションを配置します。

myBuildInfo = RTW.BuildInfo;
addLinkFlags(myBuildInfo,'-MD -Gy','OPT_OPTS');

リンカーフラグをビルド情報に追加

makefile 以外のビルド環境でリンカーオプション -MD、-Gy および -T をビルド情報 myBuildInfo に追加します。オプション -MD と -Gy をグループ Debug に配置し、オプション -T をグループ Temp に配置します。

myBuildInfo = RTW.BuildInfo;
addLinkFlags(myBuildInfo, {'-MD -Gy' '-T'}, ...
   {'Debug' 'Temp'});

入力引数

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`buildinfo` — ビルド情報オブジェクト
オブジェクト

生成されたコードのコンパイルとリンクに関する情報を格納する RTW.BuildInfo オブジェクト。

`options` — ビルド情報に追加するリンカーオプションのリスト
文字ベクトル | 文字ベクトルの配列 | string

options 引数は、文字ベクトル、文字ベクトルの配列、または string として指定できます。options 引数は、単一の文字ベクトルに含まれる複数のコンパイラフラグとして指定できます (例: '-MD -Gy')。options 引数を複数の文字ベクトルとして指定した場合 (例: '-MD -Gy' および '-T')、options 引数は文字ベクトルの配列としてビルド情報に追加されます。

例: {'-MD -Gy' '-T'}

`groups` — 追加されたリンカーオプションのグループ名 (オプション)
文字ベクトル | 文字ベクトルの配列 | string

groups 引数は、文字ベクトル、文字ベクトルの配列、または string として指定できます。複数の groups を指定した場合 (例: 'Debug' 'Temp')、関数は groups を options に出現順で関連付けます。たとえば、options 引数 {'-MD -Gy' '-T'} は、2 つの要素をもつ文字ベクトルの配列です。1 番目の要素は 'Debug' グループに含まれ、2 番目の要素は Temp' グループに含まれます。

例: {'Debug' 'Temp'}