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操作点

仕様 (平衡化) またはシミュレーション時間からモデルの操作点を検出、操作点でのモデルの初期化

動的システムの "操作点" は、ある特定時点でのモデルについて、初期状態とルートレベルの入力信号を指定します。操作点は、コマンド ライン ツールの定常状態マネージャー、またはモデルを線形化するときにモデル線形化器を使用して検出できます。操作点の詳細については、操作点についておよび定常状態の操作点の計算を参照してください。

アプリ

定常状態マネージャーSimulink モデルの操作点の検出
モデル線形化器Simulink モデルの線形化

関数

すべて展開する

operpointSimulink モデルの操作点を作成
findop仕様 (平衡化) またはシミュレーションからの定常状態の操作点
findopOptions仕様から操作点を検出するオプションの設定
operspec操作点の仕様
initopspec操作点の指定値の初期化
addoutputspec出力仕様を操作点の仕様に追加
getStateIndex操作点の仕様の状態要素のインデックスを取得
getInputIndex操作点の仕様の入力要素のインデックスを取得
getOutputIndex操作点の仕様の出力要素のインデックスを取得
updateUpdate operating point object with structural changes in model
getinputstruct操作点からの入力値の取得
getstatestruct操作点からの状態値の取得
fastRestartForLinearAnalysis線形解析の高速リスタート (R2019a 以降)

ブロック

Trigger-Based Operating Point Snapshotトリガーされたイベントでの操作点の生成
Change Operating PointsSwitch between operating points during simulation (R2023b 以降)

トピック

定常状態の操作点

  • 操作点について
    動的システムの操作点は、ある特定時点でのモデルについて、状態とルートレベルの入力信号を定義します。
  • 定常状態の操作点の計算
    定常状態の操作点を取得するには、数値的な最適化手法を用いてモデルを平衡化するか、定常状態条件に達するまでモデルをシミュレートすることができます。
  • 内部状態表現をもつブロックの処理
    線形化と制御設計に使用する操作点オブジェクトには、Memory ブロックや Transport Delay ブロックなど、内部状態表現をもつ Simulink® ブロックを含めることができません。
  • 操作点の表示と変更
    コマンド ラインを使用してプログラムにより、あるいは定常状態マネージャーやモデル線形化器を使用して対話形式により操作点値を表示し、変更することができます。

操作点の検出

Simulink モデルの同期

カスタムの平衡化

バッチ計算

コード生成