CDF ファイル
一般的なデータ形式
Common Data Format (CDF) は、スカラー データと多次元データをプラットフォームにも分野にも依存しない方法で保存するための自己記述的なデータ形式です。CDF ファイルは次の 2 つの方法で操作できます。
MATLAB® の高水準の CDF 関数は、CDF ファイルからデータを読み取るための簡易プログラム インターフェイスを提供します。
MATLAB の低水準の CDF 関数を使用すれば、CDF C ライブラリ内の 90 を超える関数へのアクセスにより、CDF ファイルの読み取りと書き込み処理に対するより詳細な制御が可能になります。CDF ファイルにデータをエクスポートするには、低水準関数を使用しなければなりません。これらの関数を MATLAB で使用するには、関数名の前に
cdflib名前空間のパスを指定します。以下に例を示します。cdfid = cdflib.open("example.cdf");MATLAB の低水準の CDF 関数を使用するには、
https://cdf.gsfc.nasa.gov/に記載されている CDF C API プログラミングの概念をよく理解していなければなりません。
MATLAB では、CDF C ライブラリ version 3.8.1 が使用されます。
関数
トピック
- 高水準関数による CDF ファイルのインポート
高水準関数を使用して CDF ファイルをインポートする。
- 低水準関数による CDF ファイルのインポート
低水準関数を使用して CDF ファイルからデータを読み取る。
- CDF の時間値の表現
CDF データセットから日付と時刻の情報を抽出する。
- CDF ファイルへのエクスポート
低水準関数を使用して CDF ファイルにデータを書き込む。