Simulink

 

シミュレーションおよびモデルベース デザイン

Simulink では、ハードウェアに実装する前にシステムをデザインし、シミュレーションできます。シミュレーションがなければ考えつかないデザインを試し、実装することが可能です。そこでC、C++、HDL などでコードを記述する必要はありません。

モデルベース デザイン: コンセプトからコードへ

システムのモデル化とシミュレーション

テスト対象のシステムや物理的なプラントをモデル化し、幅広いデザイン スペースを試行できます。チーム全体が 1 つのマルチドメイン環境を使用して、システムのすべてのパーツがどのように動作するかをシミュレーションすることが可能です。

早期に何度もテスト

実際にテストするにはリスクが高すぎたり、時間がかかりすぎたりする条件でシステムをテストすることで、費用が高つくプロトタイプの回数を削減します。ハードウェアインザループ テストとラピッド プロトタイピングにより、デザインを検証し、要件からデザイン、コードまでトレーサビリティを維持できます。

コードの自動生成

何千行も手書きでコードを記述しなくても、Simulink で作成したモデルと同じ動作の C および HDL コードを量産品質で自動生成し、MCU、DSP、FPGA に直接展開できます。

MATLAB と Simulink の連携

MATLAB® と Simulink® を連携させることで、テキスト プログラミングとグラフィカル プログラミングを組み合わせたシミュレーション環境でシステムを設計できます。

MATLAB で事前に定義された何千ものアルゴリズムを直接使用し、MATLAB コードを Simulink ブロックや Stateflow® チャートに追加するだけの簡単な操作です。

MATLAB を使用して入力データセットを作成し、シミュレーションを実行することができます。何千ものシミュレーションを並行して実行し、MATLAB で解析と可視化が可能です。

すべてのプロジェクトのモデル

Wireless Communications

ワイヤレス通信

Simulink ブロックを利用すると、信号、変換、フィルターなどのモデル化と操作を迅速にし、LTE などのスタンダードへの準拠を検証できます。

Motor and Power Control

モーターと電力制御

電気自動車、再生可能エネルギー、および産業オートメーションで使用されるパワー エレクトロニクス制御システムをシミュレーションします。電気コンポーネントのブロックを使用して、電気モーター、電力コンバーター、および電池ストレージ システムのためのシステムレベルのモデルを作成できます。

Control Systems

制御システム

プラント ダイナミクスのモデル化、およびフィードバック ループと監視制御の設計とチューニングを行います。シミュレーション モデルを使用して制御設計の検証、およびラピッド プロトタイピングと量産用のコードの自動生成を行います。

Signal Processing

信号処理

Simulink を使用すると、デジタル信号処理システムのモデル化とシミュレーションが可能になります。一連のテスト用の信号と波形、豊富なフィルターのタイプとアーキテクチャ、動的可視化のためのスコープを提供します。色分けされ、図に組み込まれた表示により、サンプルベースまたはフレームベースのシステム設計におけるサンプリングレートと信号サイズをすばやく検証することができます。

Robotics

ロボット工学

地上車両、マニピュレーター、ROS アクセス、センサー データの収集と解析のためのブロックを使用してコントローラーを開発します。開発したアルゴリズムでロボットを制御し、ハードウェア上で実行できるコードを自動生成します。

ADAS

先進運転者支援システム(ADAS)

Simulink を使用して車両と環境のモデル化およびシミュレーションを行い、センサー フュージョンや制御開発を実施します。センサー フュージョンの出力に基づいて制御アルゴリズムと判定ロジックを開発します。

Image Processing and Computer Vision

画像処理およびコンピューター ビジョン

ロボット工学、ADAS、制御、その他のマルチドメイン システムにビジョンを組み込みます。FPGA と ASIC 用に設計されたフレームからピクセルへのストリーム変換およびビジョン アルゴリズムを使用して、テスト ベンチによるハードウェア実装のモデル化とシミュレーションを実行します。

Internet of Things

IoT(Internet of Things)

Simulink を使用すると、スマート デバイスを開発してテストした後、Raspberry Pi などのハードウェア上のエッジ ノードにモデルを展開することができます。ブロックを使用して MATLAB と ThingSpeak にデータを送信し、さらに解析することができます。

Simulink は初めてご利用の方でも簡単にスタートできます。

世界中のエンジニアや科学者に信頼される Simulink

Huawei

「5G プロトタイプの設計と開発の際は、MATLAB と Simulink を使用してエア アクセス リンクレベルのシミュレーション全体を構築し、フィールド テストからこのモデルのパラメーター (アンテナから新しい波形まで) をインポートします。システム全体のパフォーマンスを確認し、潜在的な問題を特定できます」

アルゴリズム アーキテクチャ & デザイン担当ディレクター Kevin Law 氏

Fujitsu Laboratories of America

「回路レベルのシミュレーションの結果を Simulink モデルに取り込むことで、ノイズやその他の過渡的な影響を捉えるために必要な精度を確保しながら、何百万サイクルでもシミュレーションできます。当社で行うジッター耐性のシミュレーションに必要なスピードを提供してくれるツールは Simulink だけです」

バイス プレジデント William Walker 氏

Rensselaer Polytechnic Institute

「コンピューター ビジョン、画像処理、制御システム開発用にツールボックスを利用できることは、当社の研究において MATLAB と Simulink を使用する大きなメリットです。必要なツールはすべて 1 つの環境に用意されているので、ロボット工学やオートメーション システム用の他のソフトウェアを簡単に統合できます」

産業システム エンジニアリング部長 John Wen 博士