MathWorks について

持続可能な未来のためには、気候変動の影響に対処するアクションが必要です。そのため、MathWorks は業務の脱炭素化に向けた取り組みとして、3 つの重点分野に照準を合わせています。

継続的な効率化

再生可能エネルギーのサポート

炭素除去プロジェクトのサポート

MathWorks は説明責任を果たし、透明性を高めるために、当社の取り組みと進捗状況を毎年報告します。


ハイライト

2022 年、当社は業務、パートナーシップ、製品全体にわたる環境への取り組みにおいて大きな前進を遂げました。

炭素除去プロジェクトの支援

  • 当社の世界におけるスコープ 1 とスコープ 2 のカーボン フットプリントからの排出量を 100%、および当社のスコープ 3 の排出量の一部をオフセットしました。
  • Arbor Day Foundation を通じて GreenTrees のミシシッピ沖積渓谷における森林再生プロジェクトから炭素除去オフセットを購入しました。

再生可能エネルギー

  • 電動化の監査を実施し、Natick にあるマサチューセッツ キャンパス (Apple Hill と Lakeside) おけるオンサイト太陽光発電で、実行可能なすべての機会を最大限活用しました。2022 年には 2,100 メガワット時 (MWh) 以上の再生可能エネルギーを発電しました。
  • Enel North America との 12 年間の仮想電力購入契約 (VPPA) に投資し、年間 50,000 MWh を発電して、関連する再生可能エネルギークレジット (REC) を維持しました。

エネルギーと水の使用量

  • Apple Hill キャンパスと Lakeside キャンパスのそれぞれで、キャンパスのエネルギー使用量 (EUI) が 44.87 と 38.25、データセンターの電力消費効率 (PUE) の値が 1.42 と 1.22 となりました。
  • Natick の両キャンパスで HVAC 制御戦略を実装し、Lakeside キャンパスでは 100% LED 照明への切り替えを完了しました。
  • 低流量水栓の設置、冷却塔の化学的性質の改善、および冷水と復水のループ流量の削減により、水の消費量を削減しました。
  • Natick の両キャンパスで故障検出と診断、および進行中の再稼働計画を実装しました。

リサイクルと廃棄物

  • Natick オフィスの廃棄物の 66% をリサイクルプログラム、堆肥化プログラム、エレクトロニクス収集プログラムを通じて、埋立地や焼却炉から転用しました。
  • バックオブハウス カフェテリア堆肥化プログラムを開始しました。

パートナーシップ

  • MathWorks Foundation を通じて Mass Audubon と提携し、マサチューセッツ州の大規模な土地の保全と回復を支援するために 250 万ドルの寄付を行いました。
  • 気候関連の研究費に 150 万ドルの支援を約束し、エンジニアリング コンテストを主催し、Greentown Labs と協力して気候技術の開発を支援しました。
  • 業界をリードするアクセラレータとの戦略的パートナーシップを通じて、世界中の気候に焦点を当てた技術系スタートアップ企業、160 社を支援しました。
  • MIT Climate & Sustainability Consortium と連携して、大規模な産業分野における協力体制の推進を支援しました。