BinEdges
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数値予測子のビンのエッジ。p 個の数値ベクトルが含まれている cell 配列を指定します。p は予測子の個数です。各ベクトルには、数値予測子のビンのエッジを含めます。カテゴリカル予測子はビン化されないので、カテゴリカル予測子の場合は、この cell 配列の要素を空にします。 数値予測子がビン化されるのは、木学習器を使用してモデルに学習をさせるときに名前と値の引数 'NumBins' として正の整数スカラーを指定した場合だけです。'NumBins' の値が空 (既定) である場合、BinEdges プロパティは空になります。 学習済みモデル mdl の BinEdges プロパティを使用することにより、ビン化された予測子データ Xbinned を再現できます。 数値予測子の場合、1 からビンの個数までの範囲にあるビンのインデックスが Xbinned に格納されます。カテゴリカル予測子の場合、Xbinned の値は 0 になります。X に NaN が含まれている場合、対応する Xbinned の値は NaN になります。
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CategoricalPredictors
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カテゴリカル予測子のインデックス。正の整数のベクトルとして指定します。CategoricalPredictors には、対応する予測子がカテゴリカルであることを示すインデックス値が格納されます。インデックス値の範囲は 1 ~ p です。p はモデルの学習に使用した予測子の数です。どの予測子もカテゴリカルではない場合、このプロパティは空 ([] ) になります。
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CategoricalSplit
| n 行 2 列の cell 配列。ここで n は、tree 内のカテゴリカル分割の数です。CategoricalSplit の各行は、カテゴリカル分割用の左と右の値になります。カテゴリカル予測子変数 z に基づくカテゴリカル分割をもつ各枝ノード j において、z が CategoricalSplit(j,1) にあれば左の子を選択し、z が CategoricalSplit(j,2) にあれば右の子を選択します。分割はツリーのノードと同じ順序で行われます。これらの分割用のノードは、cuttype を実行し 'categorical' カットを上から下に選択すれば見つかります。 |
Children
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tree の各ノードの子ノードの数を含む n 行 2 列の配列。ここで、n はノードの数です。葉ノードは子ノード 0 をもちます。
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ClassCount
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tree のノードのクラス カウントを表す n 行 k 列の配列。ここで、n はノード数、k はクラス数となります。任意のノード番号 i に対して、クラス カウント ClassCount(i,:) はノード i の条件を満たす各クラスからの (ツリーの近似に使用したデータからの) 観測カウント数です。
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ClassNames
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重複が削除された Y の要素のリスト。ClassNames には、categorical 配列、文字ベクトルの cell 配列、文字配列、logical ベクトル、数値ベクトルのいずれかを指定できます。ClassNames は、引数 Y のデータと同じデータ型です。(string 配列は文字ベクトルの cell 配列として扱われます)。
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ClassProbability
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tree のノードのクラス確率を表す n 行 k 列の配列。ここで、n はノード数、k はクラス数となります。任意のノード番号 i に対して、クラス確率 ClassProbability(i,:) は、ノード i の条件を満たすポイントに対する各クラスの推定確率です。
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Cost
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正方行列。Cost(i,j) は真のクラスが i である点をクラス j に分類するコストです (行は真のクラス、列は予測したクラスに対応します)。Cost の行と列の順序は、ClassNames のクラスの順序に対応します。Cost の行および列の数は、応答に含まれている一意なクラスの数です。このプロパティは読み取り専用です。
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CutCategories
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tree の分岐で使用されたカテゴリを表す n 行 2 列の cell 配列。n はノード数です。カテゴリカル予測子変数 X に基づく各枝ノード i に対して、X が CutCategories{i,1} 内のカテゴリである場合は左側の子が選択され、X が CutCategories{i,2} 内のカテゴリである場合は右側の子が選択されます。連続予測子に基づく枝ノードと葉ノードに対する CutCategories の列は両方とも空です。
CutPoint には 'continuous' 切り取りの切り取り点が含まれ、CutCategories にはカテゴリ セットが含まれます。
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CutPoint
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tree の切り取り点として使用される値を表す要素数 n のベクトル。ここで、n はノード数です。連続予測子変数 X に基づく各枝ノード i において、X<CutPoint(i) の場合は左側の子が選択され、X>=CutPoint(i) の場合は右側の子が選択されます。カテゴリカル予測子に基づく枝ノードと葉ノードに対する CutPoint は NaN です。
CutPoint には 'continuous' 切り取りの切り取り点が含まれ、CutCategories にはカテゴリ セットが含まれます。
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CutType
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tree の各ノードの切り取りのタイプを示す要素数 n の cell 配列。ここで、n はノード数です。各ノード i に対して CutType{i} は次のいずれかです。
CutPoint には 'continuous' 切り取りの切り取り点が含まれ、CutCategories にはカテゴリ セットが含まれます。
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CutPredictor
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tree の各ノードの分岐に使用された変数名を示す要素数 n の cell 配列。n はノード数です。これらの変数は、"切り取り変数" と呼ばれることもあります。葉ノードの場合、CutPredictor には空の文字ベクトルが格納されます。
CutPoint には 'continuous' 切り取りの切り取り点が含まれ、CutCategories にはカテゴリ セットが含まれます。
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CutPredictorIndex
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tree の各ノードで分岐に使用される変数を対象とした、数値インデックスの n 要素配列。n はノード数です。詳細は、CutPredictor を参照してください。
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ExpandedPredictorNames
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展開された予測子名。文字ベクトルの cell 配列として格納されます。
モデルがカテゴリカル変数用のエンコーディングを使用している場合、ExpandedPredictorNames には展開された変数を表す名前が格納されます。それ以外の場合、ExpandedPredictorNames は PredictorNames と同じです。
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HyperparameterOptimizationResults
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ハイパーパラメーターの交差検証最適化の説明。BayesianOptimization オブジェクト、またはハイパーパラメーターおよび関連する値が含まれているテーブルとして格納されます。作成時に名前と値のペア OptimizeHyperparameters が空ではない場合、これは空ではありません。値は、作成時の名前と値のペア HyperparameterOptimizationOptions の設定によって決まります。
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IsBranchNode
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n 要素の logical ベクトルであり、tree の各枝ノードの場合は true 、各葉ノードの場合は false になります。
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ModelParameters
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tree の学習に使用されるパラメーター。すべてのパラメーター値を表示するには、「tree.ModelParameters 」と入力します。特定のパラメーターにアクセスするには、ドット表記を使用します。
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NumObservations
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学習データの観測値の数を表す数値スカラー。入力データ X または応答 Y に欠損値がある場合、NumObservations は X の行数より少なくなる場合があります。
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NodeClass
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tree の各ノードで最も確からしいクラスの名前と n 要素の cell 配列。ここで n はツリーのノード数を示します。この配列の各要素は、ClassNames に含まれているクラス名のいずれかに等しい文字ベクトルです。
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NodeError
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tree に含まれるノードの誤差の n 要素のベクトル。ここで、n はノード数です。NodeError(i) は、ノード i の誤分類の確率です。
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NodeProbability
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tree に含まれるノードの確率の n 要素のベクトル。ここで、 n はノード数です。ノードの確率は、ノードの条件を満たす元のデータから、観測の比率として計算されます。この比率は、各クラスに割り当てられている前の確率に対して調整されます。
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NodeRisk
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ツリーに含まれるノードのリスクを表す n 要素のベクトル。ここで、n はノード数です。各ノードのリスクは、ノード確率で重みが付けられたこのノードの不純度の測定基準 (ジニ指数または逸脱度) です。ツリーが twoing によって成長した場合、各ノードのリスクはゼロです。
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NodeSize
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tree に含まれるノードのサイズを表す n 要素のベクトル。ここで、 n はノード数です。ノードのサイズは、ノードの条件を満たすツリーを作成するために使用されるデータから、観測数として定義されます。
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NumNodes
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tree のノード数。
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Parent
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tree に含まれる各ノードの親ノードの数を含む n 要素のベクトル。ここで、n は、ノード数です。ルート ノードの親は 0 です。
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PredictorNames
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予測子名が含まれている文字ベクトルの cell 配列。並びは X に現れる順です。
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Prior
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各クラスの事前確率の数値ベクトル。Prior の要素の順序は、ClassNames のクラスの順序に対応します。Prior の要素数は、応答に含まれている一意なクラスの数です。このプロパティは読み取り専用です。
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PruneAlpha
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枝刈りレベルごとに 1 つの要素をもつ数値ベクトル。枝刈りレベルの範囲が 0 ~ M の場合、PruneAlpha には昇順に並べ替えられた M + 1 要素が含まれます。PruneAlpha(1) は枝刈りレベル 0 (枝刈りなし) を表し、PruneAlpha(2) は枝刈りレベル 1 を表すというように続いていきます。
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PruneList
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tree の各ノードの枝刈りレベルをもつ n 要素の数値ベクトル。ここで n はノード数を示します。枝刈りレベルの範囲は 0 (枝刈りなし) から M です。M は最下位の葉からルート ノードまでの距離です。
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ResponseName
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応答変数 (Y ) の名前を指定する文字ベクトル。
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RowsUsed
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当てはめに使用した元の予測子データ (X ) の行を示す n 要素の logical ベクトル。X のすべての行を使用した場合、RowsUsed は空の配列 ([] ) になります。
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ScoreTransform
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予測された分類スコアを変換するための関数ハンドル、または組み込みの変換関数を表す文字ベクトル。
none は変換がないか、@(x)x であることを表します。
スコア変換関数を function などに変更するには、ドット表記を使用します。
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SurrogateCutCategories
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tree の代理分岐に使用するカテゴリの n 要素の cell 配列。ここで n は tree のノード数です。各ノード k に対して、SurrogateCutCategories{k} は cell 配列です。SurrogateCutCategories{k} の長さは、このノードに見つかった代理予測子の数に等しくなります。SurrogateCutCategories{k} の各要素は、連続代理予測子の場合は空の文字ベクトル、カテゴリカル代理予測子の場合はカテゴリをもつ 2 要素 cell 配列になります。2 要素 cell 配列の最初の要素には、この代理分岐によって左の子に割り当てられたカテゴリがリストされ、この 2 要素 cell 配列の 2 番目の要素には、この代理分岐によって右の子に割り当てられたカテゴリがリストされます。各ノードにおける代理分岐変数の順序は、SurrogateCutPredictor によって返される変数の順序に一致します。このノードの最適分割変数は現れません。枝ではない (葉) ノードの場合、SurrogateCutCategories には空のセルが含まれます。
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SurrogateCutFlip
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tree の代理分岐に使用する数値切り取り点の n 要素の cell 配列。ここで n は tree のノード数です。各ノード k に対して、SurrogateCutFlip{k} は数値ベクトルです。SurrogateCutFlip{k} の長さは、このノードに見つかった代理予測子の数に等しくなります。SurrogateCutFlip{k} の各要素はカテゴリカル代理予測子でゼロになるか、連続代理予測子で数値切り取り点の割り当てになります。数値切り取り点の割り当ては、-1 または +1 のいずれかになります。連続予測子変数 Z に基づく数値切り取り C が含まれるすべての代理分岐では、Z<C でこの代理分岐の切り取りの割り当てが +1 であるか、 Z≥C でこの代理分岐の切り取りの割り当てが -1 である場合に、左の子が選択されます。同様に、Z≥C でこの代理分岐の切り取り点割り当てが +1 であるか、 Z<C でこの代理分岐の切り取り点が -1 であれば右の子が選択されます。各ノードにおける代理分岐変数の順序は、SurrogateCutPredictor によって返される変数の順序に一致します。このノードの最適分割変数は現れません。枝ではない (葉) ノードの場合、SurrogateCutFlip には空の配列が含まれます。
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SurrogateCutPoint
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tree の代理分岐に使用される数値の n 要素の cell 配列。ここで n は tree のノード数です。各ノード k に対して、SurrogateCutPoint{k} は数値ベクトルです。SurrogateCutPoint{k} の長さは、このノードに見つかった代理予測子の数に等しくなります。SurrogateCutPoint{k} の各要素は、カテゴリカル代理予測子で NaN になるか、連続代理予測子で数値切り取り点になります。連続予測子変数 Z に基づく数値切り取り C が含まれるすべての代理分岐では、Z<C であり、その代理分岐の SurrogateCutFlip が +1 である場合、または Z≥C であり、その代理分岐の SurrogateCutFlip が -1 である場合、左の子が選択されます。同様に、この代理分岐のZ≥C と SurrogateCutFlip が +1 であるか、もしくはこの代理分岐の Z<C と SurrogateCutFlip が -1 であれば右の子が選択されます。各ノードの代理分岐変数の順序は、SurrogateCutPredictor によって返される変数の順序に一致します。このノードの最適分割変数は現れません。枝ではない (葉) ノードの場合、SurrogateCutPoint には空のセルが含まれます。
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SurrogateCutType
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tree の各ノードの代理分岐のタイプを示す n 要素の cell 配列。ここで n は tree のノード数です。各ノードの k で、SurrogateCutType{k} はこのノードの代理分岐変数のタイプをもつ cell 配列です。変数は、最適予測子との結びつきの予測尺度によって降順に並べ替えられており、かつ正の予測尺度をもつ変数のみが含まれています。各ノードにおける代理分岐変数の順序は、SurrogateCutPredictor によって返される変数の順序に一致します。このノードの最適分割変数は現れません。枝ではない (葉) ノードの場合、SurrogateCutType には空のセルが含まれます。代理分岐のタイプは、切り取りが変数 Z に対して Z <V の形式で定義されている場合は 'continuous' に、切り取りが Z がカテゴリのセットの値を取るかどうかによって定義されている場合は切り取り点 V または 'categorical' のいずれかになります。
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SurrogateCutPredictor
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tree の各ノードで代理分岐に使用する変数の名前の n 要素の cell 配列。ここで n は tree のノード数です。SurrogateCutPredictor の各要素は、このノードの代理分岐変数の名前をもつ cell 配列です。変数は、最適予測子との結びつきの予測尺度によって降順に並べ替えられており、かつ正の予測尺度をもつ変数のみが含まれています。このノードの最適分割変数は現れません。枝ではない (葉) ノードの場合、SurrogateCutPredictor には空のセルが含まれます。
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SurrogatePredictorAssociation
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tree の代理分岐に使用する関連性予測尺度の n 要素の cell 配列。ここで n は tree のノード数です。各ノード k に対して、SurrogatePredictorAssociation{k} は数値ベクトルです。SurrogatePredictorAssociation{k} の長さは、このノードに見つかった代理予測子の数に等しくなります。SurrogatePredictorAssociation{k} の各要素は、最適分割とこの代理分岐間の関連性予測尺度を与えます。各ノードの代理分岐変数の順序は、SurrogateCutPredictor に存在する変数の順序になります。このノードの最適分割変数は現れません。枝ではない (葉) ノードの場合、SurrogatePredictorAssociation には空のセルが含まれます。
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W
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スケールされた weights 、長さ n のベクトル、X の行の数。
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X
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予測子の値の行列または table。X の各列が 1 つの変数を表し、各行が 1 つの観測値を表します。
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Y
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categorical 配列、文字ベクトルの cell 配列、文字配列、logical ベクトルまたは数値ベクトル。Y の各行は、X の対応する行の分類を表します。
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