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シミュレーション中のデータの表示
Scope ブロックとスコープ ビューアーを使用すると、経時的なシミュレーション データをすばやく可視化することができます。モデルのプロトタイプを作成する場合、信号を Scope ブロックに接続し、モデルのシミュレーションを行ってから、Scope ウィンドウで結果を表示します。結果を使用して、設計を検証します。モデルをデバッグする必要がある場合は、Scope でオシロスコープのようなツール (トリガーやカーソルの測定など) を使用して問題を特定します。詳細は、スコープによるモデルのプロトタイプ作成とモデルのデバッグを参照してください。
ブロック
Scope | シミュレーション中に生成される信号を表示 |
Floating Scope and Scope Viewer | 信号線を使用せずにシミュレーション中に生成される信号を表示 |
Record | データ ログのワークスペース、ファイル、またはその両方への記録 (R2021a 以降) |
オブジェクト
TimeScopeConfiguration | Scope ブロックの外観と動作を制御 |
ツール
シミュレーション データ インスペクター | データとシミュレーション結果を検査および比較し、モデルの設計を検証して反復します。 |
関数
Simulink.sdi.addTrigger | シミュレーション データ インスペクターで表示の更新を制御するトリガーを信号に追加する (R2020b 以降) |
Simulink.sdi.getTrigger | シミュレーション データ インスペクターで構成されたトリガーに対する信号オプションとトリガー オプションを取得する (R2020b 以降) |
Simulink.sdi.removeTrigger | シミュレーション データ インスペクターの信号からトリガーを削除する (R2020b 以降) |
Simulink.sdi.setRecordData | Specify record mode for logging (R2021a 以降) |
Simulink.sdi.getRecordData | Check record mode for logging (R2021a 以降) |
トピック
- Scope ブロックの一般的なタスク
ログ データ、スコープ イメージの共有、および表示操作を含む一般的なスコープ タスクの手順。
- View Values of Parameters Set as Variables
Evaluate parameters defined as variables or variable expressions while editing a model and during simulation.
- フローティング スコープおよびスコープ ビューアー タスク
頻繁に実行する Floating Scope ブロックおよびスコープ ビューアー タスクの手順。
- プログラムによる Scope ブロックの制御
この例では、プログラミング スクリプトを使用してスコープを制御する方法を説明します。
- Sample Time with Scope Blocks
Understand sample time inheritance when using the Scope and Time Scope blocks.
- シミュレーション データの可視化方法の決定
モデル化およびシミュレーションの各タスクに対して、最適な可視化手法を選択する。
- Scope ブロックとスコープ ビューアーの概要
シミュレーション結果をグラフィックス表示する方法に関する選択肢。
- スコープによるモデルのプロトタイプ作成とモデルのデバッグ
スコープとスコープ測定を使用したモデルのプロトタイプ作成とデバッグ
- ビューアーおよびジェネレーター マネージャー
ブロックのない信号の生成および可視化。
- ソース ブロックのない信号の生成
シグナル ジェネレーターの付加、変更および削除の手順。
- View Streaming Data in the Simulation Data Inspector
Control the time axis, display scaling, and display offset while data is streaming in the Simulation Data Inspector.
- トリガーを使用したデータ ストリーミングの表示の制御
シミュレーション データ インスペクターでトリガーを使用して、プロットの表示が更新されて新しいデータが表示されるタイミングを制御する。
- シミュレーション中の MATLAB 関数でのデータへのアクセス
処理および可視化のために、シミュレーション中の信号データを MATLAB® コールバック関数にストリームします。