ライブ スクリプトとライブ関数
ライブ スクリプトおよびライブ関数は、一連の MATLAB® コマンドを操作する場合に役立つプログラム ファイルです。ライブ スクリプトは、出力、グラフィックス、およびそれらを生成したコードを含んでおり、ライブ エディターと呼ばれる単一の対話型環境でまとめて操作されます。ライブ関数はさらに高い柔軟性を提供し、入力値を渡して出力値を返すことができます。ライブ スクリプトおよびライブ関数に、書式設定されたテキスト、イメージ、ハイパーリンクおよび方程式を追加して、他のユーザーと共有できる対話型の表現を生成できます。詳細については、ライブ スクリプトまたはライブ関数とはを参照してください。
MATLAB コミュニティによる既存のライブ スクリプトを調べるには、「MATLAB Live Script Gallery」を参照してください。
関数
export | ライブ スクリプトまたは関数を標準形式に変換 (R2022a 以降) |
トピック
- ライブ エディターでライブ スクリプトを作成
書式設定されたテキスト、イメージ、ビデオ、ハイパーリンク、および数式を使用してライブ エディターでライブ スクリプトを作成し、生成された出力とグラフィックスおよびその生成元コードを表示する。
- ライブ スクリプトまたはライブ関数とは
MATLAB ライブ スクリプトおよびライブ関数は、ライブ エディターと呼ばれる単一の環境で MATLAB コードと埋め込みの出力、書式設定されたテキスト、数式およびイメージを組み合わせた対話型ドキュメントです。これらは、バイナリのライブ コード ファイル形式 (
.mlx
) とプレーン テキストのライブ コード ファイル形式 (.m
) の 2 つの異なるファイル形式で保存できます。 - コードのセクションの作成と実行
MATLAB コード ファイルをセクションに分割し、全セクションを実行するか各セクションを個別に実行する。 (R2021b 以降)
- ライブ関数の作成
書式設定されたテキスト、イメージおよび数式を使用して、ライブ エディターでライブ関数を作成する。
- ライブ関数のヘルプの追加
関数
help
およびdoc
を使用すると表示されるヘルプ テキストをライブ関数に追加する。 - ライブ スクリプトへの対話型コントロールの追加
スライダー、スピナー、ドロップダウン リスト、チェック ボックス、編集フィールド、ボタン、ファイル ブラウザー、カラー ピッカー、および日付ピッカーをライブ スクリプトに追加して、変数の値を対話的に制御する。
- ライブ スクリプトへの対話型タスクの追加
パラメーターを対話的に検討しコードを生成するためのタスクをライブ スクリプトに追加する。
- ライブ スクリプトと関数を共有およびエクスポートする方法
ライブ スクリプトや関数を他の MATLAB ユーザーに共有したり、PDF ファイル、Microsoft® Word ドキュメント、HTML ファイル、LaTeX ファイル、マークダウン ファイル、または Jupyter® Notebook としてエクスポートして MATLAB の外部で表示したりする。
- ライブ スクリプトおよび関数の比較とマージ
2 つのライブ スクリプトまたは関数の間の変更を表示し、マージする。
- Editor/Debugger Settings
Use Editor/Debugger settings to customize the Editor.