ライブ スクリプトまたはライブ関数とは
MATLAB® ライブ スクリプトおよびライブ関数は、ライブ エディターと呼ばれる単一の環境で MATLAB コードと書式設定されたテキスト、数式およびイメージを組み合わせた対話型ドキュメントです。さらに、ライブ スクリプトでは、出力がその作成元のコードとともに格納され、表示されます。
スクリプトとライブ スクリプトの相違点
ライブ スクリプトおよびライブ関数は、いくつかの点でスクリプトおよび関数と異なります。次の表は、主な相違点をまとめています。
ライブ スクリプトとライブ関数 | 標準のコード スクリプトと関数 | |
---|---|---|
ファイル形式 |
| プレーン テキスト |
ファイル拡張子 |
| .m |
出力の表示 | ライブ エディターでコード付き表示 (ライブ スクリプトのみ) | コマンド ウィンドウで表示 |
テキストの書式設定 | 書式設定されたテキストをライブ エディターで追加および表示 | パブリッシュ マークアップを使用して書式設定されたテキストを追加し、パブリッシュして表示 |
視覚的表現 |
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制限
R2019b より前では、ライブ エディターは、MATLAB でサポートされている一部のオペレーティング システムでサポートされていませんでした。
サポートされていないオペレーティング システムには以下が含まれます。
Red Hat Enterprise Linux 6
Red Hat Enterprise Linux 7
SUSE Linux Enterprise Desktop Version 13.0 以前
Debian 7.6 以前
さらに、オペレーティング システムによっては、MATLAB Version R2016a から R2019a でライブ エディターを実行するには追加の構成が必要となります。お使いのシステムでライブ エディターを実行できない場合、システムの構成方法をテクニカル サポートにお問い合わせください。