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ライブ スクリプトまたはライブ関数とは

MATLAB® ライブ スクリプトおよびライブ関数は、ライブ エディターと呼ばれる単一の環境で MATLAB コードと書式設定されたテキスト、数式およびイメージを組み合わせた対話型ドキュメントです。さらに、ライブ スクリプトでは、出力がその作成元のコードとともに格納され、表示されます。

Example live scripts

スクリプトとライブ スクリプトの相違点

ライブ スクリプトおよびライブ関数は、いくつかの点でスクリプトおよび関数と異なります。次の表は、主な相違点をまとめています。

 ライブ スクリプトとライブ関数標準のコード スクリプトと関数
ファイル形式 プレーン テキスト
ファイル拡張子
  • .mlx

  • .m (R2025a 以降)

.m
出力の表示ライブ エディターでコード付き表示 (ライブ スクリプトのみ)コマンド ウィンドウで表示
テキストの書式設定書式設定されたテキストをライブ エディターで追加および表示パブリッシュ マークアップを使用して書式設定されたテキストを追加し、パブリッシュして表示
視覚的表現

Live script with code, output, and formatted text

Plain code script showing code and green commented text

制限

  • R2019b より前では、ライブ エディターは、MATLAB でサポートされている一部のオペレーティング システムでサポートされていませんでした。

    サポートされていないオペレーティング システムには以下が含まれます。

    • Red Hat Enterprise Linux 6

    • Red Hat Enterprise Linux 7

    • SUSE Linux Enterprise Desktop Version 13.0 以前

    • Debian 7.6 以前

    さらに、オペレーティング システムによっては、MATLAB Version R2016a から R2019a でライブ エディターを実行するには追加の構成が必要となります。お使いのシステムでライブ エディターを実行できない場合、システムの構成方法をテクニカル サポートにお問い合わせください

参考

トピック