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ライブ コード ファイル形式 (.mlx)
MATLAB® は、ライブ スクリプトおよびライブ関数を拡張子 .mlx
のライブ コード ファイル形式でファイルに保存します。ライブ コード ファイル形式は、zip ファイル形式の拡張版である Open Packaging Conventions テクノロジーを使用します。コードと書式設定されたコンテンツは、出力とは別に、Office Open XML (ECMA-376) 形式を使用した XML ドキュメントに保存されます。
ライブ コード ファイル形式の利点
ロケール間で相互利用が可能 — ライブ コード ファイルは、すべてのロケールの文字の保存と表示をサポートしているため、国を問わずファイルを容易に共有できます。たとえば、日本語のロケール設定でライブ スクリプトを作成し、ロシア語のロケール設定でそのライブ スクリプトを開くと、ライブ スクリプト内の文字は正しく表示されます。
拡張可能 — ライブ コードは、ECMA-376 形式で拡張できます。ECMA-376 形式は、Microsoft Word によって提供されているさまざまな書式設定オプションをサポートしています。また、ECMA-376 形式は、標準で提供される形式を超えて形式を拡張しなければならない場合には、任意の名前と値のペアにも適応します。
上位互換性 — ECMA-376 標準の上位互換性手法を実装することで、将来のバージョンのライブ コード ファイルと以前のバージョンの MATLAB の互換性が保たれます。
下位互換性 — 将来のバージョンの MATLAB は、以前のバージョンの MATLAB によって作成されたライブ コード ファイルをサポートできます。
ソース管理
ライブ スクリプトまたはライブ関数間のコードの相違を判別して表示するには、MATLAB 比較ツールを使用します。
ソース管理を使用する場合、.mlx
拡張子をバイナリとして登録します。詳細については、バイナリ ファイルの SVN への登録またはバイナリ ファイルの Git への登録を参照してください。