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Web ページでの対話型グラフィックスの表示

R2026a 以降

Web ページに対話型グラフィックスを表示するには、Web キャンバスを含む HTML ファイルを作成します。Web キャンバスでは、MATLAB® ライセンスがなくても一部のプロット操作を利用できます。Web キャンバスの一部の可視化で、パン、ズーム、および回転の操作がサポートされます。ベクトル グラフィックスと同様に、Web キャンバスではズーム レベルに関係なく鮮明なグラフィックスが表示されます。インターネットに接続された Web ブラウザーを使用して HTML ファイルを開いたり、他のユーザーとファイルを共有したり、Web サーバーでホストしたりできます。

Web キャンバスで HTML ファイルを作成する方法は 2 つあります。

  • Figure からオブジェクトをエクスポートします。

  • ライブ スクリプトをエクスポートします。

Figure からのオブジェクトのエクスポート

Web キャンバス内にグラフィックスのみを含む HTML ファイルを作成するには、exportgraphics 関数を使用します。この関数を呼び出すには、エクスポートするオブジェクトと HTML ファイルの名前を入力引数として指定します。

たとえば、表面プロットを作成して、Figure の内容を HTML ファイルとしてエクスポートします。

surf(peaks)
exportgraphics(gcf,"mysurfaceplot.html")

このプロットでは、プロット ボックス内でドラッグやスクロールを行ったり、任意の座標軸をドラッグして範囲を変更したりできます。

ライブ スクリプトのエクスポート

テキストやコードとともに対話型グラフィックスを含む HTML ファイルを作成するには、ライブ スクリプトを作成し、Web キャンバス オプションを使用して HTML ファイルとしてエクスポートします。ライブ エディターでライブ スクリプトを開いた状態で、[エクスポート][HTML にエクスポート] を選択します。[HTML にエクスポート] ダイアログ ボックスの [出力パス] ボックスで保存先ファイル パスを設定します。[さらに表示] セクションを展開し、[Figure の形式][対話型 Web キャンバス] に設定します。(または、export 関数を使用して、プログラムでライブ スクリプトをエクスポートすることもできます。)

Export dialog box showing export to HTML options

制限

Web キャンバスにどのタイプのプロットを表示する場合でも、鮮明で高品質なグラフィックスが得られます。ただし、場合によっては操作に制限があります。この表を使用して、Web キャンバスがご使用のグラフィックスの操作をサポートしているかどうかを確認してください。

グラフィックス機能操作のサポート

座標軸のタイプ

サポートあり:

  • axes 関数およびほとんどの直交座標プロット関数を使用して作成された axes オブジェクトに対する操作

サポートなし:

  • polaraxesgeoaxesmapaxes (Mapping Toolbox) の各関数を使用して作成された axes オブジェクトに対する操作

  • HandleVisibility プロパティが "off" に設定された axes オブジェクトに対する操作

操作のタイプ

サポートあり:

サポートなし:

  • データ ヒント、座標軸ツール バー、カメラ ツール バー

  • コールバック関数

  • エクスポート前に設定した操作モード (たとえば、座標軸ツール バーまたはカメラ ツール バーからズーム モードを有効にした場合)

プロットとデータのタイプ

サポートあり:

  • 1 つの y 軸をもつプロット内の線形スケールの数値データでは、一般的な操作がサポートされます。たとえば、直交座標ライン プロット、散布図、棒グラフ、ヒストグラムなどがあります。

サポートなし:

次の場合、操作はサポートされません。

  • 対数プロット、高精度データ (非常に大きい数値または非常に小さい数値) を含むプロット、および副軸ラベルに指数 (×106 など) を含むプロット

  • datetime、duration、または categorical データを含むプロット

  • yyaxis 関数を使用して作成されたプロット

  • heatmapstackedplotscatterhistogram などのスタンドアロンの可視化

アプリ

サポートなし:

  • UI コンポーネントは、Web キャンバスには表示されません。

  • ライブ エディターのアプリは静止画として表示され、対話型機能はありません。

対話型 Web キャンバスのセキュリティについての考慮事項

機密情報を HTML ファイルに含めないでください。グラフィックスの内容とデータは符号化されますが、暗号化はされないため、第三者が情報を抽出できる可能性があります。

参考

関数

トピック