yyaxis
2 本の y 軸があるチャートの作成
説明
yyaxis left
は、現在の座標軸のうち、左の y 軸に関連付けられている側をアクティブにします。後続のグラフィックス コマンドは左側をターゲットにします。現在の座標軸に y 軸が 2 本含まれていない場合、このコマンドは 2 番目の y 軸を追加します。軸がない場合、このコマンドはまずそれらの軸を作成します。
yyaxis right
は、現在の座標軸のうち、右の y 軸に関連付けられている側をアクティブにします。後続のグラフィックス コマンドは、右側をターゲットにします。
例
入力引数
制限
2 本の y 軸を操作するときに以下は実行できません。
座標軸を回転する (2 次元表示のみ)。
注釈を固定する。
copyobj
を使用して axes オブジェクトをコピーする。
ヒント
座標軸のアクティブな側を調べるには、
Axes
オブジェクトのYAxisLocation
プロパティをクエリします。左側がアクティブな場合はプロパティが'left'
に、右側がアクティブな場合はプロパティが'right'
に設定されています。y 軸を 2 本もつAxes
オブジェクトのYAxisLocation
プロパティは読み取り専用です。アクティブな側をクリアするには、
cla
を使用します。座標軸の両側をクリアして右の y 軸を削除するには、cla reset
を使用します。別の方法として、両側のクリアと右の y 軸の削除を、次のプロット コマンドまで待つこともできます。そのためには、Axes
オブジェクトのNextPlot
プロパティを'replaceall'
に設定します。Axes
オブジェクトのChildren
プロパティには、アクティブな側の子のみが含まれます。両側のすべての子にアクセスするには、関数allchild
を使用します。
アルゴリズム
バージョン履歴
R2016a で導入